キタコブシ(北辛夷)の記事の投稿は2度目。遠く離れていても梢高く、白い花を咲かせるキタコブシに目
が止まります。
当地では、今が花の見ごろです。幹から伸ばした無数の枝の先が、真っ白になるほど花を咲かせています。
キタコブシは、北海道から本州中部以北の日本海側に自生する、モクレン科の落葉高木です。
キタコブシの花は、花の下に一枚の小さな葉を付け、基部には淡い紅色の筋が入る。しなやかな花びらを、
そよ風になびかせながら 純白な花を咲かせています。
キタコブシ(北辛夷)の記事の投稿は2度目。遠く離れていても梢高く、白い花を咲かせるキタコブシに目
が止まります。
当地では、今が花の見ごろです。幹から伸ばした無数の枝の先が、真っ白になるほど花を咲かせています。
キタコブシは、北海道から本州中部以北の日本海側に自生する、モクレン科の落葉高木です。
キタコブシの花は、花の下に一枚の小さな葉を付け、基部には淡い紅色の筋が入る。しなやかな花びらを、
そよ風になびかせながら 純白な花を咲かせています。
今日、日中の最高気温が22℃。春を通り越して初夏を思わせるような陽気となりました。野山の木々も、
この暖かさには戸惑い気味、一斉に、花を咲かせ新葉を萌え立たせ始めました。
キタコブシ(北辛夷)は、当地の春の野山で花を咲かせる代表的な樹木です。樹高は20~30メートル程
と高く、林から突き出るように枝を広げる。純白の花をたくさん付けたキタコブシの木は、遠くからでもよく目
立ちます。
モクレンに似た花の基部には淡い紅色が差す。風に花びらをなびかせ咲く純白な花は、目に清々 しく映
り込みます。
列島を北上して来た桜前線が到達。エゾヤマザクラ(蝦夷山桜)が、例年に比べると一週間ほど早く開花
しました。市民にサクラの開花を告げる、室蘭八幡宮のソメイヨシノの標準木も2~3日中には開花宣言が発
表されそうです。
「我家の庭のチシマザクラ(千島桜)も開花しました」
花びらは、白色を基調に先端を淡い紅色に色付かせる。花の径は2cmほど、小さな愛くるし花を咲かせ
始めま した。チシマザクラの道内で有名な自生地は利尻山。元々、南千島、サハリンや道内の北部などの
冷涼な土地に咲く桜です。
当地にも、一挙に春本番の季節が訪れて来ました。このところ、例年の5月中旬以降の陽気が続いていま
す。天候に誘われて、ゆったりと港周辺を散策。カメラアングルは、室蘭港の小型船舶の船溜まりから眺める、
室蘭岳方面の眺望です。
風車が微動だもしないほど、風がピタッと吹きどまる。
港の入り口付近のエンルムマリーナ近傍からの眺望です。港内全域の海面はさざ波状態、春の日の昼下
がりの光景です。
マスイチ浜展望台に心地よい春風がそよぐ。撮影の立ち位置は、海面から約90mほどの高さ。周辺一帯
には、100m前後の断崖絶壁が連なっています。
この時間帯、朝もやが景色をかすめていましたが大気が澄み渡ると、噴火湾を隔てて遥か37Kmほど離
れた渡島半島の山並が望めます。マスイチ浜は、市内を代表する風光明媚な景勝地です。
※ 道内は元より、市内にもアイヌ文化に由来する景勝地が数多く存在しています。そのような場所を
「名勝ピリカノカ絵鞆半島外海海岸」として、平成24年に国指定の景勝地に指定されました。
マスイチ展望台に隣接する林の中。ニリンソウ(二輪草)やエゾエンゴサク・カタクリ・キクザキイチゲなど
の山野草が花を咲かせています。特に、ニリンソウの群生は市内で有数、斜面一面に可憐な花を咲かせて
います。
ニリンソウが群生する中で、株数は僅かですが花びら(萼片)を淡い紅色に色付かせたニリンソウです。
