長岡京市観光協会のブログ

長岡京市の出来事を紹介します。

90系統バスに乗って京阪「淀」へ

2014年02月17日 | 史跡
阪急「西山天王山」駅の開業に伴い

京阪「淀」駅までのバス路線が

新設されました。



JR「長岡京」駅から約7分で、阪急「西山天王山」駅に

着き、さらに約12分で京阪「淀」駅前に着きます。



駅の向こう側には、淀の競馬場があります。



バスを降り、大阪方面に向かって、線路沿いを約4分

歩くと與杼(よど)神社の隣に淀城址があります。





淀城は江戸時代の二代徳川秀忠の命で松平定綱によって

廃城となった伏見城の資材を使って築城されました。

二代城主は永井尚政が10万石で入城しました。

弟の永井直清は、神足館の城主であり、淀城改修に

あたって勝龍寺城の本丸の石が運ばれて

使われたと言われています。

今は、堀と石垣の一部が残り、淀城跡公園として

市民の憩いの場となっています。



そこから北へ500mの「納所」交差点近くに

豊臣秀吉が、側室茶々の産所として築かせ

その後、廃城となった淀古城址に建つ

妙教寺があります。



そのあたりは、幕末の鳥羽伏見の戦いの激戦地であり

本堂には被弾の跡が残り、その時の砲弾も残されています。



今もその時の戦死者を供養されているそうです。




遠い歴史が今によみがえる淀の地へ

バスに乗って出かけてみませんか?