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湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ(リハ) 

2006年03月22日 | ラヴェル
フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル(TAHRA)1953/4LIVE・CD

通しリハに近いものを含むほぼ全曲が聴ける。しかし録音は悪い。ピッチは高いし篭っていて重い。演奏自体も重く、ロマンティックな厚い雲が本来の軽やかさを覆い隠している。むせ返るような甘い音、力強く分厚い音響は説得力はあるが、ラヴェルのさりげないよさを引き出しているとは言いがたく、テンポの異常な伸び縮みも、さすが自然ではあるが違和感は拭えない。余りザッツを合わせるとかいった意識がないのはしょうがないが、人によっては聞きとおすのは難しいだろう。ぶつ切れリハであり、それを前提に聞くべきなのは言うまでもないが、このロマンチシズムに嫌悪感をおぼえるラヴェル・ファンもいると思う。総じて無印。

前に書いたおぼえもあるが構うもんか。
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