■改憲論議が沈静化した、今の状況こそが怖い
編集部
森さんは昨年1月、『日本国憲法』(太田出版)というタイトルの著書を出版されていますね。本の帯には「僕は記したい。こんな憲法があった時代に、自分が生きていたことを。相当に気が早い現行憲法への鎮魂。」とありまして、レトリックだとは思いながらも、本を手にした際、どきっとした覚えがあります。出版された時はちょうど、安倍政権が成立して半年、改憲論 . . . 本文を読む
1年後に施行が迫った裁判員制度では、私たち一般の市民が、
死刑判決にもかかわることになります。
その本当の意味や重みを、私たちはどれほど理解しているでしょうか?
著書『死刑』(朝日出版社)で世の中にその問いを投げかけた、
ドキュメンタリー作家の森達也さんにお話を伺いました。
■死刑までも決める裁判員制度
編集部
今年の1月に出版されたご著書『死刑』(朝日出版社)が反響を呼んでい . . . 本文を読む