青花、キクサキイチゲです。殆どが白い花を咲かせますが、生育適地では、このように美しい青紫色の花
を咲かせます。市内での自生地は、知るところ絵鞆半島の3か所に限られています。さらに、自生している場
所は必ず細竹が茂る藪の中です。
半島の尾根部を東西に向かって測量山観光道路が伸びる。一帯は野鳥が多く生息しており、道内有数
のバードウォチングのフィールドです。今の時期は、道沿いや草藪の中では山野草が花の時期を迎えてい
ます。
測量山観光道路沿は、山野草の小群落地が点在しています。他では、花の盛りを過ぎたキバナノアマナ
(黄木の甘菜)や、赤紫色の大型な花を咲かせるコジマエンレイソウ(小島延齢草)が花を咲かせています。
半島の最先端にほど近い、測量山観光道路際からの眺望です。木々の合間から眺める、港側に広がる
住宅地や対岸の眺望です。
このように絵鞆半島の内側には市街地や住宅地、さらに工場などが密集しています。一方、半島の外側
には、手付かずの自然と人を寄せ付けない断崖絶壁が連なっています。半島は、人の生活と大自然が隣り
合わせに共存する特異な場所です。
絵鞆岬は絵鞆半島の最西端。展望台に立つと、噴火湾の大海原が目の前に広がります。視界が良けれ
ば、北の方角に活火山の有珠山や羊蹄山、噴火湾を隔てた対岸の駒ヶ岳に君臨する大パノラマが広がりま
す。岬の一帯は、室蘭八景の一つにも選ばれている景勝地です。
岬を後にした坂道の途中、高台から望む絵鞆漁港や白鳥大橋方面の眺望です。とくだん、際立つ風景で
はありませんが、半島縦走の折に必ず立ち寄る場所です。
数日振りに 穏やかな夕空が出現しました。絵鞆臨海公園から眺める西空の光景です。公園は、道の駅
「みたら室蘭」に隣接しています。
アクセスが容易な事もあり、今の時期から夏場にかけて、市外・道外ナンバーの車で訪れる人達が増え始
めます。近年、市内は元より全国的にも静かな人気を博す夕日のビューポイントです。
海洋レクリエーション施設「エンルムマリーナ室蘭」近傍の岸辺から・・・。大気が湿り気を帯びているのか、
久し振りに輪郭のスッキリとした夕日が、プレジャーボートのマストを霞めるように沈む。
今日、当地の日の入り時間は18:24分。カメラアングルは、残照に照らされる室蘭市絵鞆親水公園から。
穏やかに暮れて行く夕空の光景です。
住宅地の道路沿いの雑木林は、市内有数のカタクリの自生地です。先日、開花状態を確認に訪れた時
には全て蕾。それから3日経ち、カタクリが示し合わせたかのように一斉に花を咲かせました。今シーズン
に入ってから気温が高目に推移。例年に比べて一週間ほど早い開花です。
カタクリが自生している林床の広さは100m×100mほど。その斜面一面を赤紫色のジュータンを敷き占
めたように、カタクリの花が咲き誇っています。
この雑木林の中のカタクリの株数は推定では数万株。毎年、目を凝らして確認していますが白花カタクリ
は、この2株だけです。
キクザキイチゲ(菊咲一華)、市内の他の自生地では見かけない珍しい八重咲きの花です。陽射しの受け
方によって、独特のグラデーションを花びらに映しだします。
今年は例年に比べて、それぞれの山野草の開花時期が微妙に異なります。先日この場所を下見に来た
時には、エゾノエンゴサク(蝦夷延胡索)は花の最盛期。やや見頃を過ぎましたが、キクザキイチゲやエンレ
イソウに混じり競い合うように花を咲かせています。
このところ、春への道のりは天候不順の影響で足踏み状態でした。今朝は一変、北西からの風もピタット
吹き止まる。遠方の景色が朝もやで霞む近郊を、車で移動しながらスケッチしてみました。
