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まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ 105

2013年11月28日 | Weblog

 これは、日本橋まで行くという知人に買ってきていただいたレベルメータですが、

ほとんどの物は、けっこう大きめのサイズのため、筐体の高さに頭を痛めることに

なるのですが、これは38mmという事もあって願ったり適ったりという事だったのですが

意外と奥行きがあるので、筐体内部の配置を考えなければという、うれしい誤算が

起こることとなりました。

パネル面を眺めていて、何か気にかかる点がひとつ。

どうも下側の左右にある文字が邪魔になってしかたありません。

針に被さる感じが、いまひとつということで、技を使って消す事にしました。

さてうまくいきますか。


次なるヘッドホンアンプ 104

2013年11月24日 | Weblog

 ぺるけ式ヘッドホンアンプVer3の初段に、2SK30Aへ交換して、意外と良い感触を

得られたので、最後に残ったFETを試してみることにしました。

なんと、2SK19-GR。

19個しかないので、はたして4個のペアが取れるか心配でしたが、意外にも2セット分、

それもかなり高い値と低い値がうまく揃うという好条件となったので、勢いついでに

初段を交換することとなりました。

唯一の難点は、2SK170と足の並びが違うので、どうしても足が交差してしまうのは

しかたないと諦めて、無理やり取り付けました。

 ドレイン電圧を測定すると、毎度のことながら、何故か3個は揃うものの1個だけ外れるという

これまた不思議な現象を毎度毎度経験しているので、残りの中から適当な物を見繕って

取り付けてみると、見事4つとも3パーセント以内で揃うという奇跡な状態になり、

久々にニンマリとすることとなりました。

 さて、音的には、2SK30Aほど低域は延びないものの、中域から高域にかけては

2SK170に近いような感じなので、エージングが楽しみということになりました。

 


次なるヘッドホンアンプ 103

2013年11月06日 | Weblog

たかじんさんの「0db HyCAAヘッドホンアンプ」は、ケースに入れたこともあって

順調に動作しています。

 

とある所から真空管を購入することができました。

容疑者一同?の写真です。(違う

12AU7の中古を販売しているようでしたが、予想どおりというか在庫がないということで

似た球が送られてきました。

どれもNEC製とのことでしたが、日立のロゴの端がうっすら残っている物が1本ありました。

12AT7

12AX7

12AD7

残念ながらペイントがほとんど剥がれていて、何の球なのか

全く分からない物が1個入っていましたが、12AD7だけは、うっすらと読めました。

しかし12AU7の同系管で、このような球もあったのですねぇ。

 

でも、0db HyCAAで使えるのでしょうか?データシートを調べると、一応、大丈夫という感じ

でしたので、挿してみました。

 流石に1度使われたものの、数十年寝ていた球ですので、電源が入ると、ブツブツとつぶやいています。

ヒータが温もるとつぶやきも消えるので、とりあえずは生きている様子です。

中央の12AT7は、プレート電圧12Vではブツブツとつぶやくだけで動作して

くれませんでした。

ということで、+HV 0db HyCAA専用という事で仕事してもらうこととなりましたが、

ガラスの中の黒いプレート?を見ると、「X」と印があります。これって駄目って事なのでしょうかね。

 

データシートを見ながら、試作基板の上にソケットを差して簡易のチューブチェッカーを作って

プレート電圧を変えたり、グリッド、カソードに抵抗を付けたり外したりして、それぞれの動作電圧と電流を測定して、

だいたい、この球かなという特定はできました。

あと1本、12AX7もありましたが、末期症状といった具合で、ノイズが入るようでした。

ハズレもしかたなし、ということでしょうか。

ゲッターに仕事をしてもらいましょうか。もっとも過度な期待はできませんが。

これで、当分は球の違いによる音の違いを楽しめそうです。