〇ゴロワノフ指揮ロシア国立交響楽団(LARGO)LP
暗いスラヴ行進曲的な主題と、エキゾチックな民族舞踊音楽主題がひたすら交互に繰り返される。前者は結構常套的な展開だが入り易い。後者はシェヘラザード終曲的で腕の見せどころ。管楽器の艶めかした音色と機敏な動きにゴロワノフらしからぬ統率力を感じさせる。各セクションがばらばらになりがちなゴロワノフが楽団の素晴らしい調子に乗って、まとまりよくかなり出来がいい。曲は親しみやすいが飽きるので聴き過ぎ注意。特徴的な演奏ではないが聞きごたえあり。
暗いスラヴ行進曲的な主題と、エキゾチックな民族舞踊音楽主題がひたすら交互に繰り返される。前者は結構常套的な展開だが入り易い。後者はシェヘラザード終曲的で腕の見せどころ。管楽器の艶めかした音色と機敏な動きにゴロワノフらしからぬ統率力を感じさせる。各セクションがばらばらになりがちなゴロワノフが楽団の素晴らしい調子に乗って、まとまりよくかなり出来がいい。曲は親しみやすいが飽きるので聴き過ぎ注意。特徴的な演奏ではないが聞きごたえあり。