湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ストラヴィンスキー:花火

2007年03月05日 | ストラヴィンスキー
○ピエルネ指揮コンセール・コロンヌ管弦楽団(PARLOPHONE)SP

録音がやや遠く高音の伸びや厚みに欠けるためか弾けているのか弾けていないのか判然としない箇所もある。リムスキーというよりラヴェル、中間部以降はワグナーのような演奏、というと当たり前かもしれないが、リリカルなソロ管楽器の動きを明瞭に浮き立たせ、スクリアビンふうの響きのくぐもりもそれほど音に厚みを持たせず、軽やかでさっとした演奏に仕上げている。それほど深みのない演奏だがそういう曲ではある。○。

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