まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ  231 Phonoka+の似て非なる基板  その14

2015年04月24日 | Weblog

 オペアンプ用のライザー基板を、新たに入手した転写シートで作ろうとしています。それもいきなり両面で。

今までの光沢紙と勝手が違って苦戦しています。

まず、この転写シートが滑りすぎて基板の上に仮固定できません。

とりあえずアイロンで仮留め?のように、トナーに熱をかけて接着させてみようとしましたが、

両面の位置決めがうまくいきません。

 なんとこれで3度目。

次回のために、乾燥が速く、多少熱に強く、後からはがせる接着剤をいくつか試してみることにします。

そして、そーっと剥がしてみました。

画面左側の転写シート部分に、トナーが多目に残っているようでした。

まぁ、最初はこんなものかと。

 

 


次なるヘッドホンアンプ  230 Phonoka+の似て非なる基板  その13

2015年04月22日 | Weblog

 まだまだごそごそと続くこととなりそうです。

さて、似て非なる基板で作った偽Phonoka+ですが、回路上、オペアンプはユニティゲイン仕様(等倍増幅、つまりバッファとして動作する物)のものを

使う事となっていますが、世の中さまざまなオペアンプが存在しますので、聞きごこちを試すためにも、増幅率を持たせた回路構成にする必要があるので

若干手直しをする事にしました。

 パターンを切って、基板に抵抗用の穴を新規に開けて改造する方法もありますが、安直にということで、

今の8ピンソケットの上に挿せる基板を作る事にしました。右側のがそうです。

(ちなみに、左側は真空管を基板から浮かせるためのライザー基板です。これは設置済みですし、マイクロフォニックノイズが

激減しました)

 そして今回から新らしく仕入れた転写シートを使ってみることにしました。

一般的?には、青色の転写シートが多く出回っているようですが、たまたまこれが入手できましたが、さて

物になるかどうかは試行錯誤するしかありません。

さて、希望どおり基板に転写できるでしょうかねぇ。

 


次なるヘッドホンアンプ  229 新しいケース2

2015年04月19日 | Weblog

 流石に中身が入っている缶は、洗浄など手間なので、何も入っていない缶を仕入れました。

最初、見た感じでは小さいかなと思ったのですが、並べてみると同じでした。

色あいによって違ったように感じたのかもしれません。

 

これで、とりあえず工作の続きが出来そうです。

何を作るかって? 同じような物ですけれど。ポータブルヘッドホンアンプです。

 

 


次なるヘッドホンアンプ  228 Phonoka+の似て非なる基板  その12

2015年04月14日 | Weblog

Phonoka+の似て非なる基板も細々とした対策をしています。

あみ線を被せて、これでチー音も聞こえず大丈夫と思われていたのですが、メインのイヤホンを挿すと

何と右側だけ僅か音がしているのに気づきました。(なんということでしょう)

 問題は電源にあるようでした。

ニッケル水素電池では無音状態なのに、外付け電源(1.25V)にすると、イヤホンの線の位置によっては

ノイズを拾う様子でした。確かに、電源線は赤黒の平行線ですのでシールドなど皆無です。

最後は、ケーブルを捻るしかないかと思っていましたが、まだ試していない対策が残っていました。

 

Phonoka+は、面白い回路構成となっています。真空管で反転させた音声信号をオペアンプはそのまま増幅するため

出力は反転となっていますが、それを入力側に帰還させています。

 それならば、ここの位相を若干変更してしまえばよいわけですので、カップリングコンデンサを追加してみました。

(47KΩと並列に付けているコンデンサ)

組み込む都合上、一番小さなコンデンサが5PFでしたので、左右それぞれの帰還抵抗と並列に付けてみました。

 

なるほど、効果あるものです。

机の上で場所をかえてみたり、イヤホンケーブルを手にもったりねじったり丸めたり、携帯の真上を通したりと

いろいろと試してみましたが、これなら大丈夫な様子です。(明日になれば、あれ?かもしれませんが)

 

とりあえずは、これで再度エージングさせてみることにします。

 


次なるヘッドホンアンプ  227 新しいケース

2015年04月13日 | Weblog

 何やら、日本国内ではアルトイズの缶の在庫がなくなりつつあるようです。

アメリカでは、どこでも売っているはずのものが、この日本には無くなりつつある、というのも不思議な話ですが。

 

ということで、違うケースを模索してみることにしました。

レーションか?というくらい、缶に何も印刷されていません。中身は貝の油漬け、らしいですが。

しかし、缶きりで開けてしまっても、ぱっ缶で開けてしまっても、再度蓋を閉める事ができませんし、

中は油でギトギトです。

まっさらな缶でも・・・・開け閉めに問題が出ます。

 

蓋つきのこの手の缶を探すしかなさそうです。

失敗。

 


