まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ 182 ポータブルアンプへの道 完成

2014年11月29日 | Weblog

 アルトイズの缶に入れた0dbHyCAAが完成しました。

昇圧回路もやっと問題なく動作するようになりました。単4ニッケル水素電池2本から

12.5V(若干低め)に昇圧できていますし、DC3Vアダプターを接続しても昇圧した電圧は

ほとんど変化なく、ニッケル水素電池も充電可能となりました。

LEDは、お決まり?のツマミの周りを後ろから照らすようにしましたので、暗くするとちょっと光が漏れて

しまいますが、この程度であればアクセント?という事で問題ないようです。

 しかしながら、熱いです。完全にカイロとなる熱さ、いや、暖かさとなる様子です。

 

昇圧回路で苦戦したおかげで、無音時のノイズも皆無となりましたし、音的には

いつもの0dbHyCAAの音がしています。

 

フロントパネル部分は、缶の材質が柔らかいため、綺麗な穴を開けるのが大変でした。

 

真空管は横置きにするため、専用の保持基板を作って、ソケットをハンダ付けしました。

 全体を組み、動作試験中です。

 

 製作途中はいろいろと問題が起きましたが、出来上がってしまうと楽しみのひとつだったという気持ちで

いっぱいです。

 


次なるヘッドホンアンプ 181 Nwavguy式ヘッドホンアンプ

2014年11月27日 | Weblog

 Nwavguy式ヘッドホンアンプ 和名?「すんばらしい」もエージングが進んでくると

どうもいくつか気になる点が出てきました。

時間がたつほど高域が伸びなくなってきました。普通は逆なのですが。

ぺるけ式などが伸びすぎている感があるのですが、それでも以前つくったClassAAと比較しても

何か音の狭さというか、すっきり感がありませんので、手を加えることにしました。

 

 まずは、セラミックをやめ、フィルム系にする事にしました。たしかに交換後から音の差があるようですが

そう極端な違いは感じられませんでした。

まる2日ほどエージングしましたが、めだった違いがでてきませんでしたので、今度は真ん中に座っている

2個のメタライズドの巨大な緑色コンデンサを交換する事にしました。

 これは別の+HV 0dbHyCAAでも実験的に使用してみて、そこそこの評価を得られることができましたが

いかんせん大きすぎます。もっとも値段との兼ね合いで、耐圧が高すぎるだけですが。

 ということで手持ちにWIMAの1μFがあるので(耐圧も63Vで小型でうってつけ)交換してみました。

以前、ぺるけ式の2号機に使用してみましたが、もうひとつ透明度というか、抜けの悪さを感じていたので

それ以降は使わなくなってしまったのですが、手持ちの物を利用しない手はないので、あえて使ってみることに

しました。

 不思議な事に以前ほど悪さを感じません。

それならばという事で、丸1日しかたっていませんが、オペアンプのパスコンを交換する事にしました。

積層セラミックでしたので、秋月電子から10個パックで買っておいたフィルム0.1μFにしてみました。

最初は酷い音でした。中域が奥に下がり、低域の特定のところだけがブーストされる始末で

これは酷いなという事でしたが、丸1日エージングしてみると、かなり改善されていました。

高域も伸びだして、カナル型ですと、オペアンプ特有の伸びすぎて耳が痛い現象?の一歩手前になりつつ

あるので、エージングすると、オープンエアタイプ用になってしまうかもしれません。

 

しかし、電源ラインのパスコンの種類を交換するだけで、これほど違いが出るというのも、よいやら悪いやらです。

 


次なるヘッドホンアンプ 180 ポータブルアンプへの道 5

2014年11月26日 | Weblog

 ミント缶に入れた0dbHyCAAですが、電池2本で駆動させる仕様なので

組電池を作りました。

とりあえず手持ちの百均の単4ニッケル水素電池ですが、ラジコン用の充電器で単体で充電させると

650mAと、ほぼ定格どおりあるようでした。

 

