まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

年末年始について

2013年12月29日 | Weblog

うっかりアクセス解析とやらを押してしまいまして、
このつたないブログでも、検索エンジンから来られる方がいらっしゃる事を
初めて知りました。
なんと「レベルメータ ラジケータ」の検索でアクセスが数倍に
なった日があって驚きました。

ラジケータを使ったレベルメータは、過去に試作で作りましたが、
実験回路をまさに継ぎ足しで作ったので、中身は恐ろしい物と
なってしまいました。

今回はVUメータが入手できたので自作専用基板と照明制御基板を
搭載させる予定でしたが、年末年始は個人的理由で自分の工作が
出来なくなくなりました。
 1月中ごろまでには、ヘッドホンアンプとVUメータを組み込んだ物を
すっきりした物として製作したいと思っていますので、申し訳ありませんが
気長にお待ちください。

 それまで待てないという方は、この乱雑なブログの過去の書き込みで
レベルメータの回路を提示していたはずですので、そちらを探してみてください。
実は自分でもいつ回路図を上げたのさえ覚えていませんので。
あしからず。


次なるヘッドホンアンプ 111

2013年12月29日 | Weblog

頒布されたRコアトランスを修理して、勢いついでに
好き勝手自作基板の1号機の電源にする事にしました。
まさに突貫工事でした。

元はタカチ180ケースに入れていましたが、手元にもう1個
ケースがあり、寸法を測るとこのケースでも楽勝でトランスが
入るので、収める事にしました。

回路上、2系統の2次出力を±電源としていますので、
ダイオードブリッジが2セット必要となりますから、ダイオードが
8本も必要です。

構成としては、下段にトランスと試作電源基板、
上端に好き勝手自作基板で作ったHPA-12もどきに
直接電源を供給する事にしました。
 問題は若干ありまして、ミュート+プロテクト回路を
設置していましたが、電源関連が変更されたので
改造しなければなりませんでした。
 以前は、アンプが動作中にリレーがOFFの状態で
繋がるようにしていましたが、今回からアンプ動作中に
リレーもONにするようにしましたので、多少部品が
増えることとなりました。

アンプは、低音重視としていましたが、Rコアトランスに
換えたことで、より響きが良くなりました。

まさに願ったりかなったりでした。


次なるヘッドホンアンプ 110

2013年12月27日 | Weblog

頒布されたRコアトランスですが、実は実験中に壊してしまいました。
2次側の1系統がショートした様子で、異常発熱の状態となって
しまいました。
悔やんでも悔やみきれませんでしたが、壊してしまったものは
しかたないけれど、自分のミスに違いないということと、
今後も同様の失敗をしないためにも、わざとラックの見える所に
このトランスを貼り付けていました。

毎日眺めていましたが、ふと気になりました。
本当の原因は何だったのだろうか。
トランスを開けてみて原因を探りたくなって、取り外してみました。

外側は厚手のフィルムを両面テープで覆っているため、
外す所が分からないので、下の台付近の内側はプラスチックの
カバーがあるので、そこにカッターを入れてフィルムをきりました。
後は、ジッポのオイルを刷毛に付けて、すこしずつ塗ると、
両面テープを簡単に外すことができました。

上のフィルムを外すと、絶縁被覆が何層にも重なっているのでそれを
ひとつずつはがしていくと、中のコイルと外への配線の接続部分が
見えてきましたが、絶縁被覆が破れて配線の細いヒゲが下の層の
配線に触れていてすこしだけ焦げています。
何ということかと、言葉に言い表せない感情が沸いてきました。

ショートしている部分を離してテスターで2次側を計ると、
2系統とも同じ値を示しています。
つまりここが悪かっただけで、中のコイルの絶縁物が溶けて
いなかったということでした。

直せる見込みが出来ると元気がわいてくるものです。
厚手の熱収縮チューブでこの部分を絶縁してから、ある程度
絶縁被覆を元に戻して、再度、テスターでショート状態が
起こらないか確認したあと通電させてみることにしました。
 ヒューズと電源スイッチを付けて、スイッチON。
2台のテスターを2系統それぞれにつないでいるので、
電圧を確認しました。ほぼ同じ電圧です。
内部での破壊はなさそうですし、トランスの横腹を指で
触っても熱くありません。
 ただ無負荷なので、試作基板上に残っていたLEDと抵抗を
クリップでつないで20mAから負荷実験を始めました。
問題ありません。
 それならばと、セメント抵抗を繋いでみました。
流石にセメント抵抗も熱くなってきましたが、トランスは
うなりを上げることもなく、極端に熱くなる事もなく一定の
電圧を示していました。

