湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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バルトーク:二台のピアノのための組曲 OP.4B(1943)

2005年02月23日 | 北欧・東欧
ディッタ・パーストリ・バルトーク(P)コメンソリ(2ndP)(HUNGAROTON)

管弦楽組曲第2番(1905-7,20改訂,43改訂)からの編曲。かなり長々しい曲だが、民族的で平易な曲想ゆえ硬派なバルトークが苦手な向きは寧ろ聴き易いだろう。ドビュッシーの影響が強かった初期バルトークの詩情が漂っている。私のLPは状態があまりよくないのでなかなか入り込めなかったし、ディッタ夫人のピアノもやや硬い(でも繊細なフレーズはとても美しくスマートに決まっている)。今はCDになっているのだろうか?無雑音のCDならきっともっと楽しめたろう。ここでは無印にしておく。ディッタ夫人のレコードはフンガロトンに沢山ある。ミクロコスモスなど比較的平易なものが多いのはディッタ夫人の技巧の限界ゆえかもしれない。この演奏を聞くかぎりでも余り器用とは言えないから。ステレオ。
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