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まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

iPHonne 3GS 修理

2015年09月23日 | Weblog

 まだ使っているのかと言われそうですが、自作したヘッドホンアンプのエージング用の再生機として余生を送らせていましたが、

序々にホームボタンが効かなくなってきましたが、ついに反応しなくなってしまいました。

 しかたなしということで、密林に部品を注文しました。

 

さてiPhone3GSを開けるのは何度目でしょうか。しかし、今まで電池交換で2度、裏蓋を、それこそ悪戦苦闘して汗だくになって

開けたのですが、今回は表側です。

 百円ショップから吸盤を買ってきました。それもテコが付いていて、吸盤を押し付けフックの部分が可動になっているので

これでロックがかけられるタイプです。これならもちやすそうなので買ってみましたが役に立ちました。

 

 これまた苦労してあけるのかと思いきや、軽くパカンと開いてしまいました。おっと中はフラットケーブルがあるので注意が必要ですが。

作業途中は写真撮る余裕ありませんでした。

フロントパネルが外れません。ネットをみるとドライヤであぶり熱を加えて、フロントと中のフレームの間の両面テープを柔らかくして・・・

えっ?両面テープでとめていたとは。

 これまた百円ショップの小型プラスプーンの軸を加工して先を薄く尖らせてフレームの周りのゴムパッキンを熱で柔らかいうちに

隙間を広げ、今度は表パネルとの間に差し込んで、途中、熱を加えつつ1周ぐるりと差し込むことで、やっと外せました。

 

やれやれこでホームボタンを外して、交換する部品を見て何か違和感が。

奥が交換する部品ですが、端子が付いていません。1個。それも向きが逆。位置的には合っていますが、フィルムを潰さないように

ブチルゴムが貼られていますが位置も微妙にずれています。

 ああああああああああああああああああああああ。これをどうしろと。不良品摘まされました。先に確認しておくべきでした。

 

 

しかし1mmのビスが6本、底の1.2mmのビスが2本、そしてフロントパネルの両面テープも剥がした状態では危険すぎるので

何とかフタができる状態にしなければなりません。

 元のホームボタンが復活できないか考えました。本体見ると、爪の先で僅か擦った後が残っていますが、片側だけ傷が小さいので

接触不良を疑いまいした。爪は十分上げられていますが、うかつに触ると折れるので、残る手段は「タミヤ 接点グリス」しかありません。

 

ピンセット先に僅かつけ、本体側の接触部分にも付けて、元どおりにフタを閉めました。

何かどきどきしますね。こういうときって。

 

無事復活しました。ホームボタンは。

開けたついでに液晶も交換するはずでした(笑

バックライトが切れた様子でほとんど見えないので、フィルムケーブル端子部分の接触かと思いましたが、

以前の1/3の値段になっているので思い切って交換する事にしました。

 開けるのはまた明日以降に・・・

 

 

ちなみに使ったツールは、本当に?って言われそうな物ですが、これです。

ダイソーでがっちりと掴めそうな(使用目的が違いますが)フックでした。テコの原理でしっかりと固定できるしフックも大きめなので

手で持ちやすいです。これでフロントパネルを開けられます。

自分でみても胡散臭いツールですが、役に立ちます。そしてポイントは状況に応じて電工カッターで先を削って調整します。

薄く狭くというのが使用目的に合うので、フロントパネル周りのゴムパッキンを1周剥がし、そして外パネルとの間にジワジワ差し込みつつ

柔らかい状態のままの両面テープを剥がすという作業ですが・・・大変です。