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湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

グラズノフ:バレエ曲「ライモンダ」~間奏曲抜粋

2014年02月27日 | グラズノフ
○スヴェトラーノフ指揮ソヴィエト国立交響楽団(放送)1970年代/4/6ブダペストlive

じつはこのベト7をメインとする演奏会で一番耳を惹いたのはこの曲で、リズムよしキレよしで楽曲は凡庸であるもののじつに爽快に聞けた。
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グラズノフ:交響曲第5番~ⅡⅢ

2014年02月06日 | グラズノフ
○ボーアス指揮ハーグ管弦楽団?(私家盤)LP

地味な演奏で技術もそれなりといったところか。若い指揮者で誠実さは感じられ、アンダンテ楽章には心象的な情緒がたたえられており、ロシアの演奏にはない「引きの芸」がいい雰囲気を醸している。しかしながら、これはどうもアマチュアの演奏臭い。オケ名は正確にはわからない。○。
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グラズノフ:ステンカ・ラージン

2014年02月06日 | グラズノフ
○ジャルディーノ指揮パリ音楽院管弦楽団(pathe)SP

要領がよくリズム感のよい指揮者だが、どこか垢抜けない。フランスよりはやはりロシア的。そういう曲だからそれでいいのだが、加えて現代的な無難さがある。色彩味はさすがこのオケといったところ。エイコーラーが美しい。録音年代は比較的新しいか。
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グラズノフ:夢

2014年02月06日 | グラズノフ
○ジャン・デヴェミー(HRN)アルベール・ヴォルフ指揮ラムルー管弦楽団(POLYDOR)SP

何とも懐かしい音である。ホルンは木管楽器なのだなあ。。演奏は爽やかで色彩味がある。○。
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グラズノフ:バレエの情景~Ⅲ.マズルカ

2014年02月06日 | グラズノフ
○エリアスベルク指揮レニングラード管弦楽団(USSR)SP

いかにも最盛期グラズノフのボロディン風味の曲で、エリヤスベルクは若々しくもりたてる。ただ録音のせいもあって貧弱な感も否めない。ロジェストなどを聴くとスケールの大きな楽曲にきこえるが、ここではやや小さい。
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グラズノフ:謝肉祭序曲(冒頭欠落)

2013年09月16日 | グラズノフ
○チェリビダッケ指揮ベルリン放送交響楽団(audite)1945・CD

ボックス収録で恐らく初出。テンポが前に行かないものの愉悦感溢れるリズムとスピードで聴かせるチェリビダッケらしい国民楽派だ。緩徐旋律など透明感があり、ロシアの曲であることを忘れさせる。ドイツっぽくありながらそれにとどまらない表現が聞かれる。細かい動きがなかなか難しいグラズノフだが、オケは余程鍛えられたのか何とかやりきっている。フルヴェンぽい力感あるクライマックスあたりもいい。ただ、録音は悪い。○。
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グラズノフ:弦楽四重奏曲第5番

2013年08月26日 | グラズノフ
◎サンクトペテルブルク四重奏団(delos)CD

ここまで解釈を尽くした演奏もあるまい。一楽章はいくらなんでもやり過ぎの感が否めないが三楽章はここまでやらなければ伝わらないのだ、という真理を聞かせてくれる。ファーストだけが異常に雄弁で音はやや硬くけして無茶苦茶上手い団体ではないのだが、これは交響曲として書かれたものであると喝破したかのような、まるで往年の巨匠系指揮者のやっていたようにダイナミック、細かく大きな起伏の付けられた表現をしている。偶数楽章はもっと直線的演奏の方が合っているかもしれない、異論があってもいいが、スタイルを固持し一貫している。もう一つ文句をつけるならワルツ主題がワルツになっていない、でもこれは抽象音楽の表現としては正しい。とにかく同曲の録音史上最もやり過ぎた演奏であり、やり込んだ演奏であり、これ以上曲を理解した演奏もなかろう。◎。
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グラズノフ:幻想曲「森」

2013年08月08日 | グラズノフ
◯オルロフ指揮ソヴィエト国立放送管弦楽団(musiconline他)CD

ワンパターンなロシア節が横溢するがグラズノフには珍しい鳥の鳴き声の模倣や印象派のような絵画的表現が終盤を盛り立てる。オルロフはこのオケの方が合っているらしい。ワグナーやリムスキーのような壮大さは無いもののグラズノフそのものの魅力のみを上手く引き出している。
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グラズノフ:バレエの情景~操り人形

