まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ 26

2013年01月29日 | Weblog

 探し物をしているときに、本を発見。

この本、紙質が非常に悪いわりには値段がちょっと高いのが難点だったのだが。

どうして買ったままの袋に入っているのか、開いてみると、なんとヘッドホンアンプの

記事が載っていたとは。

 ということで、部品が届くまでの間に、別の事をする予定だったものの、勢いあるときに

やっつけてしまおうという事で、エレキジャック16号に載っていた、ディスクリートヘッドホンの

アートワークをすることに。

 応募すると基板が抽選で当たったらしいけれど、届かなかったということは、ハズレだったので、

いつもながらの無理やりに片面基板で作ることに。

とりあえず、2時間で、ここまでできたものの、チェックがまだなので、どこか間違ったり勘違い

しているだろうということで。。。チェックは、また明日にでも。

 

 しかしながら、このアンプの部品は手持ちで何とかなってしまうので、さて困ったな。

前のアンプと同時に基板製作になりそうな予感が。。。


次なるヘッドホンアンプ 25

2013年01月27日 | Weblog

 今回のヘッドホンアンプは、ディスクリートでの作成を。

 

前出の「classAAヘッドホンアンプ」を紹介されていた、たかじんさんが

続いて作られた「フルディスクリートHPA」を作ることに。

 

写真は、前回から改良した?物と、拡大部品図を。

アートワークしたのと同じ大きさで部品を印刷すると、パターンとベタパターンが

込み入っているため、部品名を書き込んだところ自分でも判別不能に近くなって

しまたので、1.6倍で縦に印刷してみることに。

これくらいの大きさだと、よく見えるので問題なしかと。 

 

領布されている基板は、業者発注の両面基板ながら、こちらは

とりあえずやってみようという事から、無理やり片面基板に納めることに。

ジャンパー線が4本。そこそこの出来かと。

 

 電源は、DCアダプター(12V)を使う予定なので、基板上に両電源回路が必要となり、

大きめのトランジスタで電流を取る算段に。

ケースはいつものYM-180に収めるため、幅に気遣ったので、一応収まる予定に。

 しかしながら、トランジスタ、コンデンサなど不足分が多々あるので、これから注文するため

製作はもうすこし先になりそうで。

 

この試作機の次は、トランス電源方式かな?

 


次なるヘッドホンアンプ 24

2013年01月24日 | Weblog

 まだまだ続いているヘッドホンアンプ。

今回は、パターンの実験を。

いつも使っている基板CADは、角を丸くする、というのが出来ないらしく(操作方法があるのかもしれないけれど)

どうしても鋭角になってしまうので、あえてここを丸くできないかと、試行錯誤を。

元のパターンを赤で作って、それから緑で丸く加工して、実際の基板は緑のパターン部分だけを利用するのが

確実なのか、それとも、赤のパターンを多数組み合わせて、多角形にしてしまうほうが作り易いのか。

 

そして印刷してみて散々眺めていて、大失敗に気づくことに。

グランドパターンを引き忘れていたとは。やれやれ。


次なるヘッドホンアンプ 23

2013年01月19日 | Weblog

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 最初にお断りをします。

これから紹介する方法は、全くもって正しくない方法です。

だからといって何も効果が無いとは言いませんが、

試してみればなるほどそういうことか、という、一つの例であって

これが正しいとは一言も言っていませんので御注意ください。

ましてや、測定器で測定して、お前のしていることは間違っている、と

有難い御忠告を頂きましても、改める事も直すこともいたしませんので、

その点を承知の上で、お読み下さい。

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さて、ここまで回りくどいことを書いたものの、飽きっぽい性格の人間が

まだやってたのかという、ヘッドホンアンプの続きで。

 

 ノイズも皆無、音の解像度?も今までの物とは一線を引く、ぺるけ式ヘッドホンアンプながら

何故か不思議なことが起こるようで。(単に自分が理解していないだけというのが正解)

製作直後しばらくは、ボーカルが中央に位置し、定位も安定しているのに、3日、1週間、

2週間、1ケ月とたつと、ボーカルが遠い遠い所に行ってしまうという現象が。

そして、その間にも定位が変化するなど、理解不能なことも。

 