 やれやれ、何か肩の荷が降りた気分です。
記念にという事で開けた状態の写真を撮ろうとしました。
パチンという音がして、外側の厚手のフィルムが戻ってしまいました。
通電中なので、あわててスイッチを切りました。
写真を撮るなって言われた気分なので、閉じた状態の物しか
ありませんが、こういうトランスです。

 


次なるヘッドホンアンプ 109

2013年12月27日 | Weblog

 予定していたケースに基板全部が収まらない、あげくのはてにはいまや入手できない

頒布品のRコアトランスを壊してしまうなど、予定外の事ばかり起きて、正直いらいら

していましたが、その工作過程もすこし写真が残っていました。

作っていたのは「HPA-12+Vol12」です。

電源がないことには話にならないので、知人が購入するついでという事でトロイダルコアトランスを

注文してもらいました。

 そして回路的に細工をひとつ。

わざと正負の3端子レギュレータで静圧した後で、HPA-12基板に電源を供給しています。

当然ながらHPA-12基板上にも整流回路と抵抗と電解コンデンサを使った簡易フィルターを

付けられるように設計されていますが、それは生かしました。

一見、無駄な構成に思えますが、いろいろ実験してみると思わぬ事も起こるものです。

 


蛍光灯インバータ その2

2013年12月26日 | Weblog

 少し時間が出来たので、お預かりしていた蛍光灯インバータの回路図を

図面CADにしました。けっこう時間が取られるものです。

 適当?な解析の結果は、よくわからん、というのが本音でした。

とりあえず、スイッチ的な3ピンコネクタを使っていて、基板上にはショットキーダイオードを付けて

GNDラインに落としているのに、わざわざ2ピンだけコネクタに配線しているという、謎な所も

結局よくわかりませんが、回路的にスイッチ的な物として捉えると動作する様子なのと、

保護抵抗も入っているので、試験をしてみることにしました。

 流石に交流100Vなので、ヒューズからACコードなど、細々とした物が必要です。

 

机の上で無事点灯しました。(写真撮り忘れました)

さて問題の箇所ですが、半固定抵抗をわざと付けてみました。

延長クリップなど、もやし配線的な状態なので、机の上は非常に危険な状態でした。

予想に反して、抵抗0の状態でやっと点灯するので、謎の回路部分、ショットキーの所も

仕事してもらうことにしました。

 

 結果。蛍光灯の輝度調整が、とりあえず可能となりました。

ただとりあえずというのが問題でして、抵抗値が悪いのか、回路的に単にインバータ仕様なのか

ちらつきなどといった生易しいものではなく、蛍光灯の片側が暗く反対側だけが光っているのと

基板上のトランスが鳴きだしてので、早々に実験は終わらせました。

無理していると焼損しかねません。

 

まぁ、動作するのが分かったという事で、めでたしめでたし。


ミニッツ 3Dプリントパーツ その3

2013年12月22日 | Weblog

 一工程ずつ進めていくことにします。

まずは、大きな部品からということで、シャーシ上部のマウントを整形しました。

当然ながら裏側は格子状だったのを切っただけなので、シャーシ上に取り付けるため

バリ部分をヤスリで削りました。

また、ビス4点留めで固定するので、その穴をあわせるのに手間がかかりました。

完全に埋まってしまっているので裏側の位置確認が難しいのと、ドリルでいきなり穴を

開けてもよかたのですが、少しずつしなければ、微妙な位置あわせができないため、

これはあまり行ってはよろしくないのですが、フライス用のミルを、電動ドライバの先に付けて

超低回転で少しずつ少しずつ削っていくことにしました。

 そのかいあって、ぴったり固定できるようになりました。

あとは、ビスで留めると、多少のねじれも補正できることと思います。

 

 まだまだ先が遠すぎて、いまだに全体像が見えないのが難点です。

 


ミニッツ 3Dプリントパーツ その2

2013年12月22日 | Weblog

 3Dプリントは、製造過程?でバリが出てしまうようですが、設計者が部品とバリの部分との

区別を付けるように設計しているので、格子状の所が不必要な部分と分かるので、

まずはこれを取り除く作業から必要でした。

 でも、ラジオペンチで格子状の所を軽くつかむだけで、面白いように取れます。

そして調子にのって作業していたら、ポロッと必要な所がとれてしまいました。

いわゆる、やっちまった状態です。

 