今まではここで困った事がおこっていました。

ラジコン用の熱収縮チューブは、単2横2列をパッキングするようにできていますが、単3はもとより

単4ともなると大きすぎて収縮しきれません。

かといって、電池ギリギリのサイズにしようとすると、平らに横に熱をかけなければなりません。

今まではハンダコテの先を利用して、溶けて穴があく寸前の距離を維持しながら、横にスライドさせるという

難しい作業のため、何度か失敗しましたが、今回は新しい機械?を使うことにしました。

これまた百均にあったハンディーシーラーです。

本来ですと、袋菓子の袋を熱で溶着させる器具のようですが、行うことは同じなので利用してみましたところ

なかなかうまく出来ました。(写真わすれました

 そして、電池の端子に厚紙をあて、シューグーを紙の端に軽く塗り、片方はどうしても作業中ずれるので

マスキングテープで固定してから、上から先ほどの細くした熱収縮フィルムを被せて収縮させました。

 ただ、このフィルムは、ラジコン店にあるもののうち、一番薄手のものでした。

バルサなどで作られた羽の上に、小型のコテで溶着させるもののようでした。

シューグーが乾燥したあと、外のマスキングテープを外し、今度はグラステープを巻きました。

ここまで過剰にする必要はないと思われますが、缶の中に入れるため、最悪端子と缶の間で

ショートする可能性もあるので、危険は減らさなければ事故になりますので、過剰な梱包状態と

なりました。

 電池が若干オフセットしていますが失敗ではありません。

缶の角が丸いため、こうしないと電池が収まりません。

 

追伸

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最後の画像をふと見ると、定格は750mAでした。

てっきり650mAだと思っていましたが、実際のところそれくらいしか充電できませんでした。

ここらあたりは中華レベルという事でしょう。

 


次なるヘッドホンアンプ 179 Nwavguy式ヘッドホンアンプ たばこ缶バージョン その1

2014年11月20日 | Weblog

Nwavguy式ヘッドホンアンプ、別名「すんばらしい」を百均ショップの たばこ缶に入れる事にしましたので

型紙を作ってみました。

試案1

ちょっと小さすぎました。

試案2

これくらいならうまく収まりそうですが、フタの位置から底までがけっこうあるので、

ボリュームの軸を缶の穴に差込つつ、後ろのコネクタ2つが淵に当たらないかどうかが

微妙な所のようです。後部(写真で見るところの上)はコネクタの先を1mmほど短くする必要が

でそうです。

しかし、このサビは予想外でした。知人にアルカリで塗装をはがしてもらったのですが

溶剤が強力すぎて皮膜まで取れてしまったようでした。

再度塗装するか、買ってきたほうが早いか。後者でしょう。そして、今度は緑のコゲ取りで、

塗装を取ることにします。

 

 

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試案3

家でしか使わないので、バッテリーは搭載させませんが、この缶は深さがあるので

006Pが2個、アンプの上に置けそうな感じです。

実現させる予定はありませんが、ふと思ったまでです。


次なるヘッドホンアンプ 178 Nwavguy式ヘッドホンアンプ 次のバージョン その2

2014年11月19日 | Weblog

Nwavguy式ヘッドホンアンプ、そうでした「すんばらしい」と名前を付けていたのに

自分でも忘れています。

 怒涛のように工作をしています。月曜日に自作基板を作って、月曜夜、火曜日朝

火曜日夜で、ケースの穴あけまでして、すんばらしい・小 を収めました。

ヲジサンには敷居の高いケースですが、買ってしまえばこっちのものです。

あとは、鉄板の薄さに苦労するだけです。

 

 

正直なところ、3.2mm径の一文字のドリルビットが欲しいです。あと、7mmのもあれば穴明けはベストかも。

 

若干の変更点としましては、電源回路を簡素化しました。単にオペアンプがバッファアンプとして

動作しているだけで、プラスマイナス電源となっています。

電流量的には余裕があるので、NJM4556ADD(73mAも流せるそうな)を使いました。

また、回路的にはC19,C20(220PF)をわざと、ブースト的に使うために0.22μFにしてみました。

電源ラインにはいつもの2200μFとアルミコンデンサ、そして何故か大量に手元にある470μFを

付けてみました。

 

エージングしだして1日目ですが、音的にはちょっと低域のブースト気味が気になる所ですが、

電解コンデンサが起きてくると低域が減る傾向にあるので、これくらいが1週間後にはちょうどよい

具合になるのではないかと予想していますが、さてどうなることでしょう。

 

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 身近な声?としましては、キティの目が光っていないなど、意味不明な御指摘がありますが、

普通は光らないでしょう(笑、という事で、案は却下させていただきます。


次なるヘッドホンアンプ 177 Nwavguy式ヘッドホンアンプ 次のバージョン

2014年11月18日 | Weblog

 絵のついた金属ケースに入れたものの、少し基板が大きすぎました。

というか、このケースに入れる予定で基板を設計したのではないので

しかたないのですが。

ということで、少し幅を狭めた物にしたのと、±電源も簡略化する実験をしてみました。

回路は単純です。±電源用として動作させているオペアンプを単なるバッファとして動作させて

仮想グランドを作りました。

今までトランジスタやダイオードや抵抗など、ごっそりと必要でしたが、ガラガラになって

しまいました。

 ただオペアンプは電流が取れる物が必要なので、NJM4556ADを使う事にしました。

これは、この基板上に乗っている物と同じで、双方の電力増幅部分に使っている物ですが、

なにせ、秋月で1パック200円で売られている物ですから、惜しげもなく使えます。

そして電流も規格上73mAほどあるので、動作させるには十分な量です。

 

