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湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ストラヴィンスキー:バレエ音楽「プルチネルラ」組曲

2012年12月27日 | ストラヴィンスキー
◎作曲家指揮コロンビア交響楽団(sony、CBS)1965・CD

この頃のコロムビア響はほんとに達者。各パートのバランスがとれ音もロスフィルが母体とは思えないほどニュートラルで、明るく透明なある意味アメリカ的な一つの極みを示している。パート剥き出しの部分では音色にきつさが垣間見えるところも皆無ではないが、しかしこれだけ弾き熟していれば十分だろう。アンサンブルは機械的といえば機械的だがアクセントの付け方にストラヴィンスキー特有の「乱暴さ」が感じられ、客観的で冷めた演奏にはならない。前のめりのテンポで同曲にしてはかなり熱した演奏ではないか。それを擬古典の範疇を越えずにやってのけるのが作曲家(編曲者?)ならでは?◎。
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