 今まで聞いてきた物とは何が違う、それともヘッドホン、カナル型が悪いのかと

とっかえひっかえしても、変化なく、他の装置で聞くと、今までの音がする。

ここは何が違うのだろうか、何かが違っているが、何なのか分からない。

 

ということで、全くもって正しくない方法を試そうということに。

添付した図で示したとおり、せっかく左右でフィルタを形成して、クロストークを向上させようと

したものを「無」に介することを、あえて「試して」みることに。

 左右へ供給している電源ラインの間に、「わざと」抵抗1本を追加する事によって

「音の定位」をわざと崩して、遠く遠くいってしまったボーカルを近くに戻そうという

試みながら。

 難点はヘッドホンの種類によって、どれが正しいというのが無いのと、

まさに好みの問題であって、オリジナルがすべて正しい事であって、お前のやっている事は

邪道だと言われてしまえば、それまでのことながら、自分で聞いてみて「楽」なのが一番で

あって、たとえ間違っているとはいえ、こんな事も起こるのかというのを、あえて

示したという「悪い例」を。

 

 最初、ショート状態にするとどうなるか。単に意味のない事から始まり、流石に

ショート状態では酷いなという状況で、特に「さ行」の音が横に走る状態なので、

これはないなということで、間違っていたと思ったものの、抵抗に交換するとどうなるか、

ということで、1K,2K,3K,4.7KΩ、はたまた10KΩと代えていったところ、変化が

現れることに。(そりゃ当然)

眉に皺よせ、音の限界を聞き取るなどといった高尚な事は出来ないので、

楽に、気楽に、気兼ねせず、片意地はらず、といった具合で音楽を聴くというのが

個人的な好みのため、スピーカと違って左右の音が混じりあう事がないヘッドホンでは

どうしても「楽」になれないということから、こういう「間違った」事で、少しは改善するかな、

といったことを行ったまでということで。。。

 

間違っても、鵜呑みにして試そうとなさらないように。くどいながら。


次なるヘッドホンアンプ 22

2013年01月17日 | Weblog

 

  この半年ヘッドホンアンプを作ってきたものの、ふと、オペアンプの音はどんなものなのだろうかと

気になったので作ってみることに。

なにやら、「禁断のclassAAヘッドホンアンプ」と題されていて、非常に気になってしまって。

 

そもそも「classAA回路」とは何だろうと???

考えるより作って聞いてみない事には分からないので、勢いまかせて手持ちの部品総動員で

工作開始を。

 

毎度ながら好き勝手なアートワークで片面基板の出来上がり。

小型化も考えたものの、とりあえず大きめということで。

部品点数も少ないので、ポンポンと出来上がって音だしを。

 

電源が秋月のDCアダプター(12V)なので、フィルターも付けてみたものの、ノイズは皆無。

肝心のオペアンプはNE5532Pを。

オペアンプのオフセット電圧が、若干左右で違っているようで、0.6mVと1.6mVほど。

 

 当初、入力側のDCをカットするために電解コンデンサを付けていたものの、

そのうちエージングで変わるだろうと思って2日ほどしたものの、どうも高域で

歪が多い様子なので、いつもながらのメタライズド(手持ちの関係で1μF)に交換することで、

交換後の音出しの時点から、すっきりした音に。

やはり、普通;;;の電解コンデンサ(100μF)ではダメなようで;;;

 

3日ほどエージングした結果、少し低域があっさりしすぎているというか、物足りない感じなので

両電源化しているため出力側には電解コンデンサは不必要ながら、あえて味付け?的な意味で

ルビコンの680μFを追加することに。

 

  これまた3日ほどエージングしてみると、なるほど、これは良い音がしていて。

 

あとはOPA2134PAに交換してみるのも、楽しみかと。

その前に、以前作ったトランス15V電源も試してみるのも良いかなと。

 


次なるヘッドホンアンプ 21

2013年01月13日 | Weblog

 小型版のLEDが全く見えない状態なので、変更することに。

途中の写真は撮り忘れ:::

蓋を閉めるだけでも大変なので・・・

 

3mm径の透明プラの赤色LEDを使ったと思いきや、何故か光りだすと青?あれ?

