グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬、自然が織りなす今を発信しています。
 

クルーズ客船が入港しました

2018年05月31日 | 室蘭港寄港・クルーズ客船&練習船・船舶など



 クルーズ客船「カレドニアン・スカイ」が、朝霧に煙る室蘭港に入港しました。
5月に入り3隻目。乗客は80名ほどでクルーは70名、総トン数は 4200トンと小ぶりな豪華客船です。
乗船客のほとんどは米国人、新潟港発着で利尻島・礼文島・ロシア(コルサコフ)などを巡る自然
をテーマにしたクルーズの途中での寄港です。











「カレドニアン・スカイ」は、船尾の上部に設置されているアーチ型のルーフが特徴的なクルーズ
客船です。





26日から停泊中の練習船「日本丸」と中央埠頭に接岸した「カレドニアン・スカイ」とのツーショッ
トです

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散歩道沿いで・・・

2018年05月30日 | 室蘭・四季の野花&花木



フジの花が咲く季節です。野生のフジが、かすかな香りを放しながら花を咲かせています。
周りの木に巻き登り「何の木?」の状態。五月晴れの空を背景に、薄紫色の花と葉との対比が目に清々
しく映ります。









道ばたで花を咲かる、野生化したセラチーウムです。
別名では、ナツユキソウ(夏雪草)、英名ではスノーインサマーなど優美な草名を持つ。シルバー
グリンの葉色も魅力的な
ナデシコ科の耐寒性の多年草です。



カッコウ。この時季になると、「カッコー!カッコー!」と鳴き声は聞きますが、姿を撮影したの
は初めてのことでした。
 一方、カッコウとツツドリはそっくりです。判別は難しく、鳴き声でも発してくれればと思いまし
たが不発。せめて、目の周りの黄色が鮮やかなことからカッコウと・・・。




ズミ(酢実)が、道路際の土手で木全体を覆うように花を咲かせています。
蕾は鮮やかな紅色。花の咲き始め薄紅色を帯びていますが、その後は純白な花へと変化します。
秋になると、1センチにも満たないリンゴのような実を付けます。味が酸っぱい事が樹名の由来
です。

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海霧の季節です

2018年05月29日 | 室蘭港・海霧



海霧は初夏の風物詩です。室蘭港の全域が乳白色の海霧でスッポリと覆い隠されました。海霧は、
噴火湾の大海原から、緩やかに吹きよせる風に運ばれて 港内に流れ込んで来ます。日ごろ見慣れた
風景とは、全く異なる幻想的な光景を繰り広げてくれます。







絵鞆岬の最先端の景観です。海霧は、岬に建ち並ぶ家々を霞めながら噴火湾の大海原から港内に
流れ込んできます。

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五月の庭に咲く・・・

2018年05月28日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 今年も、クレマチス・モンタナが数え切れないほどの蕾を付け花を咲かせ始めました。
花名のイメージから、原産地はヨー
ロッパを連想しますが、本来の自生地は中国南西部からヒマラヤ
の標高の高い地域

 蔓を旺盛に伸ばすクレマチスです。我家では隣との境のブロック塀の中段に竹竿を横に沿わせて
を誘導しています。





 ミヤマオダマキ(深山苧環)。独創的な形をした花を咲かせています。中央の筒状の部分が花で、
花びらを広げたように見える部分は萼。ミヤマオダマキは 高山帯の礫地に自生する多年草です。





 ムラサキナズナの正式な草名はオーブリエチア。ヨーロッパが原産地のアブラ菜科の多年草です。
我国に渡来したのは明治時代、意外と国内での栽培歴が長い植物です。





 イリス・クリスタータは、花径5センチ・草丈は15センチほどとすべてが小型の植物です。
少々、花びらは雨が苦手。一方、乾燥や寒さにとても強い生育旺盛なアヤメ科の多年草です。








フウロソウ(風露草)が青紫色の花を咲かせ始めました。我が家の庭で育てているフウロソウは、
3種類。毎年、ほかのフウロソウに先駆けて花を見せてくれます。




アジュガの別名は西洋十二単。今、庭の方々で花を咲かせています。この植物も生育旺盛、移植
にも
強く手のかからない丈夫な多年草です。

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絵鞆半島・マスイチの断崖に咲くヤマツツジ

2018年05月27日 | 室蘭・四季の野花&花木



 マスイチの展望台からの眺望です。目の前には太平洋の大海原が果てしなく広がります。一帯は、
市内を代表する景勝地、
室蘭八景の一つにも選ばれています。
さらに、
2012年には「ピリカノカ 絵鞆半島外海岸」として国が定める名勝に認定されています。



