社説(2008年6月18日朝刊)
幼女を連続誘拐し殺害した宮崎勤死刑囚に刑が執行された。
宮崎死刑囚は一九八八年から八九年にかけて、埼玉県と東京都内の幼稚園児二人と小学一年の女児、保育園児を相次いで連れ去り、殺害している。
その際、幼稚園児宅に人骨が入った段ボール箱を届けたり、新聞社にも「今田勇子」名の犯行声明を送付し、社会に衝撃を与えた。
鳩山邦夫法相は「慎重に検討した結果、 . . . 本文を読む
2008年6月18日(水)
一九八八年から八九年にかけて、埼玉県と東京都で、四歳から七歳の女児四人を次々に誘拐し殺害した、宮崎勤死刑囚の死刑が十七日、執行された。
宮崎死刑囚は女児を殺害後、遺体を切断したり、骨を焼くなど、猟奇的な行動を繰り返していた。また遺族宅に骨を入れた段ボール箱を置いたり、新聞社に「今田勇子」名で、挑発的な犯行声明を送り付けるなどの異常な行動は、社会を震 . . . 本文を読む