 基板は突貫工事で作ったので大ミスがありましたが裏側でした。

最初電源をつないでも電源が落ちてしまうので、おかしいと思ってパターンをみると

プラスとマイナスが同じパターンとなっていてショートしている有様で、カッターで切る事にしました。

ただ、今回の生基板は70μもあるので、電工カッターの刃先が欠けてしまいました。

エッチングも通常なら7分ほどで終わるものが20分近くもかかるなど、けっこう大変な目に

あいましたが、さて、これが音にどう影響するかどうか・・・たぶん違いは分からないと思います。

この耳では。

 

 

 

 


次なるヘッドホンアンプ 176 Nwavguy式ヘッドホンアンプ

2014年11月14日 | Weblog

 Nwavguy式ヘッドホンアンプ?も基準となる音を出す物として保管するため

仮設ケースから本式?ケースに入れ替えることとなりました。

それがこれ。

ヲジサンが、この手のを買うのは勇気が必要です。(はて?

勇気の結果がこれです。(別に立派な事でも何でもないのですが、どういうわけか力が入ります

そして内部はこの状況となりました。

特殊性としては、マイラコンデンサから、セラミックコンデンサ(今でもあります)に変更しました。

個人的には部品として、ハンダ付けをするとき「汗」をかくように若干表面が溶けたようになる状況が

好きです。

 

とかくセラミック系は音がもうひとつ、というか、フィルムやポリエステルと比べて、何か帯域の狭さ

高域の伸びの悪さなどが目立つはずなのですが、このヘッドホンアンプにおいては、これはいいじゃないか

と思う所があるのが不思議です。

 積層ではなく、あえて「茶色」のセラミックコンデンサだからかもしれません。

 

 金属ケースに入れ、気温が本格的に下がってくると、若干問題が発生します。

電源を入れて10分、15分くらいはキンキン感がしてしまいます。剥き出しの時の方が非常によかったかなと

思うほどですが、さすがにそれ以上の時間がたつと、非常に良い音がしだすのも不思議でした。

別にオペアンプが発熱するほど電流を流しているわけでもありませんし、抵抗やコンデンサなども

冷たいままです。

 唯一、両電源のための電流をかせぐためのトランジスタが僅か暖かいかな?という程度で、

熱源があまりにないのも良いのやら悪いのやらですが。

 

 

 

 


次なるヘッドホンアンプ 175  ポータブルアンプへの道 4

2014年11月14日 | Weblog

 ポータブルアンプを作っていますが、肝心な物が写っていませんでした。

そう。真空管が入っています。12AU7を組み込みました。

回路的には、0dbHyCAAですので音的には実績があります。

 でも、机の上に置いて眺めてみると、部品の間に意外と隙間があるなと思いました。

もっと高密度も可能だったはずですが、作りやすさからいうと、これくらいの方が良いのかもしれません。

 

やっと別基板で作った昇圧回路も組み込み、動作実験となりました。

まだ、電源スイッチや、LED(電圧降下すると消灯する回路も付けています)も付けていません。

右上の部分には、単4ニッケル水素電池2本を組電池にして収める仕様にしています。

右中央付近は充電コネクタで、DC3Vアダプターを繋いで充電させます。

普通、3VのDCアダプターを買おうとは思いません。でも面白い方がいいので、わざわざこれを買いました。

ヒーターがぼぉーっと光ります。これがいいのです。

もっとも、アルトイズの缶なのでフタが付いています。

閉めると見えなくなるのが若干残念です。

しかし、ここで問題が発生しました。

懸念だった昇圧回路が、やはり駄々をこねました。(いつも、この昇圧回路で苦労します)

最初の数分は問題なく動作していたのですが、どんどん電圧が降下して8.8Vしかでなくなって

しまいました。

そして手を近づけると熱い。なんと、真空管より熱いものが、このケースの中に入っていました。

一応、熱が出る事も想定して、昇圧基板は両面、それも裏側はベタグランドにして、放熱も若干考えていましたが

それでは足りない様子で60度を軽く超えている様子で、これでは連続運用は無理です。

 

 ということで、昇圧回路は別の物にしなければならなくなりました。

そもそも、2.5Vから12Vに上げているのですから無理といえば無理ですが、最近では効率の良い昇圧用ICが

存在していますので、このさい新しい物で試してみる事にします。

 

 ちなみに、アンプ部分はエージングさせることにしました。

昇圧基板を外して、DCアダプターから12Vを供給して鳴らしています。

これじゃいつもの0dbHyCAAと同じですね。(爆笑

 

 


