せっかくホームボタンを直したのに(本当は交換したかったのですが)肝心の液晶パネルを交換していませんでした。
またもや開けなければなりませんが、特殊工具(吸盤)があまりに楽に作業できるので苦痛には思わなくなりました。
さてこれが液晶パネルです。元のはバックライトが切れた(接触不良を疑ったのですが)状態なので、暗くてほとんど見えません。
バックライトといっても白色LEDですが、うまく光を拡散させているものだと常々感心していました。
写真の状態は、iPhone3GSのフロントパネルから外した状態です(左)
ネットの交換方法をみると、かなり無茶というか、それは液晶を壊すだろうといった方法を平気で紹介しているように思ったのですが
液晶パネルのホームボタン側の所に、プラのへらを突っ込み、押し上げるのではパネルが歪んでしまいます。やはり。
ここは、両側のビス5本を外し、アートナイフでフロントパネルに繋がっている外側ガイドと、写真左の液晶パネル上部のガイドとの間に
差し込む事で隙間があき、あとは簡単に液晶パネルを外すことができます。
でも購入したものは白色のカバーがついていますが、こういう仕様のようでした。元のは銀色の薄い金属シートとなって少し状況が
違っていましたが、ガイドを付けかねなければ固定できないので左のを外してみました。またもや端を両面テープで固定されていましたが
簡単に外れました。
あとは組み込むだけですが、フロントパネルと液晶パネルの間にホコリが入らないように注意が必要でした。
静電気でホコリが寄ってきたので、ここは秘策「マスキングテープ」が役に立ちます。
適度な粘着力なので、引っ付きすぎずホコリだけが付くので、いわゆるガムテープで床掃除をする要領で、ぺた、ばり、ぺた、バリと
ホコリを取ることができました。
あとは元通りに戻すだけです。
世の中、液晶が黄色っぽいのを尿液晶とか呼ぶようですが、これは白いようでした。後ろのシートが銀色ではなく白色だったのが
功を奏したのかもしれません。
やれやれこれでまだしばらく現役でエージング機器として働いてもらう事ができそうです。