どこかで何かを間違った様子ながら、0.5mmの光ファイバーを通してもしっかりと

光っている状態が見えるので、これでいいかな?

 

ちなみに、構造的には簡単ながら、取り外し可能が大事で。

フロントパネルに0.5mmの穴を開け、そこに光ファイバーを差し込み、面一になる状態で

裏側から瞬間接着剤を僅かつけて固定。

LED側は熱収縮チューブを被せ、LEDの先より5mmほど長くなる長さにして、熱をかけて

収縮させるものの、先端は隙間があくので、フロントパネルを閉める時にLEDの先の熱収縮

チューブに光ファイバーを差込、そして閉めて電源を入れると、写真のような状態に。

 

部屋の電気を消すと、けっこう明るすぎる感じで、もう少し抵抗を高くするべきだったかなと

若干悩むところかも。まぁ、最初の時のように真っ暗でなければ見えない状態よりいいかな?


次なるヘッドホンアンプ 20

2013年01月11日 | Weblog

 せっかく直したラグ板仕様 ヘッドホンアンプを箱に入れることに。

ここでまたもや問題が。

2連ボリュームが無い。買ったはずと思っていただけで忘れていたとは;;

ジャンク箱をひっくり返して、やっと使い古しのを発見して、とりあえず取り付けることに。

しかし、ボリュームがやたら小さく見える気が。

 

このヘッドホンアンプは、あえてVer2で、12V仕様のを製作したもので、まずは

基本?からということで。(というか最初から逸脱しているが・・・

勢いだけで配線をし終わり、線のまとめもしないうちから電源を入れて電圧測定を。

とりあえず煙も出ない様子だし、若干電圧に問題あるものの、音だしを。

これまた、今まで聞いたような音が左右からしだして、一安心。

 

あとはエージングにどれだけかかることやら。

どうも、15V仕様のVer3に比べて、Ver2は非常に時間がかかる様子で、以前製作したものは

1ケ月もしてから音が安定しだしたのに比べ、15V仕様は半分以下で安定するのも不思議なことで。

 

さて若干問題というのは、初段の2SK170のドレイン側の電圧が、なんと片側は5.0Vになっていて

普通は4.7Vから4.8V程度だったため、えらく高い電圧になってしまったなと。

これの原因は、ずばりFETが他の3つに比べて大はずれということなので、交換する以外には

対策しようがないので、残念といえば残念ながら、ソース側どおしの間に半固定抵抗を入れて

電流を調整する方法もあるので、これはまたいずれということで。


次なるヘッドホンアンプ 19

2013年01月11日 | Weblog

 何故か増殖している、ぺるけ式ヘッドホンアンプ。

しかし気になる点がひとつ。

今聞いている音は、本来の音なのだろうか?

プリント基板にしたものの、ラグ板と同じ音なのかという疑問が沸いてきて

ついにオリジナル仕様で作ることに。

 

しかし、ここまでに紆余曲折が・・・

なにせ、せっかく出来たと思いきや、なんとラグ板を引っ掛けてしまい、

踏み出した1歩目で、踏み潰してしまうと大失態をやらかして・・・

さて、作り直すのが早いか、修理するのが早いか。動く前というのに。。。

 

結局は、無理やり修理という粗技に出てしまい、結局は作り直す方が

早かったのではないかと思うほど・。・・

 


次なるヘッドホンアンプ 18

2013年01月04日 | Weblog

 ぺるけ式ヘッドホンアンプ Ver3 超小型版の全体像を。

改めて写真を撮り直すと、ずいぶん小さいなという印象が。

このサイズなら持って歩けそうなものの、電源が15Vという事もあって バッテリー駆動には難ありなので、

最初からそれは考えないことに。

もっとも、ノートパソコンを外で使うとき、電源がある場所で使う事が 多々あるので、その場合には有効かなと。

 