エゾヤマザクラ(蝦夷山桜)の花芽です。4月に入り気候の変動はありましたが、気温が高目に推移してい
ます。今日発表された開花予報では28日、例年に比べて、一週間ほど早い桜前線の到達です。
エゾリスは冬眠はしませんが、春先まで姿を見せる事はありませんでした。繁殖期をまじかに木々の間を
活発に動き始めました。
エゾリスの体長は約25cm、体調とほぼ同じ長さのふさふさの尾を持つ。とても小さなリスです。
水芭蕉。当地では、そろそろ花の時期は終盤を迎えます。近郊には大群生地はありませんが、小川の傍や
湧水が流れる湿地で小群落を作り自生しています。
偶然、朝露をまとったスギナの新芽を見つける。下の画像、朝霧の水玉は小さなため、大胆にトリミングを
施してみました。
ヒメオドリコソウ(姫踊子草)が、道脇の草地で小群落をつくり赤紫色の花を咲かせています。元々は明治
時代にヨーロッパから渡来した帰化植物です。
天気予報が大きく外れる。昨日の雨で洗い流されたのか、清々しい青空が広がりました。カメラアングル
は、居住地に隣接する広大な牧草地。冬枯れ色をしていた牧草も、すっか若草色に変わりました。
住宅街の縁を巡る生活道路わきの雑木林。奥に歩を進め斜面を下ると山野草の自生地。近ごろの気候
変動で開花時期がつかめず、今シーズンに入り3回ほど足を運んでいます。
この場所は、市内で有数のカタクリの自生地です。開花直前の株も見受けられますが、多くは蕾の状態。
週末あたりが見頃のようです。
最盛期にはエゾノエンゴサク(蝦夷延胡索)・エンレイソウ(延齢草)・キクザキイチゲ(菊咲一華)などの花
々が斜面一面に咲き誇ります。
エゾノエンゴサクが一足早く花を咲かせ始めています。花色の豊富な山野草ですが、中でも白花や水色の
花は雑木林の中で一際目を惹きます。
今日は朝から、数日振りにまとまった雨が降る。そぼ降る雨の中で、エゾムラサキツツジ(蝦夷紫躑躅)が
一斉に開花しました。数多くのツツジの中で、いち早く花を咲かせます。
花は鮮やかな紅紫色で、花の径は3センチほどと小ぶり。どこか、可憐な雰囲気を漂わせる北国の春に咲
くツツジです。
上の画像は昨日の蕾の状態です。このところの不順な天候で、開花を待ち焦がれていたかのように蕾を
膨らませて いました。
夕刻になると雨は上がる。間もなくすると暦の上では穀雨。からからに乾燥した庭土も潤い、草木には恵
みの雨でした。
庭の片隅で、ミヤマオダマキ(深山苧環)が新葉に雨の雫を乗せました。本来、雨上がりに太陽光の下で
撮影すると、輝く雨の雫と深緑色の葉とのコントラストが 際立つ植物です。機会を計り再投稿と思っています。
4月2日に蕾を膨らませ始めたタツタソウ(竜田草)の記事を投稿してから約2週間。低い茎先に、薄紫色
の独創的な花を咲かせ始めました。例年より1週間ほど早い開花です。
原産地は、朝鮮半島北部や中国東北部・アムール地方。一方、我国に伝来したのは1904年(明治37年)。
あまり見かけない植物ですが、意外にも国内での栽培歴が永い北方系の宿根草です。
ヒメシャクナゲ(姫石楠花)も、薄紅色の壺形の可憐な花を開花させました。鉢植え盆栽仕立てで育て続け
20数年。未だに樹高は15cmほど、花も葉もすべてが小さな常緑低木です。
先日、開花直後の記事を投稿しましたチオノドクサとクロッカス。今、満開に花を咲かせています。
※ 当地では毎年4月中旬を迎えますと、園芸店やホームセンターの店頭にはパンジーやビオラなどの
一年草の花々が並び始めます。間もなくしますと本州方面に比べ、1ヶ月半ほど遅れて本格的な花
の季節が訪れて来ます。