次なるヘッドホンアンプ  226 Phonoka+の似て非なる基板  その11

2015年04月12日 | Weblog

Phonoka+の似て非なる基板も、一応のエージング後、全く稼動していませんでした。

 

他のコンデンサがエージングで起きてくると、気にいらない点がいくつか発生しました。

グリッドに小容量とはいえコンデンサを追加して、高域を抑えているため、どうしても高域の伸びが今ひとつ

といった具合でした。

最初はそれでもよかったのですが、同じアルトイズ缶に入れた0dbHyCAAを聞き比べてみますと

かなり劣るのが分かるほどでした。(最初はそれほどでもなかったのですが)

 

ということで、少し手を入れることにしました。

真空管がDCDCコンバータや外来ノイズを拾いやすいというのであれば、拾いにくくすればいいわけです。

そう、アミ線が役に立つ時が来ました。

 

ということで、麦藁帽子じゃないですが、このサブミニチュア管にもアミ線を被せることにしました。

幸か不幸か、ヒータが10mAという事もあって、真空管なのにほとんど発熱もしませんし、ヒータも点灯しないという

ある意味特殊?な球ですので、熱に関しては全く問題がありません。シールドが重要となります。

 

ただ、真空管そのものは衝撃吸収パッドの上に乗っていますので、アミ線を被せることで重量が増え、

マイクロフォニックノイズにどの程度影響が出るのか予想がつきませんが、試してみなければ分かりませんので

テグスで衝撃吸収パッドごと基板に開けた穴を通して縛ってみました。

 

 さて音的には、無音状態となりました。僅か聞こえて耳触だったチー音も、追加した対策用のコンデンサを外しても

全く聞こえません。(人間的には)

また重量増なのか、マイクロフォニックノイズもイヤホンジャックに挿した場合にも、僅かする程度で、ほとんど

気にならなくなりました。

 

いろいろ試してみるものですね。

 

ひとつ忘れていました。この改造をする前に、ひとつ手を加えていました。(画面上側のヘッドホンジャックの近くにある赤いコンデンサなど)

出力側の所には、抵抗でグランドに繋がっていますが、そこに、スナバ回路(Zebel)を追加していました。

高域補正になるかな?という事でしたが。

手抜きをして、この抵抗とグランドの間に空中配線で取り付けました。

音的には、なるほど、それなりの効果は出ているな、という感じでした。

 

 

 


LEDライトの改造

2015年04月11日 | Weblog

怪しい?工作は

元祖・総本家・大熊猫叉本舗 が御送りします。

 

こんなLEDライトを渡されました。

どうもサバゲーで使うようですが。

本体後部のプッシュスイッチを押すと点灯しますが、1度消すと、減光状態となり、再度同じ操作をするとモールス符号で点滅するなど

ちょっと使い辛い様子でした。

ということで中を開けてみました。

芯線が実に5本という、恐ろしいクオリティのビニル線が使われていました。

中はフラットパッケージの5本足のチップ部品で制御されている様子でしたので、直結にする事にしました。

しかし・・・・中のLEDは手前にピンボケで写っていますが、3Wクラスの品物の様子なので、少し大きめの

抵抗が必要でした。

という事で手元にあまっていた2.2Ω(実に1W)を付けて、耐熱線に交換しました。

これでどうでしょうか。

なんとズーム機能が付いているので、中の四角のLEDそのものが分かるほどです。

そして、外で照らすと30m離れた壁まで照らすことができるほどです。

そして広角にすると、単に床が写っているだけでした(笑

 

しかし目が痛いというのが問題です。明るすぎるのもほどほどに、ということでしょうか。

そして重い。ちょっと持つには重過ぎる感じでした。

 

 


次なるヘッドホンアンプ  225 蛍光表示管LD8035を鳴らす その3

2015年04月04日 | Weblog

 プレートがたくさんある3極管に見える蛍光表示管ですが、ふとしたミスから別の実験をする事となりました。

見るからに、恐ろしげな、タコ足配線です。

わざわざ横に端子を並べて、前後のパターンの長い部分はプラス極とマイナス極(正確にはプルアップ・プルダウン?)に

分かれています。

 

さて再度実験してみました。

奥の方(Lch)は、わざと5極ほどプルダウンしています。(47KΩでグランドに繋いでいます)

手前(Rch)は、プレートをすべてプルアップ状態となっています。

通常は、プレート抵抗を通して電源ラインに繋がっているという事なのですが。

 

聞いてみました。

はて????

