goo blog サービス終了のお知らせ 

湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

☆オルフ:カルミナ・ブラーナ

2017年12月19日 | ドイツ・オーストリア
◎ストコフスキ指揮ボストン交響楽団ほか(DA:CD-R)1954live

とにかく攻撃的な演奏である。スピードもさることながら音のキレが非常に激しく、とくに合唱の音符の切り詰め方にはしょっぱなからから焦燥感を煽られある意味小気味いいくらいだ。シェルヒェンの芸風をやはり想起してしまう。歌によってばらつきがないとも言えないしブラスはどうもブカブカとふかす感じだが、総体として終始楽しめるようにできており飽きさせることはまず、ない。盛大な拍手もわかる非常に興奮させられる演奏である。ストコの生命力は凄い。原典主義とは無縁の世界だってあっていいし、だいたいビートルズの弦楽四重奏編曲とか平気でやる分野の音楽家が、近現代の作品で多少譜面をいじることを何故躊躇し嫌うのか、金銭的権利的権力的問題以外の部分では私にはとうてい理解し難い部分があるなあ。

※2006-10-27 09:41:42の記事です

Comments (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ☆グラズノフ:ヴァイオリン協... | TOP | ☆ロフラー:少年時代の思い出... »
最新の画像もっと見る

2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
それ (田豊)
2006-10-27 20:55:22
面白そう。

とにかくオーダー
返信する
ストコは (岡林)
2006-10-27 22:07:13
録音次第の気がします。モノラル末期の安定した音ですと聴きやすいし、非常に求心力があるように聞こえます。ストコの音は拡散傾向があるので、ステレオ化しないほうが聴きやすい部分もあるかもしれませんね。正規録音の比較的牧歌的なものよりアグレッシブで生々しかったです。
返信する

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | ドイツ・オーストリア