太陽が内浦湾の海面と空を茜色に染めている。絵鞆岬、この時期にしては気温も高く、いつも北西
の方向から強く吹き付ける季節風も影を鎮め静まり返る。
2010年、全ての事象に感謝の心を抱くひと時。
当ブログを開設してから一年半が経過しました。見よう見まねで始め、皆様のブログを参考にさせて頂き
、どうにか形が整い始めました。多くの方々からアクセスを頂き感謝しております。来年も宜しくお願い致
します。
『2011年、良いお年をお迎え下さい』
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朝から冬の青空が広がる。今日の朝方まで降り続いた雪が、街全体を冬景色
に変えた。当地の積雪は公的機関の発表では26cm。内陸部の都市より多い。
今年の冬は何時もの年と比べ、季節風が弱い。日本海方面から流れてくる雪雲は、
内陸部まで雪を運ばず、海岸地方に雪を多く降らせている。
幸い我が家の庭では例年、寒風に晒されている露地植えの多年草は、積もった雪の
下で暖かな冬越し中です。
この時期にしては気温が高い。湿った雪が木々の幹や枝に降り積もる、
測量山観光道路沿いの雑木林。
室蘭港の入口に浮かぶ大黒島と遥か遠くで雪を抱く、火山活動中の
有珠山と秀峰、羊蹄山の遠望です。
室蘭港の入口に架かる白鳥大橋が夜の水面に煌くように映り込んでいる。
全長1,380m、主塔の高さは140m、関東以北最大の吊り橋。
主塔を照らす投光器の光と、キャットウォークの手摺に取り付けられた数百個のライト
が、漆喰の夜空と海を背景に、優雅な橋の姿を浮かび上がらせている。
この時刻になっても気温は1℃、風は2m/secと無風の状態。港内の海面は静まり
返り、さざ波一つもない。今年も、残すところ あと 3日、この時期にしては稀に見る穏
やかな夕暮れ時です。
朝から冬の青空が広がる。気温も高め、風も静かに通り抜ける。昨日まで降り続い
ていた雪が牧草地を白一面の雪の原に変えた。
サンサンと降り注ぐ日差しが雪に跳ね返り、眩しく目に飛び込んでくる。雪の白さと濁り
のない空の蒼さの中で、冬の清々しい空気が音もなく流れている。
カメラアングルは、居住地に隣接する 雪に覆われた広大な牧草地越しに、冬の陽に
輝く噴火湾と街の佇まいです。
ストレプトカルペラ、初めて花名を聞いた2~3日後には、書き写したメモを見ないと正確
な花名が口から出てこない。先日から、薄紫色と花色は異なるが山野草の釣舟草に似た独創
的な花を咲かせている。葉は小さく、セントポーリアに良く似た質感。生育温度は15℃以上と、
やや高め。南アフリカが原産地、冷涼で温暖な気候を好む植物です。
学 名:Streptocarpera saxorum.
流通名:ストレプトカルペラ
半耐寒性常緑多年草(イワタバコ科、ストレプトカルペラ亜属)
エロディウムが、可愛い花を咲かせている。本来の花期は初夏から9月中旬頃。
ヨーロッパ南西部が原産地の耐寒性多年草。別名では、ヒメフウロと呼ばれているが、
本州や四国に自生する姫風露とは全く別の花。花径は1.5cm程と小さく花色は紅と
白。特に日向を好む植物なので日陰で育てると花数は少ない。露地植えでも栽培して
いるが、秋の始めに2株ほど鉢に上げ、冬の間は室内で鉢花として窓際で育てていま
す。
学 名:Erodium x variabile
流通名:ヒメフウロ
耐寒性常緑(匍匐性)多年草(科目:フウロソウ科、エロディウム属)
今日の朝は、屋根に積もった雪がズズー、ドッサッーと音を立てて滑り落ちる音で目が覚める。
この季節になると当地の上空は低気圧のメインストリート。今の時期にしては珍しく、湿った雪が昨夜
未明から降り出し庭の草木の上に積もった。
ツルニチニチソウは、常緑で冬を越す耐寒性の強い北国向きのグランドカバー。
枯れ葉色の庭で存在感を醸し出している。
ドウダンツツジ。初夏の頃、ベル型の白い小花を咲かせ、秋には橙色に葉を色
付かせる。
葉を散らした小枝に雪を降り積もらせている。冬芽の赤銅色と白い雪とのコントラストが
際立ちます。
12月に入って、鉢植えのマーガレットが花を咲かせている。長年、育てているが、この時期に花を
見るのは初めての経験。当地での開花の時期は5月中旬~9月下旬。秋の終わりに株の冬越し為、草丈
を1/3ほど刈り込んだ。3鉢のうちの1鉢が11月の初旬頃から脇芽を伸ばし蕾を付ける。
刈り取るのは可愛そうで、そのままに。一週間程前から、ポツリポツリと蕾を開かせ始めた。室内で育てて
いる事が影響しのか初夏の頃に咲いていた花に比べると花色は、やや薄いがこの季節になって再び可憐
な花を咲かせてくれました。
学名:Chrysanthemum frutescens
英名:Marguerite
和名:モクシュンギク(木春菊)
半耐寒性常緑多年草(キク科アルギランテマム属)
12月にしては珍しく今日は朝から小雨模様。 時折、薄日が射す空の色は一面 ホワイト
グレー。気温は6℃と11月中旬並みの暖かさ。一日前に降った雪が庭にも積もっていたが雨で
溶かされ、再び庭の土が顔を出しています。
ツルウメモドキの赤く熟した実に、雨の雫が垂れ下がっている。
小枝に積もった雪と実とのコントラストも美しいが、雨の日には実に付着した
雫がレンズの効果を発揮。一つ一つの赤い実が独創的な造形美を見せてく
れます。
何日振りだろうか、日中の最高気温は3℃。白鳥大橋に設置されている電光掲
示盤の表示は風速0m/sec、今日は数日続いた真冬日から解きほぐされ、北西の方
角から強く吹き付ける季節風で、白波を立て、飛沫を吹き上げていた海も静まり返る。
稀に見る穏やかな冬の海です。
水鳥たちも何処にだろうか避難してた場所から、餌の豊富なこの海に戻って来た。
冬の日差しが心地よいのか、嘴を自分の羽毛に差し込んで転寝したり、日差しで温まっ
た羽を冷やすかのように、激しく水を掻き立てています。
水鳥は、愛嬌のある行動をとるホオジロガモです。遥か遠くシベリアから小さな
鳥体で数千km、越冬のため南下して来ました。