長岡京市観光協会のブログ

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長岡京市の民話・今里の大塚古墳

2015年06月19日 | 民話




第2次世界大戦中、青年団員が食べ物を植える為に古墳の上に畑を作ろうと

言い出しました。近くに住む村のおじいさんは、「古墳はこの地域の守り神

がいる所だ。鍬を入れて、壊してはならぬ。」と注意しました。古墳を触った

者に悪霊が取りつくと信じられていました。でも、青年団員はこの忠告を無視

して、サツマイモの苗を植え始めました。しかし、収穫の前に青年団長は

重い病気にかかって亡くなってしまいました。今里大塚古墳は5世紀前半に

造られたものです。当時、乙訓全体を支配した豪族墓で、棺を納めた石室が

あります。(長岡京市の昔話より)



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