長岡京市観光協会のブログ

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「八条ヶ池」物語 第4話

2012年04月13日 | 八条ヶ池物語
智仁親王は細川幽斎から古今伝授を受け、古典に

造詣が深く、教養と雅趣を備えた文化人でした。


ここ開田村が八条宮家の領地となってから開田

天神の社殿や池の整備が始まりました。しかし、志

半ばにして寛永6年(1629)智仁親王が亡くなります。



その意志を引き継いだのがもう一人の主役、第2代

八条宮智忠(はちじょうのみやとしただ)親王です。

桂離宮の造営とともに同じ庭師を使って開田御茶屋

(山荘)の造営にも取り掛かります。



(古今伝授とは、平安期に成立した古今和歌集の読み

解き方を一子相伝で受け継ぐための講義で、細川幽斎

は公家の三条西実枝から居城の勝龍寺城(長岡京市

勝竜寺)で古今伝授を受けました。)


ーつづくー


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