○ゴーベール指揮パリ音楽院管弦楽団(COLUMBIA)1929・SP
色彩的でリズムの明瞭ななかなか迫力のある演奏。純管弦楽的な表現で、描写音楽にしては抽象度が高い。ベートーヴェン的ですらありベルリオーズ的でもある。ロシア国民楽派のルーツとしてのリストを感じさせるのは編曲のせいか、現行版より西欧的なパセージが特徴的。聴く価値ある演奏。
色彩的でリズムの明瞭ななかなか迫力のある演奏。純管弦楽的な表現で、描写音楽にしては抽象度が高い。ベートーヴェン的ですらありベルリオーズ的でもある。ロシア国民楽派のルーツとしてのリストを感じさせるのは編曲のせいか、現行版より西欧的なパセージが特徴的。聴く価値ある演奏。