湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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図書館でバッハ発見

2005年06月09日 | Weblog
[ベルリン 8日 ロイター] これまで知られていなかったドイツの作曲家、ヨハン・セバスチャン・バッハのアリアがドイツ東部ワイマールで発見された。研究者が8日、発表した。

ライプツィヒの「バッハ資料財団」の調査部長、ペーター・ヴォルニー氏によると、手書きの楽譜に記され作品は、バッハの初期のもので、紛失を免れた数少ないもののひとつだという。

「バッハのこの時期の新たな発見は、新たな側面を見出す可能性を広げてくれます」

楽譜は、地元ワイマールの詩人の詩が収録されている本の最後にあった。作品は1713年にワイマール大公の誕生日プレゼントとして贈られたもの。バッハのアリアは詩に随伴するものとして作曲された。

楽譜が発見されたのは、昨年9月に火事に見舞われたワイマールのアンナ・アマリア図書館。製本の仕方に興味を持った図書館員が火事の1ヶ月前に移したために、焼失を免れたという。

・・・昨日のニュースですが。図書館が火事になって見つかるなんて、ヨーロッパって奥深い。
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