惠解山古墳は勝竜寺と久貝にまたがる乙訓最大の前坊後円墳です。
また、古墳時代中期(5世紀前半)今から約1600年前に造られました。
長岡京が出来る約400年前に出来ました。
古墳の大きさはは全長128m 後円部の直径78m、前坊部の幅が76mの前坊後円墳です。
古墳の石室には和歌山県の紀の川周辺や兵庫県高砂市あたりから
運ばれた石が使われています。
1980年に約700点の鉄製品が発見された事から
国史跡となりました。古墳が造られてから約400年後の
長岡京築城の時にも壊される事なく1600年間大切に守られ、
地域の人々より古墳の上に造られた墓と共に聖地として
大切にされ現在まで残されました。
平成26年には古墳の周りに埴輪が置かれ、
市民の憩いの場として整備された史跡公園です。
長岡京市で唯一の国指定史跡です。
歴史文化に出会える場でもあり、
身近に自然と触れ合うこともできる
安らぎの場になっています。