 ボーカルがセンターにある曲を聞くと、センサーが少し右にずれています。

先日聞いたのと何か違うので、先日の回路を眺めていますと、右と左を間違えていました。(なんてこった)

早い話が、早合点したエイプリルフールだった。。。。という事でしょか;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

 

結局、プレートをプレート抵抗にたくさん繋いだ方が音が大きかった、という事となりました。(やれやれ

 

しかし、ただでは起きません。(ヲイヲイ

今回は、アミ線の帽子を被せていません。

これもいくつか抵抗を付け外しした結果、当たり前の事ですが、プレート抵抗値を低くする事で

増幅率を下げて、妖怪探知機?を回避したわけですが、100Ωを付けるとどうなるでしょうか。

ほとんど音になりません(笑

それならばと、1KΩ、10KΩ、22KΩと上げていって、なるほど47KΩよりは少し音が小さいものの

ノイズもかなり押さえているのがわかりました。

 もっとも、アミ線の帽子を被せている回路は、プレート抵抗が470KΩがついています。

 

そしてもうひとつ面白い事に気づきました。

蛍光表示管が背面どおしになっていますが(単なる偶然)、この状態ですと、指を表示面に近づけても壮大なハム音が

入りません。

横方向、背面方向に同じく指を近づけるといつものごとくですが、何故かこの設置方法だけ、不思議な事が起こりました。

ということは、表示面以外をシールドするだけでハム音から逃れられるということにもなります。(逆に製作するのが面倒になりそうですが)

 

しかしながら、背面どおし向ける設置方法は、見栄えがあまりよろしくありません。

そもそも、7セグメントもまばらに点灯していますし、グリッドにもっと電圧を与えると(現状ではプラス側から2MΩを介してグリッドにバイアスを与えています)、

はっきりと点灯しますが、今度は音としては貧弱な音になってしまいます。痛し痒しという所なのですね。

 

 

とまぁ、結局、一人大騒ぎして、いつものごとく? 一周まわって同じところに戻ってきた、という、いつもの事となってしまいました。

まぁ、実験ってこんなものですね。


プラレール ある企み

2015年04月03日 | Weblog

元祖・総本家・大熊猫叉本舗 が好き勝手に御送りする?ますます超不人気の修理シリーズです。

 

しかし、好き勝手やることにします。

 

プラレールの動力車は単2仕様と単3仕様があります。

ふとダイソーのLEDライトの電池ホルダーをみて、これ使えないかなと思いました。

単4電池が3本入る仕様ですが・・・・・残念。電池のでっぱり部分だけ入りません。

 

これなら、動力車にワンチップマイコンを搭載させるための電源を簡単に確保できると思ったのですが、

世の中そう甘くはないということでした。お粗末。

 


LEDライトと改造 その2

2015年04月02日 | Weblog

 何事もなかったように2日となっています。(意味不明

 

さて、ダイソーでLEDズームライトを買ってきました。

中をみると

スライド部分の設計の苦労?の後が分かります。

これを組み立てるとき、緑の部品を逆に固定してしまって、レンズが動くという謎の現象となりました。

どちらも同じピッチのネジ山だったのですね(笑

 

さて、中のLEDを見てみます。微妙に台座が大きい感じがします。

 

手持ちのLEDを比較してみました。

左から0.3W(たぶん)、1W,3Wと並んでいます。

さて、ダイソーのLEDライトのは、どれに相当するのでしょうね。

 


次なるヘッドホンアンプ  224 蛍光表示管LD8035を鳴らす その2

2015年04月01日 | Weblog

 中身は3極管なので、音が鳴るだろうという事で試作してみた蛍光表示管ですが、いくつか対策をした結果、普通に

音が鳴るようになりました。

でも、何か足りません。低域が出ていない感じがします。それも、先に作った反転式HyCAAが今ひとつのような感じなので。

という事で、コンデンサを交換する事にしました。

たぶん、秋月電子から購入した

メタライズドポリプロピレンフィルムコンデンサ0.22μF250V 224

を入力側に付けて、反転式HyCAA側には

メタライズドポリエステルフィルムコンデンサ0.22μF250VAC 224

を付けました。

 これで、いつもの音がするようになりました。

しかし、真空管が違うのに、同じような音がするのも以外といえば以外ですが、コンデンサで音が変わるというのも

これほど変化されると、正直なところ困惑してしまいます

 

結果よければOKという事で、いつもの音を楽しめるようになりました。

でも、蛍光表示管なんですよね。

アミの隙間から、7セグメントの発光が見えています。

やはり、光らないと面白くないですね。

 

 

 

そして面白い事に気づきました。

直してから音を聞いてみると、何故か右だけが音量が増えています。そして、非常にくっきりとした好みの音がしています。

ですから余計に左側が弱く聞こえてしまうので、何かおかしいと思って、散々眺めまわしていました。

コンデンサの付け替えなどをしていて、パターンに熱が加わって、蛍光表示管のプレート(9個あるので、2つにまとめていました)群の

片方が外れていることに気づきました。

 

という事は、蛍光表示管のプレートは、すべて接続しなくても動作可能という事ですし(プレートだけ多極化?していますし)、

それによって音に変化があるという事は、何か秘密がありそうです。

 

しかし、これをアップしたのが4月1日です。

さて事実はどうなのでしょうか・・・・・・・フフフ