グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬、自然が織りなす今を発信しています。
 

夕陽に照らされる無人駅

2015年01月31日 | coffee break;(etc )



「黄金駅」は室蘭本線の無人駅です。大正12年に駅が開業した当時の駅名は、この地の呼び名のアイヌ
語に由来する黄金蘂駅(おこんしべえき)。その後、昭和27年にユニークな現在の駅名に改称される。
 駅の直ぐ傍には、函館と札幌を結ぶ国道37号線が走る。国道の両脇には数件の民家や商店が並ぶ小さ
な町の小さな駅です。




 



 ホームに停車した電車から降り立つ客は、近隣の街の高校に通う学生の小集団。一日の平均、乗降人数
は年々、減少傾向。朝晩利用する、この5人の高校生が主な乗降客のようです。








 線路から、わずかに離れ場所は波打ち際。ホームに立つと、噴火湾の大海原に沈む夕日の光景が目に
飛び込んできます。「黄金駅」は、夕陽の似合う無人駅です。

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1月の空と海と水鳥

2015年01月30日 | 室蘭の景色



 厳寒期にしては、穏やかな一日。当市と隣街伊達市の境、室蘭岳を水源とする二級河川チマイベツ川が
噴火湾に注ぐ 河口付近からの眺望です。





 河口付近は気水域、海水と淡水が混ざり合う。例年よりも少々遅れ気味ですが、今年も川面が凍結し始
めました。





 河口付近の川面や砂浜で水鳥たちは小魚や海藻を採餌中。餌が豊富なこの場所は、数種類の水鳥たち
の越冬地です。




 

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冬の中休み

2015年01月27日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 例年、今の時期はドカ雪の季節。今日は早朝から小雨模様、外気温も上昇して3月下旬から4月上旬の
陽気。庭に積もっていた雪も一挙に解け、雪の下で冬を越していた多年草が姿を現しました。
  アラビス・プロクレンスが、ロゼット状の葉を青々とさせています。数年前に本州方面の知人宅から持ち帰
り育て続けています。

       ※ 当地では、本来、厳寒期を迎えると-10℃を越す日も出現します。今回投稿しました草花は寒さにとても強い
        耐寒性の植物たちです。





 セイヨウクモマソウ(西洋雲間草)とシコタンソウ(色丹草)の株です。茎は極端に短くロゼット状の根生葉。
5月の中旬頃になると、セイヨウクモマグサは紅色の小さな可憐な花を咲かせます。一方、シコタンソウは花
弁の内側に黄色と紅色の斑が入る白い小さな花を咲かせます。



 センベルビウムです。寒さにも暑さにも、さらに乾燥にも強い多肉植物です。株の増やし方や移植は至っ
 て容易。毎年、増えた株の処理に困るほど生育旺盛な植物です。我家の庭で育ているセンベルビウムは、
 赤葉と緑葉の品種不詳の2種類です。





 エロディウム・ウァリアビレが可憐な花を咲かせ始めました。
流通名はヒメフウロ、わが国の固有種のヒメフウロ(別名シオヤギソウ)とは全く異なる植物です
この株は、
昨年の秋に庭から掘り上げ、室内で育てている鉢植えです。一方、地植えの親株は庭に
積もった雪の下で
冬を越します。エロディウムは、
ヨーロッパが原産地の寒さにとても強い常緑多年草です。 


〔ご参考まで〕 わが国の固有種のヒメフウロウ、別名シオヤギソウです。
                              (2012.6 時点の画像です)




 市の中心市街地の坂路沿いの石垣で、ヒメフウロ(姫風露)が自生しています。毎年、
初夏の頃になると可憐な花を見せてくれます。
 元々は、
本州の石灰岩地質の山地帯が自生地です。
遠く離れた当地の街中で見れる
のは不思議です。

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冬景色

2015年01月25日 | 室蘭の景色



 家から車で走ること30分ほど、隣町 伊達市の郊外に広がる田園地帯。前方にそそり立つ山は有珠山。
現在も山影から、水蒸気をたなびかせている標高737m活火山です。
      ※有珠山は、一市二町にまたがる支笏洞爺国立公園の一角。さらに、洞爺湖有珠山周辺は、国内で数少ない
         世界ジオパーク
の一つです。





 有珠山の裾野一帯は広大な畑作地帯。雪を纏った畑一面が、冬の陽射しを浴び目にまぶしく映り込む。









 さらに、標高を上げた有珠山の裾野に広がる畑作地帯も銀世界。ただ、今日の陽気に併せて、空の色や
 流れる雲も次の季節を先どり。一方、物音一つしない雪原には、エゾシカの足跡がアクセントを付けるかの
 ように点々と
線を描く。

