次は子守勝手神社(こもりかってじんじゃ)です。
子守勝手神社は粟生村の産土神(うぶすながみ)。
この神社の由来は定かではないですが、「延喜式」によると、
子守社は農業に大切な用水をつかさどる水分神(みくまり)を、
勝手社は国土を開き、国家を守り、悪魔を降伏せしめる
天忍穂耳尊(あまのおしほみのみこと)・大山衹命(おおやまずみのみこと)などを祀っています。
神社の縁起によると、女人安産・子孫繁栄の守護神と書かれています。
また地元では水の神様として親しまれています。
子守勝手神社には指定番号16号の保存樹木のモミの樹があります。
樹高25m、幹まわり2.8m。見上げるのにも一苦労の高さです。
鳥居に「三十八社」と刻印されていますが、これは吉野にあった三十八社の一つではないかと、
言われています。
隣にある、観音寺は天台宗のお寺です。
洛西観音霊場第八番札所。ご本尊は十一面観音菩薩です。
寺の創建は奈良時代と言われています。文献で初めて見られるのは、
室町時代初の暦応三年(1340)で江戸時代末の『都名所図会』にも同寺の絵が描かれています。
(こちらは複製の観音菩薩像です。)
新緑と保存樹木をたずねて その4へ続く…
子守勝手神社は粟生村の産土神(うぶすながみ)。
この神社の由来は定かではないですが、「延喜式」によると、
子守社は農業に大切な用水をつかさどる水分神(みくまり)を、
勝手社は国土を開き、国家を守り、悪魔を降伏せしめる
天忍穂耳尊(あまのおしほみのみこと)・大山衹命(おおやまずみのみこと)などを祀っています。
神社の縁起によると、女人安産・子孫繁栄の守護神と書かれています。
また地元では水の神様として親しまれています。
子守勝手神社には指定番号16号の保存樹木のモミの樹があります。
樹高25m、幹まわり2.8m。見上げるのにも一苦労の高さです。
鳥居に「三十八社」と刻印されていますが、これは吉野にあった三十八社の一つではないかと、
言われています。
隣にある、観音寺は天台宗のお寺です。
洛西観音霊場第八番札所。ご本尊は十一面観音菩薩です。
寺の創建は奈良時代と言われています。文献で初めて見られるのは、
室町時代初の暦応三年(1340)で江戸時代末の『都名所図会』にも同寺の絵が描かれています。
(こちらは複製の観音菩薩像です。)
新緑と保存樹木をたずねて その4へ続く…