幻の都「長岡京」が実在したことを証明し、日本史を塗り替えた
中山修一先生の功績を振り返るシンポジウムが1月12日、
市の中央公民館で開催されました。
シンポジウムにはたくさんの方が訪れ熱心に耳をかたむけておられました。
記念講演では、中山先生と公私において交流のあった
龍谷大学特任教授で向日市埋蔵文化センターの國下多美樹先生が
中山先生の人柄や長岡京発掘への情熱などについてお話されました。
また、中山先生から、文化財担当者としての心構え、
意義、遺跡の重要性など多くのことを学ばれたそうです。
中山先生は、実地に忠実に!困難にあっても中止せず!
目指したところをどこまでも追及していく!このような方でした。
これこそが、条坊制や大極殿の位置を予測し、発見するという
偉業を成し遂げることにつながったのです。
そして、その功績や成果、特に長岡京の内裏の資料は
歴代都城研究の重要資料となっています。
これからも中山先生の足跡を将来に語り継ぐことが大切ですね。
と話されていました。
そのあとのシンポジウムの内容は次回に続きます