2013年08月08日 | グラズノフ
◯オルロフ指揮ソヴィエト国立放送管弦楽団(musiconline他)CD

チャイコ風のバレエ小品といった趣だがフランス的な洒落た響きも楽しく、ここではオルロフもきらびやかにやってのけている。
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グラズノフ:バレエ曲「お嬢さん女中」抜粋

2013年08月08日 | グラズノフ
オルロフ指揮ボリショイ劇場管弦楽団(musiconline他)CD

伝説的指揮者オルロフによるグラズノフの代表作から6曲抜粋だが、古い録音ゆえの脇の甘さや素朴さが耳につく。下手ではないが今の耳からすると褒められたものではない箇所も多い。おしなべて木管はよくできているが弦が雑然としている。ソリストすらとちる。曲の古臭さがひときわ際立つような解釈の無個性さも気になる。無印。つまんなかった。
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グラズノフ:交響曲第7番「田園」

2013年07月24日 | グラズノフ
◯エリアスベルク指揮レニングラード交響楽団(?)1965/11/11live・LP

二軍オケが全般的に弱すぎてどうにもこうにもこの難曲を乗り切ってない(フィナーレ最後ブラスの印象的なフレーズがごっそり落ちてるのにはがっくり)。ただエリアスベルクの速めで余り揺れないテンポはそれはそれで面白く聴けるところがある。仕掛けの多い曲は変に揺らさないほうがいいのだ。まあ、そうじゃないと弾けないオケなのかもしれないが。集中力もあり、アーティキュレーション付けの面白い部分も3楽章など散見され、指揮者の個性も垣間見える。ライヴだからしょうがないか、という点も勘案して○はつけられるだろう。この指揮者はリズム感が良い。
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グラズノフ:祝典序曲

2013年07月23日 | グラズノフ
◯エリアスベルク指揮レニングラード交響楽団(?)1965/11/11live・LP

音外しやテンポがもたつくところもあるが、リズム感はよく、歌いどころは過度にならない程度に歌い込み、オケの力不足か感情を揺り動かす音にはなっていないが、ちょっと鄙びた風情のグラズノフを聴くのも一興かと思う。グラズノフの作曲の腕が光る曲である一方難度もあるのでテンポが前に向かわないのか。悪くはないが。。◯。
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グラズノフ:バレエ曲「ライモンダ」~間奏曲抜粋

2013年07月23日 | グラズノフ
◯エリアスベルク指揮レニングラード交響楽団(ペテルブルグ放送)1963?

いきなり思い入れたっぷりのフォルテから入り、この指揮者もやはりロシアの古い指揮者だったんだと実感させる。まるでワグナーの楽劇のような曲、演奏ぶりに、明らかにロシアの音でありながら西欧的な劇性も面白い。
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グラズノフ:5つのノヴェレッテ~Ⅱ、Ⅲ

2013年07月19日 | グラズノフ
◯アンドルフィ四重奏団(disque a aiguille)SP

録音年代は古い模様だが、オリエンタレからは技巧派で、軽やかなアンサンブルをこうじる演奏スタイルがききとれる。現代的というか、フランス風というか、ロシアの演奏ではないことはたしかだ。間奏曲ではポルタメントも出てきてさすがに古臭さは否めないが、これがまた何とも言えない音色で、派手さはないが印象に残る。どこのパートが突出するでもなく、アンサンブルとしてよくできた団体だと思う。ボロディンふうの音響なのにドビュッシーふうに聴こえるのがいい。◯。
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グラズノフ:コンサート・ワルツ第1番

2013年07月04日 | グラズノフ
○ヘルツ指揮サンフランシスコ交響楽団(victor/PRSC)1928/2/28

ヘルツ録音末期のものだが、言われるほど全然悪くない。ワルツになってない(揺れない)、というのは他の(とくにアメリカの)演奏ではいくらでもあるし、この前進力とこの時代にしては高い技術、緊張感、そして華やかに開放的な響きはpristineのレストアのせいもあるかもしれないが決して悪くない。前進力ありながらリズムが強く刻まれるのが心地いい。ロシア臭さのようなローカリズムから解放された音楽を楽しめた。
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