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湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番

2007年01月17日 | ショスタコーヴィチ
○エドリーナ(P)ボロディン四重奏団のメンバー(MELODIYA)1972・CD

かなり「引いた」客観的な演奏で、録音が時代のわりに殆ど50年代モノラルを彷彿とさせるような調子で板起こしのような感じが限りなくする。カップリングのプロコ2番と比べ表現は確かに深化しておりピアノも打鍵が強くしっかりした構築的な演奏として聞くことができる。しかしスケルツォはもっと火花の散るようなアンサンブルが聴きたいし、全般に早いテンポをとるべきところが悉く遅すぎる。客観的な演奏なのに録音のせいでそんなに悪い感じはしないのは皮肉か。ショスタコとしては確かに内容の深みを感じさせるに十分な重厚さを持ち合わせた、そこらへんのあんちゃんにはできないものにはなっている。○。

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