でも、ミニッツで走行させると、いずれどこかが破損する可能性が大きいので

今のうちから補修作業に慣れるという大義名分のもと、修理することにしました。

表側はこういった状態なのですが、

裏はバリを取りそこなって破損した後の、修理後です。

この手前の部分、表側からすると右側のアーム部分が取れてしまいましたが、

プラリペアの溶液で接着させてみました。

 

 なるほど、液を付けて1分もしないうちに溶けてくるのが分かります。

ただ、ここで支持しておかなければ、曲がって接着される可能性も大きいですし、

溶けた分だけサイズが小さくなる可能性もあるため、今後の課題も分かりました。

 

丸1日置いた状態ですが、けっこうしっかりと接着されています。

最悪、ここが折れるようでしたら、補強するなり、細めのピアノ線を埋めこむなりして

強化しようと思っています。

ちなみに、この3Dプリントを作られている方のブログは、

sinsinさんのブログ です。

様々な物を開発されていらっしゃいますので、是非一度ごらんあれ。

 


ミニッツ 3Dプリントパーツ

2013年12月20日 | Weblog

 素晴らしい物を提供していただきました。

なんと、3Dプリントパーツです。

ミニッツのアドオンパーツとして、各種入れていただきました。

しげしげと眺めました。なるほど。

しかし・・・色違いがあるので、これは何か違っているにちがいないという事で

裏にマジックで書き込みがあるのを頼りにして、一応、分類してみましたが

若干違っている感じがしなくはありません。

 

さて、HM用は右のグループなのでしょうか。

レジンパーツよろしくバリ取りからはじめるのですが、どこまで切ってよいのやら

もう少し眺めてからにしたいと思います。


蛍光灯インバータ

2013年12月18日 | Weblog

 ひょんなことから、お預かりした蛍光灯インバータの基板があったのを

うっかり忘れていたので、これから解析することにしました。

なるほど、メーカー製を見るのも勉強になります。

部品点数がしれていると思っていたものの、いざ解析しだすとけっこう手間でした。

レジストにVRという文字があるものの、不思議な事にオペアンプの下に半固定抵抗を付けるような

パターンがあるのも変だなぁということで、散々眺め回して、表裏と何度ひっくり返したことか。

拾い上げた回路図をみて、ぐっちゃぐちゃ。

これを分かりやすく書き直すのには、もう少し時間がかかりそうです。

 

 


次なるヘッドホンアンプ 108

2013年12月16日 | Weblog

 まだやっていたのかと言われそうで、非常に申し訳ないのですが、

どうもキットを作るのが下手すぎて困っています。

素直に指定されたとおりに作っていたつもりが、どうも横道にそれてしまうらしく

とんでもない事をやらかしてしまうので、自分で先に進めなくなってしまう有様ですので、

これではせっかくのキットに申し訳ないということで、気合を入れて仕上げていくことにしました。

それが、「HPA-12+Vol12」です。

正確には、基板と制御関連部品のみの頒布です。

電子ボリュームなのに肝心のICを注文しわすれるなど、失敗続きです。

 

 

 製作が止まっていたのは、ロータリーエンコーダを、フロントパネルにどのようにつけるか、

という、単純といえば単純ながら、考えだすとますます深みに入ってしまうものでした。

秋月電子で販売されている物は、基板用のためナットで固定できません。

LED付スイッチ付ロータリーエンコーダ(赤・青)ツマミ付セット

 

 フロントパネルの内側にサブパネルを垂直に設置して、そこに基板を留める事で

他の基板と90度ちがう角度で設置することで、基板用のロータリーエンコーダは

固定できそうですが、自分ができる工作では強度的に若干不安があります。

いろいろと探していて、次の部品を見つけました。

エクストリームパーツ
プッシュスイッチ付きロータリーエンコーダ[ローレットタイプ]
販売価格(税込): 150 円

 これならナットで固定できるので簡単に付けられますが、何か面白くない(これがいけないのですが)

