湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ドビュッシー:三つの交響的エスキース「海」

2007年06月27日 | ドビュッシー
○オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団(SCORA)1958/5/29モスクワlive・CD

もちろん古い録音のしかも「CD復刻」のため最高評価にはしづらいのだが、音の密度・ボリュームと音量変化のすさまじさは並ではない(波だけに)。それもいつものフィラ管の少し砂糖の入った味の濃さではなく、ひたすらストイックな強さなのだ。パワーも技量も確実にロシアオケに対抗意識を燃やしているさまが聞いて取れて、いや、オケというのはつくづくこういうものなんだなあ、と思った。かなり凄まじい終演後のそれほどでもない客席の拍手は、政治的理由か?西欧なら文句なしにブラヴォの渦だろう(少しブラヴォも聞こえる気がするが)。○。

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