まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

制御回路2

2006年06月21日 | Weblog
 タイヤセッターの回転数を制御するために製作したものの、今ひとつの状況で。
半固定抵抗を回し回転を落としていくと8割程度でモータが停止状態に。あれ?
そしてそのまま回し続けていくと2割程度から回りだし、低回転のまま変化せず。
あれま。
 これの原因がずっと分からず、使い辛い物になってしまい困ったことで。
そしてももうひとつ問題が発生する事になり、抜本的な解決が必要に。

知り合いのパソコンの冷却が不足しており、ケースにファンを付ける必要があり、なんと普通の平らなファンではなくシロッコファンにしたのは別にかまわないが、
なんとこれが物凄い騒音を発生するものとは。確かに風量は素晴らしくあるので仕事はするものの、この轟音はいたたけないので少しだけ静かにすることに。
しかしせっかく作った回路を取り付けたものの、これまた8割程度で回転が止まる謎が。
しかし普通のファンであれば超低速回転まで連続可変可能なので、どこかに問題がありそうということで。

 回路では65Aも流せるMOS-FETを使用しているものの、ゲートの電圧は4Vで十分という優れもの。単にラジコンのアンプのMOS-FETを差し替えようと、スペックをよく確認せず注文したところ、とんでもなく幅の広い物が届き、ずっと眠っていたものであったものの、このたび使用目的ができたので、利用することに。

 ある晩、ふと思ったこと。毎度ながらアイデアはどういうわけか風呂に入っていると浮かぶもので。(単に血行がよくなったから?)
モータノイズはどれほどPICに影響あるのだろうかと。手抜き回路のため、PICから抵抗を通してMOS-FETにつながっているため、ここで何か問題が発生しているのではないかということで。これはリトラクタブルを制御する時、サーボの意図しない動作に散々悩まされた結果でもあるけれど。
 とりあえず数分程度の実験ということで、手持ちの104のコンデンサをPICの出力端子に取り付けたところ。
なんとまぁ、全く問題なく動作しだしたとは。やはり手抜きはダメということか。

しかし、課題だったタイヤセッターの連続可変もうまくいく事がわかり、これでやっと正式採用ということに。
当然ながら、知りあいのパソコンで回っているシロッコファンにも、この回路を付けているので、対策品を取り付けて、予定どおりの連続可変に。

 あとはAWD用のファンにも、もっと小型のMOS-FETをつけた制御回路を付けて、真夏に向けて冷却させなければ。

AWD センターデフへの道

2006年06月11日 | Weblog
 丸10日、何かピンとこないまま試しに作ったセンターデフもAWDへの固定方法がみつからずどうにもならないと思っていたところ、いきつけの掲示板で素晴らしい工作を発表されているsinsinさんのアイデアを御借りする事に。
 AWDのセンターシャフトは2mm径。センターデフ内部の傘歯車が暴れないようにするには、センターシャフトから反対側まで1mmのピアノ線を貫通させる必要があるものの、Dカットされた元のシャフト中央に1mmの穴を開けるのは困難。

そこで別の物で製作する事になったものの、散々探し回ったが、外径2mm/内径1mm前後の中空シャフトがなく、しかたなくラジ四駆用のシャフトを使用しようと買ったところ、1.5mmしかなくこれに2mmのパイプをかぶせてもセンターを出せるかどうか問題に。
前日、真鍮棒を持ち、少々大型の旋盤がある所へいったものの、そうとうガタがきているため、4ツ爪で掴んだ真鍮棒がぶれていて、これではどうにもならず。

朝、一心入魂、手作業で穴を開けることに。
切り出した真鍮棒と小型の垂直定規をミニバイスで挟み、周りに本やら手近な箱を積み上げ左手首を固定して、小口をヤスリで十字に切り当たりをつけたところで、0.6mmのピンバイスで下穴を。そして必要な1mmまで拡大。ほぼ中央に6mmの深さで開いた模様。

ただ、真鍮製という事もあってAWDのセンターシャフトとして使用した場合の耐久性が分からないため、とりあえず元のシャフトと入れ替え可能にするためDカットを施し使用してみることに。

今日は1日、ほかに何もしたくないというのが本音かも。疲れた。ほんと疲れた。

まるは の まじない 3

2006年06月02日 | Weblog
 Mini-Zに外付けコンデンサを追加する事で、安定する事がわかったものの、電飾満載となると別の問題が。
なにせ、走行中とかわらない電気消費のため、逆に走行すると倍の電気を消費する有様となり、モータON/OFFで、せっかくの電飾が点滅してしまうのは、あまり見栄えがよくないという事もあって、別のものを追加する事に。

最近ではスーパキャパシタなる、とんでもない大容量のコンデンサが存在しているため、これはどうだろうと試すことに。
画像上のが、0.47F。下のが1F。
通常はμFという値のため、どれほどの電気が蓄えらえるのかと。

電飾満載のエスティマの場合、1F搭載車だと、電池を抜いて約15秒間ライト点灯するほどなので、目的としては十分目的が達成されたのだが、別の問題も。
スーパキャパシタ搭載後、電池放電末期になると威力を発揮するはずが逆にノーコンに近い症状が発生し、これは何だろうと。
どうも、この手の物は漏れ電流が多いらしく、つまりせっかく超大容量ながらたえず電気を送っていなければ、空になるのも早いという。そしてそこでノイズが発生するらしく、これがMini-Zに影響している可能性もあり、何のために搭載したのか分からないことに。
これまたフェライトビーズ追加で解決する事に。要は、プラス側、マイナス側、両方の線に通すのが重要なようで。
写真には写ってないものの、重要な部品?追加も忘れず。電池を挿したとたん、スーパキャパシタに突入電流が流れるため、一瞬Mini-Zが暴走したような状態になるため、抵抗を1本。手持ちの関係上、27Ωを使用する事に。
ここから電飾に電気を供給する事で、より安定するようになり、やっとはじめの目的が達成されたという具合に。