もうひとつ何か違ったことをという事で、それに時間を取られてしまいました。

折り曲げ器があるので、1.5mm厚のアルミ板であれば90度に曲げる事も可能です。

ただ、今回は電飾を考えていました。

0dbHyCAAのケースのように、つまみの周りから光が漏れるのが気に入ったため

今回もそれを実現してみようとしました。

照明用のLEDを付ける基板も必要ですが、アルミ板だけではケース内部まで照らすことになってしまいます。

そこで考えあぐねた末に、手元にあったプラ箱を利用する事にしました。

幸いなことに、ロータリーエンコーダがナットで固定できるため、プラ箱に固定して、その箱を

ケースに固定するという、邪道もいいところと言われそうな方法でしたが、絶縁性とLEDの支持を

考えると、以外とつかえそうな方法と思ったのですが、難点もありました。

 

タカチのプラ箱なのですが、なんと90度の面になっていません。傾斜しています。

幸い?なことに厚みが2mmほどあるので、ヤスリで底と横が90度になるように削りましたが、

最初からうまくいくはずもなく、もう1面を削ることになりました。

 

また、削ったせいもあるのですが全体的にプラ箱に強度がないため、押しボタンスイッチ付きロータリーエンコーダ軸を押すと、

箱そのものが後ろに反り返ってしまいます。底は2mmのビス2本で止まっているだけなので

もう少し支える物が必要なため、プラ箱の横に5mm角プラ棒を付けてみることにしました。

これでだめなら後ろからアルミ板で抑えるつもりでしたが、意外とプラ棒ががんばるのか

軸を押してもプラ箱がほとんど動かなくなりましたので、このまま採用となりました。

(しかし、ロータリーエンコーダの固定に延べ12時間もかかっています)

あとは、ロータリエンコーダにつけたツマミの周りから光が漏れるようにしたいのですが

難点はスイッチ付きのため、軸を押すと奥に1mmほど動きます。

透明なプラ板を小さくきって、紙やすりで白くなるまで擦った物を取り付ける予定でしたが、

パネルからツマミの根元が出るのも今ひとつといった具合ですので、あえてツマミをパネルから

少しだけ引っ込めて取り付けるのに、これまた苦労する事になりました。

 

 結局、0.5mm厚の透明プラ板を10枚切って、9枚はツマミより僅か大きめの穴にして

1枚は軸より少し大きめの穴にして接着しました。

透明なパイプを探していたのですが、直径13mmなんていうのはすぐには見つからないので

手間隙かけて工作しました。(ここだけで10時間)

 

 フロントパネルには14mmの穴をあけ(竹の子ドリルと6角電動ドライバが役に立ちました。

今までなら下穴の1mmからリーマーが入る4mmを開けて、あとはリーマーで穴を広げるのですが

気をつけないと、必要な穴より大きな穴が開いてしまうので、たびたび作業をとめては、部品とあわせ

あと3回転、いや4回転かといった具合で、なかなか作業が進まないのですが、竹の子ドリルであれば

指定された穴のところまで広げるのはいとも簡単で、下穴から14mmまで2分かからずといった具合でした)

ツマミが微妙な12.5mmという太さのため、プラ板の穴もそれに合わせて微妙なサイズになってしまいましたが、

僅か隙間があいているという微妙な物なので慎重に作業を進めました。

あとは、プラ箱の側面上部左右に2個の緑色LEDを付け、電流制限用の抵抗と支える基板は、わざと

プラ箱の上につけました。こうすることで、後からLEDの明るさを変更する場合も作業が楽になります。

 

さて点灯。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

微妙な暗さでした。まぁ無いよりましかなと。色も、緑色ではなく赤色の方がよかったかなと

今頃になって後悔していますが、予定していたものなので、これで十分です。

前面の写真は、また次回にでも。


次なるヘッドホンアンプ 107

2013年12月05日 | Weblog

 続々とアートワークができてきたのですが、さっぱり作業が進みません。

でも、作っておかなければ次の物ができないので、少しずつ少しずつ

進めていくことにします。

 

ぺるけ式HPA-SinmpleVersion」は、部品点数が大幅に減るので、基板も小さく

作る事ができそうですが、電解コンデンサが多いので、意外と横幅が広くなって

しまいました。

 

 

 さてこれだけではいつもの事なので、オマケ?を付けることにします。

せっかく、針式のレベルメータがあるので、これを使う事にしました。

しかし、オペアンプ2個と半固定抵抗が4個?と部品で、少し基板が大きすぎた感がします。

 

