湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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プロコフィエフ:ロメオとジュリエット第二組曲~モンターギュ家とキャプレ家ほか

2005年06月02日 | プロコフィエフ
○スヴェトラーノフ指揮ソヴィエト国立交響楽団(MSC)1982/11/24・CD

これは昔ながらのロシア式吹奏法とこの上なく派手な音響を生み出すというこの指揮者の特性を如実にあらわしたもので、目をつぶってもこの人の演奏とわかるたぐいのものである。といっても今手元にデータがなく、音だけでスヴェトラと判断して書いているわけだが、他のロシア指揮者のいろいろ細かい演奏を聞いてきて、やっぱり極めて個性的だなと感じた。そしてこれがスタンダードになり全てのロシアの演奏の基準のものさしにしてしまうことの危うさも感じた次第である。演奏自体は莫大になりがちだけどリッパと言っていいでしょう。
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