goo blog サービス終了のお知らせ 

湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

プロコフィエフ:古典交響曲(交響曲第1番)

2008年08月11日 | プロコフィエフ
◎オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団(Don Industriale:CD-R)1979/4/22live

この浅い曲のライヴ記録としてはこれがベストだ。とにかくオケに技術がないと話にならない曲、しかもプロオケでもトップクラスでなければちゃんと揃ってアンサンブルして更に解釈を載せて、なんて芸当は出来ない。オーマンディは分厚い音響によって細かい精度のブレを補ういつものやり方をしているが(通常この曲に弦の大編成は用いないものだ)それがなくても黄金期のフィラ管である、技術的に余裕綽々なのが透けて見える。しかしとくにヴァイオリン、その技術に安住することなくメンバー一人ひとりが積極的に演奏を仕掛けてくる。ロシアオケのような音のバラケ味が却って迫真性を生んでいるのだ。余りの古典的な浅さにアペタイズ的扱いをされ、あるいは啓蒙曲のように使われる曲だが、この演奏では完全に大交響曲である。聴き応えがある。オケの気合の入った演奏振りを背景とした表現には深みが自然と醸され、この曲で飽きなかった唯一の演奏。◎。

↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!

素晴らしい すごい とても良い 良い

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ブラームス:交響曲第3番 | TOP | プロコフィエフ:交響曲第6番 »
最新の画像もっと見る

post a comment

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | プロコフィエフ