長岡京市観光協会のブログ

長岡京市の出来事を紹介します。

神足六連橋

2015年05月08日 | 史跡
長岡京市の神足六連橋は京都-大阪間では

現存する最多の連続アーチ橋です。





現在の6つのアーチ間のうち南側が歩道、



次の2つが府道の上下線として利用されています。

この橋は非常時にも被害を受けないよう造られました。









1876年開通以来約130年間風雪に耐え文明開花の象徴とも言える

この橋はレンガの温もりと歴史の重みを感じさせてくれます。







レンガ造りのアーチと言えば田辺朔郎設計の琵琶湖疏水の水路閣が有名ですが、

それよりはるか14年前にイギリス人ブランデル技師の設計によってアーチ型の鉄道橋が

神足六連橋が荘厳なア-チを見せてくれます。

現在も開通時の姿そのままで残り、現役で活躍している貴重な近代化遺産の一つです。