下左側は、別の箱に入れる場合の絶縁型レギュレータを付けた電源基板です。

ぺるけ式HPAは、単1電源から、マイナス電源を作るため、信号GNDの電位が一般的な

GNDラインと違うため、外付けレベルメータを付ける場合には少し工夫が必要になります。

ぺるけ式HPAの電源と同じ回路にするのも方法ですが、全く同じというのも面白くないので

わざとこういう事を試してみました。

 スイッチングノイズで最初は苦労しましたが、レベルメータ基板上に電解コンデンサと抵抗の

簡易リプルフィルターがうまく動作するようになったので、ほとんどノイズを感じられなくなりました。

(もっとも測定器を通すと、ばればれですが)

 

ただ、基板をアンプと一緒の箱に入れる場合には、この基板は必要ありません。

HPAから電源をもらえばすむ事ですので。

 

下右側の基板は、照明用の制御回路です。安直にLM317を使いました。

デジットのレベルメータは12Vの電球を使用しているので、暗くぼぉーっと黄色い明かりが欲しいため

単に電圧を下げる回路にしましたが、200mAほどながれるので、LM317には小さい放熱板を

付けた方が安心と思います。

小型のスイッチング電源を使う方が楽かもしれませんが、必要に応じて基板を作るので

予定というだけです。

 


ミニッツ 再び再起動後の不発後の起動

2013年12月04日 | Weblog

 なにやらわけのわからないタイトルとなってしまいました。(いつもの事なので気になさらないように

わざわざ、ビニル袋に分けていた物が行方不明となり、やる気がさらにうせてしまっていたものの

ふと見ると、こんなところにあるじゃないかという事で、再度検討をはじめることにしました。

sinsinさん考案の「3リンク式コイルリジットサスペンション」を実現させるのと、

ハイマウント仕様のモータマウントが相性悪いため、それを克服することも目標なので

あえて、ランチアデルタのボディで試してみることにしました。

 さてリンクの具合をみるため、外してみました。

あれ。これじゃだめだ。03用のフロントナックルが必要なのに、これでは01でしょうかね。

店で買ってくることになりました。やれやれ、また出直しです。

 


次なるヘッドホンアンプ 106

2013年12月03日 | Weblog

 何故か動作不良だったAKI-DACですが、他の機器で動作検証のため

一時的に12MHzの水晶振動子が必要となったため、AKI-DACに載せられて

いる物が同じ周波数だったため、取り外してテストしました。

その機器では水晶振動子が故障ではなかったので、必要なくなったものの

表面実装タイプのハンダ付け練習もかねて、再度、元に戻しました。

基板を眺めていてふと思いました。

どうみても、PCM2704のハンダに問題ありそうでなりません。2ケ所ほど

怪しい部分があります。C9の横あたりのピンが気になってしかたないので

直ったらもうけもの、直らなくてしかたなし、ということで、1度取り外すことにしました。

 液体フラックスをICのピン全体に少し多目に塗って、ハンダをピン間が埋まるほど付けて

全体が溶けているうちに、ピンセットで少し横に押すと、ある時点で、ズルっという

具合にICが動くので、すかさずICを掴んで持ち上げます。

 そして、ハンダ吸い取り線で余分なハンダを取り、綿棒に液体フラックスをつけて

基板上を掃除します。

無水アルコールでの掃除は、その後からです。

 

乾燥後、再度液体フラックスを、蓋についているハケで塗り、念のため

ICの足にも塗っておきます。

 そして、ハンダ付けをします。端と端を1つずつ手ハンダしたあと、

コテ先にハンダをつけて、ピンの間をすっと滑らすと、綺麗にハンダが

乗ります。(たまに失敗しますが)

ハンダが足りないところは、こて先にわずかハンダをつけておいて

コテの角のところを利用して、足に当てると、うまくハンダが乗ります。

 

さてこれでテストを。

なんと、酷い音だったものが、すっきりとした音がでているではありませんか。

どうして最初からこうならなかったのでしょうねぇ。

まぁ、直ったというのと、久々にフラットパッケージのハンダ付け外しも

練習できたので、「良し」という事にしましょう。

 でも、AKI-DACが2個もあっても用事がありません。

普段、音を出すのはパソコンのアナログ音声出力だけなので。

パソコンの音声というと、頭から否定する人がいるようですが、

最近のマザーボードは馬鹿にできません。

ドライバもけっこう優れていますから。