つまみの左にある小さな穴は、動作時に赤色に光るはずが、少々ミスを。

直径1mmの光ファイバーを持っていると思っていたものの、実は0.5mmだったため、

LEDの中心線に軸が合っていないため光が思ったほど通らず、真っ暗にすると僅か光っている状態なので

今ひとつながら、わざわざこれを見る事もなかろうということで、そのままにすることに。


次なるヘッドホンアンプ 17

2013年01月03日 | Weblog
 やっと形になりつつある、ぺるけ式ヘッドホンアンプ Ver3 超小型版。

なにせケースに押し込む算段までが大変。

ケースはタカチ MX2-6-8GSという物しかなかったので、これに何とか押し込むため
電解コンデンサはルビコン 680μF/16Vにして(というか田舎の店には容量が大きくて
小さい物はこれしかなかったし)、他の部品、抵抗は金皮1/4Wを使い、他の部品も
同様の物を使うということで。
 
ケースは基板を差し込む所が付いているものの、1.6mm厚のプリント基板を使い
その上に電解コンデンサを乗せると、上蓋に当たる始末で、あと1.5mmなんとかしなければ
という大問題が発生したものの、基板は0.8mm厚にして、電解コンデンサの底に付いている
ゴムクッション?部品を切る事で0.5mm低くなり、究極の選択として、ケースの上下スリットの
間に1mm厚のプラ板を挟む事で収納できる事が判明したので、進むことに。

上下の蓋(というのも変な表現だが)は、両サイドの樹脂板で挟み2ケ所ずつネジ留めする構造と
なっていて、元は3mmのタッピングネジで留めるものの、これをわざと2mmミリビスにする事で
蓋も閉まることになるようで。

あとは楽かと思いきや、まだまだ。
細い配線を使ったものの、このサイズともなると以外とテンションがあって、こちらを持てば
こちらから出てくるといった具合で、あと手がもう2本ほど必要なものの、手でもって胸に押し当てて
最後は顎で支えるなど、とんでもない格好で、やっとネジ4本を締めることができて、収納完了。

音は・・・おお。ぺるけ式ヘッドホンの音がしている(そりゃ当たり前

ボリュームの軸と出力側のジャックのグランドからジャンパー線を出し、卵ラグでネジ留めする箇所に
共締めしてアースに落としているので、ノイズも皆無で全く問題ないかと。

あえて言うのであれば、ケースが小さすぎるので、アルミが暖かくなるものの、
生暖かい程度なので問題ないかと。

次なるヘッドホンアンプ 16

2013年01月02日 | Weblog
 新しい年もはじまったものの、一年中同じ事をしているような気分?ながら、
それはそれでよいことだろうと勝手な都合で自分自身を納得させて。。。

さて、年末から突然はじまった突貫工事。


分かっていたものの、流石にこれは疲れるというのが本音で。

基板設計が急だったので、若干ミスがあり、トランジスタが
押し合いへしあい状態となって斜めになったのが気がかりなものの、
詰め込めたという充実感だけは。。。(誰も理解していただけないだろうなぁ

あとはボリューム周りの配線とアースポイントと、入力、出力ジャックへの
配線と。。。

このサイズになると、隣のパターンにハンダブリッジしている事が多々あるので
(注意しているものの)その確認作業に手間取られるので。
電源入れるのは。まだまだ。

次なるヘッドホンアンプ 15

2013年01月02日 | Weblog
 まだまだ続いている? ヘッドホンアンプ工作?が、またもや脱線を。。。
(いつもの事で;;;)

ぺるけ式ヘッドホンアンプVer3 トランス式電源仕様が自分的には非常に調子よく
Ver2を2台作った事で様々な事を学習させていただいたので、それをフィードバック
したことで、自分的には満足といったところ。。。

年末にふと思うことあって、とんでもない方向に進むこととは。。。

 そもそもは、基板CADでグリッドの設定(1ドットあたりの寸法)を間違い、
どうもおかしいな、おかしいなと思いつつ配線した後に印刷して驚愕。
でも、Ver2の小型版に応用すると使えるよっ、っと、悪魔のささやきが。。。

それから年末のあわただしい中、わざわざこのケースを追加注文してしまって
もはや突き進むしかないなぁということに。。。

30日になって基板を切り出し、31日の夜に穴あけ作業をする始末で。


あとは、部品を詰め込め詰め込めということに。