湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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2019/12/14日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ27(蒲田駅→西糀谷→幸の湯→穴守稲荷神社→旧穴守稲荷神社大鳥居→天空橋駅)

2019年12月15日 | 東京温泉
あまりの寒さに風邪をひいて寝込んでいました。天空橋はほんとに天空橋で、住所は羽田空港なんですね。ほんとに寒い。よって連日温泉めぐりウォーキングは途絶えてしまいましたが、おかげで背筋痛も和らいだようです。休息は必要だ。

蒲田起点で、京急のほうに向かうあたりの温泉銭湯は初めて。ちょっと遠かったですが、おかげで長いこと行けなかった「呪いの大鳥居」まで足を伸ばすことができました。無事空港駐車場から敷地外へ移転完了し、路傍にライトもなく立っています。目の前なのに迷った。

蒲田から糀谷は近いですね。2キロとありますがもっと近く感じました。羽田のような埋立地ではないので程よく下町情緒があります。ぼほ東へ真っ直ぐ。





























幸の湯はわりと奇跡的に残った銭湯ではないでしょうか、このあたりに温泉銭湯は他になく、しかも黒湯と聞いていたのに分析結果は少し異なる。カリウム、カルシウム、マグネシウム-塩化物冷鉱泉とあります。ナトリウム以外の成分が強調される。黒湯の塩湯もあるにはありますけど、こちらはほぼ透明な冷泉です。内湯は僅かに褐色がかり濁りを生じていますが、これはバブルのせいかもしれません。穴蔵のような露天風呂(声が外へ響き苦情があったようで厳重に壁で取り囲まれてしまってます)は私の目には何の色も見えません。循環で消毒してそうですけれど、湯の肌触りは塩のない黒湯より強く、露天風呂は熱いのでけっこう温まります。浴室構造も立体的で面白い。階段の上に水風呂とサウナがありますので、サウナ使わないなら階段は使わない。閑散時間帯だったにもかかわらずそこそこ、年齢層もばらけて人はいましたよ。混んでたらどうかわかりませんが、居心地は良かった。温まりました。ただ冬の海際の快晴の風が、じきに熱を奪ってしまったのは冒頭の通り。




比較的大きな家が点在します。社も多い気がします。





環八へ。





どんどん海へ向かいます。羽田空港も2、3キロ圏内。



はい。羽田の大神社。穴守稲荷です。
実際はもっと海の方にあり鳥居の列と商店街が有名で、栄えていました。狐塚もあった。



羽田が米軍に接収されたとき移転、残された鳥居の一つが「壊そうとすると災いがあったので駐車場に残された大鳥居」だったわけです。大鳥居というほどに巨大なのではなく、基礎が頑丈すぎて壊すよりほかない、むしろ羽田の米軍飛行場の象徴として留め置かれたともいわれています。20年近く前に今の場所(この穴守稲荷とは別の運河沿い)まで動かされて何も起きなかった、というオチがつきます。そのころ文献検証などしても、もちろんアメリカの話なので限界はありますが、それらしい「災い」があったという記録はなかったと聞きました。




びっくりしました。
大改修工事に付き、祠は整理され鳥居群は束ねられ、願をかけて地面から取って持ち帰る「神砂」は箱におさめられそこから取ることになっていました。





























主要な祠はこちらにまとめられている。









幸稲荷がいらっしゃいます。


















庚申塔も三猿がこんな配置でめずらしい。


社からさほど遠くないところに前記の大鳥居があります。天空橋駅からは南に離れています。







平和大鳥居と名付けられています。















天空橋駅へ戻って終了。
お疲れ様でした。








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