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湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ブリテン:歌劇「ピーター・グライムズ」〜四つの海の間奏曲

2018年10月25日 | Weblog
マリナー指揮ダヌビア・ユース交響楽団(放送)2003/3/21live

英国音楽コンサートの前プロ。硬質な響きの曲は鋭いマリナーによくあっている。楽団も非常によく働いておりセッション録音並みの出来。響きはコープランドやウォルトン(中プロがウォルトンのヴァイオリン協奏曲)によく似ているが、特にしつこい「嵐(四楽章)」の最終場面はマーラーなどを思わせる。ロマンティックで旋律重視の部分はコープランドら新古典主義の作品には無い。ショスタコとは似ても似つかないが強いて言えば旋律的な部分は似ているかもしれない。また極めて描写的で、それも最小限の音の重ね方で演出していくから演奏側の鋭さが鋭いほど綺麗に聴こえる。この演奏はまさに。
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