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湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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☆ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」

2017年08月08日 | 北欧・東欧
○レニングラード・フィル協会弦楽四重奏団(MELODIYA)LP

タネーエフ弦楽四重奏団の旧称。しかしこれは巧い!曲が冗長なので正攻法では正直飽きる部分もあるのだが、テクニック的にもまとまり的にも、ロシア流儀ではあるが音色的にも国民楽派の器楽曲として素晴らしいものを見せている。奇をてらったところのない表現はしかし最近の演奏にみられるような妙に透明感のある無味乾燥あるいは常套的な穴には堕ちていない。これはやはり隙の無い音色表現に尽きるといってもいい。細かいヴィブラートがえもいわれぬ味をはなっている。個人的に◎でもいいとは思うのだが、理由は余りはっきりとはしないのだが少なからず飽きてしまう部分があったので○にしておく。奇をてらわないのが仇?

※2006/8/11の記事です

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