次なるヘッドホンアンプ 174  ポータブルアンプへの道 3

2014年11月13日 | Weblog

 ポータブルアンプという事もあって、電池を組み込まなければならないのですが、

あまりよく考えずに作りだしてしまいました。

なんと電池は、ニッケル水素 単4 2本、という構成にしてしまいましたので、

昇圧回路で12Vに上げなければなりません。

しかしながら、アルトイズの缶に単4電池を並べてみると、横に2列、なんと縦に2列入る事が分かって

それなら4本使える事が分かってしまいましたが、ここまで作ってしまうと今からの変更というのは

ちょっと難しいなという気もしますが、出来ない事はありません。

 

 でも、面白い方を取りたいので、あえて単4電池2本で動かしてみることにします。

いつものとおり、MC34063のフラットパッケージを使う事にします。

表面実装で作ったので、ちょっと写真では見づらくなってしまいました。

手持ちで10KΩの表面実装用 半固定抵抗があったので、念のためという事もあって

あえて電圧も若干調整可能にしました。

 動作試験は良好でした。少し可変範囲が広すぎて6Vから14Vまで変化していたので

抵抗を追加して、少し半固定抵抗の可変量を減らす事にします。

 


次なるヘッドホンアンプ 173  ポータブルアンプへの道 2

2014年11月10日 | Weblog

 柔らかいのと、薄いので苦戦している、アルトイズ缶の穴あけですが、

仕上げまでまだ少しかかりそうですが、何か足りない。

何かが足りない気がしていたのですが、やっと分かりました。

電源スイッチがありません。(爆笑

 

これでは電源を切る事ができないので、スイッチを付ける必要があります。

かといって、トグルスイッチは大きすぎるので最初から付ける気がなかったので

ここは基板用のスライドスイッチを無理やり隙間に付けることにしました。

 基板用というだけあって、ネジ穴がないため、パネルへの固定は接着させるしかありません。

そこはそれ。いつもの事で、シューグーをべったり塗って固定させることにしました。

 まぁ、これで何とかなるでしょう。


次なるヘッドホンアンプ 172  ポータブルアンプへの道

2014年11月07日 | Weblog

 何を思ったかと言われても、このブログを見ている方でしたら、また何かやってるな、

という事となりますが、それこそ何を思ったか、携帯できるヘッドホンアンプを作る事にしました。

いわゆる、ポタアン、と呼ばれる物のひとつです。

 今まで小型の物も製作しましたが、DCアダプター付きなので、100Vがないと使えませんでしたが

今回は電池駆動も可能、いつもはDCアダプター仕様、ということにしました。

 

ケースは先日入手したアルトイズの缶です。

しかし、ちょっと小さいかな、というのが本音です。

他にも作る予定があったのですが、どういう事かこれが優先となってしまいましたが、

勢いあるときでないと作れないレベルの物なので、しばらく集中して製作することとなりそうです。

とりあえずは、基板は両面、0.8mm厚、今回はアルトイズの缶に入れるのが一番大事な事なので

パターンの上のベタを塗った水性塗料も剥がさないまま、ケース加工に入りました。

銅箔の上にフラックスを塗ると、厚く塗ったつもりでも触っているうちにはがれてきて、

指紋が残ってしまい、今度はそれを消すのが大変になってしまいます。

 いつもとは違う作業工程で作る事となりました。

 

さて今日はここまで、けっこう疲れます。

 

 


次なるヘッドホンアンプ 171  次のケース

2014年11月04日 | Weblog

 次のヘッドホンアンプ、それも、ポータブルヘッドホンアンプのためのケースとして

買いました。

中身の消費は辛いものがありそうですが。

思ったより小さいので、アートワークに苦労しました。

少しだけ中身を。

ただ、缶なのでフチを丸く折り曲げているので、そのシロを考慮して、若干小さめに

作りましたが、型紙でも組み込む時にはギリギリの様子ですが、中に入ってしまうと

意外と余裕が出るようでした。

しかし部品が付くと、意外と中に入り辛くなったるする事があるので、注意が必要なようです。

しかし、ここで若干問題が発生しました。部品を交換するので、少しパターンの修正が必要なようです。

 


次なるヘッドホンアンプ 170  ケース

2014年11月03日 | Weblog

 個人的にキティラーではないので、いい歳して、こんな物を買う理由はひとつです。

ケース、です。(あくまでも

 

+HV 0dbHyCAA用には最適なサイズなのと、ブリキ製なので磁気の遮蔽に役に立つ事が

分かっていますが、さてこのケースをどこで買ったかすっかり忘れていたため、次のを

入手できないでいました。

 ふと立ち寄った店の、棚の一番上にありました。

棚の下ばかり見ているので、盲点でした。

 4個も必要ないのですが、あるとき買っていなければ次には在庫がない場合が多々あるので

買ったまでです。