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白鳥大橋の夜景

2015年01月21日 | 室蘭の景色



 今の季節では稀、北西からの風はピタッと吹きどまる。鏡のように静まり返る海面に、イルミネーションで
縁どられた白鳥大橋が光りの影を映し出しました。



 白鳥大橋は 全長1、380mの関東以北では最大の吊橋です。日没時間に合わせて、メインケーブルに
取り付けられた228個の
イルミネーションランプと、主塔を照らす88個のスポットライトが一斉に点灯。光り
に照らし出された白鳥大橋が、夜の帳が下りる 空と海に優雅な橋姿
を浮かび上がらせました。 

 

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大寒の空

2015年01月20日 | 室蘭の景色



 今日は大寒、一年で最も寒さが厳しい時期。暦に合せるかのように、日中の最高気温は氷点下の真冬日。
一方、立春が二週間後に近付いているためでしょうか、太陽の光線が勢いを増してきたように感じます。
                       カメラアングルは、小高い丘の上に広がる牧草地からの大寒の空です。






 室蘭岳の裾野に広がる広大な牧草地帯。先日降った雪で、冬枯れ色の牧草地は一面の銀世界。この一
帯は、
一年を通して風のメインストリート。撮影時にも、北西からの強烈な風が雪を舞いあげながら吹き抜け
ていました。




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再び冬へ

2015年01月17日 | 室蘭の景色



 この数日、大寒を直前にして3月中旬頃の陽気が続いていました。周辺の雪は消え土が露出していたが、
今日は一変。早朝から降りだした雪が、周りの景色を再び銀世界に豹変させました。







 雲が、北風に運ばれ遥か東の洋上に向かって流れる。太陽の光線を横切る雲が淡い虹色に彩られる。









 家の前の道路。積雪は多くないが、強風により吹き溜まりが方々に出来る。除雪車がエンジン音を響かせ
る。当地では例年に比べて雪が少なく、今シーズンに入り始めて目にする除雪作業です。

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朝景色

2015年01月16日 | 室蘭の景色



 今日、当地の日の出時間は7:01分。早くも1月中旬、日一日と朝が明けるのが早やまる。カメラアングル
は、
日が昇り始めてから間もない室蘭港崎守埠頭の朝景色です。





 朝日が空や海面をこがね色に染め抜く。今の季節にしては、限りなく清々しく穏やかな朝です。崎守埠頭
の東端から眺める港内の光景です。



 日の出から30数分が経過、朝日が白鳥大橋の主塔の頂部と重なりました。さらに、タイミングよく隙間の
ある雲が減光効果の手助け。この場所に居合わせた事が幸い、偶然カメラに撮り込んだショットです。

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春先のような陽気です

2015年01月14日 | 室蘭の景色



 今日、日中の最高気温は5℃。3月中旬頃の陽気の一日でした。本来、今の時期は一年で一番寒さが厳
しい時期。
先日まで周辺一帯に積もっていた雪もすっかり消え、畑の土や冬枯れ色の牧草が顔を出しました。

 



 撮影位置の遠方には、左側から標高737mの有珠山・中央の三角錐の岩山は昭和新山。右端には雪を
抱く標高1,898mの羊蹄山などの山々の眺望が目の前に広がります。
         さらに、有珠山と昭和新山の裏側には、満々と水をたたえる洞爺湖の湖面が広がっています。





 帰路、エゾリスが暮らす森に立ち寄る。今日は春先を思わせる陽気。機敏に木々の上で動き回る、愛くる
しい表情のエゾリスたちのワンショットです。










 森の一角から湧き出る清流、真冬でも凍ることはありません。流れに自生するクレソンが、陽射しを受け
瑞々しく目に映り込んできます。





 赤オレンジ色の実を付けたナナカマド。この時期、空の青さとのコントラストが一際あざやかさを増します。

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雪景色

2015年01月12日 | 室蘭の景色



 久し振りに、冬の陽射しが燦々と降り注ぐ。先日の発達した低気圧が通り過ぎてから、当地では薄曇り日
の連続でした。
  一変、今日は朝から冬の清々しい空が広がりました。撮影の立ち位置は、室蘭岳の裾野に広がる広大な
牧草地からの雪景色です。




〔お知らせ〕
  にほんブログ村、ブログトーナメントで優勝させていただきました。
                            応援・投票下さった方々にお礼申し上げます。
   ※ ブログトーナメントのページの開き方です。
      1.左のブログトーナメントのタグをタッチ↓
      2.トーナメントスケジュール決勝戦の「決勝戦結果ページ」をタッチ↓
      3.記事タイトル、「冬眠しません、森の中で暮らすエゾリス」をタッチしますとWin記事が開きます。
                       なお、グリーンフォレスト(四季の花日記)と旧ブログ名となっています、ご了承願います。

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