湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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マーラー:交響曲第6番

2006年11月21日 | マーラー
○ドラティ指揮シカゴ交響楽団(DA:CD-R)1971live

正直3楽章まではまったくそそられない、余りに「普通」なのである。解釈もそのまんまで殆ど特殊なことは行っておらず、また録音が悪い。ステレオだがモノラルと勘違いしそうなエアチェックで、スケルツォなどかなり聴きづらかった。しかし終楽章の盛り上がりには驚いた。まるでここだけで一つのドラマを作るのが目的であったかのようなボリューム感とオケの合奏力が、あくまで奇をてらわない直球ではあるけれど耳を話さない。最後のブラヴォーの渦もうなずける名演ぶりだ。これは特徴的なものは何一つ無いけれど、実演だったら感動したであろう演奏。○。

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