爽やかな風が流れていきます。軽く汗がにじむ身体に、最適な充電場所です。











 マスイチの展望台を離れ、古木が鬱蒼と生い茂るアップダウンの散策路を行く。画像からは想像
出来ないでしょうが、道のすぐ右側は海からそそり立つ
100m前後の断崖絶壁が連なっています。








 断崖絶壁で、エゾヤマツツジ(蝦夷山躑躅)が紅色の花を咲かせています。
この場所は散策路沿い、囲いだけが設置された簡易展望台。足元には、120mほどの断崖が海まで
落ち込む。全く足を踏み入れる事が出来ない場所でエゾヤマツツジは自生しています。












V字形に切り込む断崖は真南を向く。他の断崖に自生するセンダイハギよりも、一足早く花を満開
に咲かせています。

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絵鞆半島・銀屏風の断崖に咲くヤマツツジ

2018年05月27日 | 室蘭・野鳥&水鳥



 室蘭八景の一つの銀屏風です。V地形に切り込む断崖の高さは110メートルほど。地名の由来は、
凝灰岩の岩肌に陽が射すと白灰色に見える事からです。
                自然環境の過酷な断崖で、今、ヤマツツジが花を咲かせています。







 この断崖はセンダイハギ(千代萩)の自生地です。岩にしがみ付くように、鮮やかな黄色い花を
咲かせ始めています。  









 断崖の岩場に止まったイソヒヨドリです。背中、胸の青色と腹部の赤オレンジ色の対比が絶妙な
野鳥です。



イソヒヨドリ、色鮮やかな♂と地味な羽色をした♀?です。

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帆船 日本丸が室蘭港に入港しました

2018年05月26日 | 室蘭港寄港・クルーズ客船&練習船・船舶など



今日の午前中、室蘭港に海技教育機構の練習船「日本丸」が入港。優美な船体が桟橋に接岸しまし
た。




船首には日本丸の象徴。航海の無事を祈る金色の女性像が取り付けられています。



4本のマストに張られた無数のロープは帆船の命です。日本丸は、245本のロープが備わって
いるそうです。そのロープを間違えなく、操れるのは神業の領域かと思ってしまいます。



船尾飾りの唐草模様は欅(ケヤキ)材製。帆船や客船の船尾スタイルは船体の見所の一つです。

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絵鞆半島・ローソク岩の断崖に咲くヤマツツジ

2018年05月25日 | 室蘭・四季の野花&花木



絵鞆半島の景勝地の一つ、ローソク岩の展望所からの眺望です。噴火湾の大海原越し、遙か遠く
には、対岸の渡島半島の山並みが連なります。
 展望所の眼下の海面までの高さは100メートルほど。右側の断崖は 通称ボンズ山、海面から頂
きまでの高さは150m。お気づきでしょうか。断崖の稜線の上部に自生する ヤマツツジが花を咲
かせています。



展望所から、ヤマツツジが咲いている場所は200メートルほど離れる。全く近寄れない場所で
す。花の形が、少しでも鮮明に撮影出来ればと思っていましたが、この画像が精一杯でした。




日を改めまして、絵鞆半島の景勝地マスイチ・銀屏風の断崖に咲くヤマツツジの記事の続編を投稿
します。ご覧頂ければと思います。

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シラネアオイの花が咲く季節です

2018年05月23日 | 室蘭・四季の野花&花木



五月の爽やかな空が広がりました。度々、当ブログに投稿している我家からほど近い牧草地です。
シラネアオイ(白根葵)の小群落は、
この牧草地に隣接する雑木林の中にあります。



 シラネアオイ(白根葵)が、薄紫色の花を咲かせています。
元々は、亜高山地帯から低山が生育適地です。一方、緯度が高くなる北に向かうほど、標高の低い
場所でも自生しています。 

 花色は淡い青紫色がほとんどですが、株によって花色の濃淡に幅があります。

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祝津展望公園からの朝景色です

2018年05月22日 | 室蘭の景色



祝津展望公園からの朝の眺望です。本来は白鳥大橋のビューポイントですが、右手の大橋を省き
カメラを右から左側に動かし撮影して見ました。
 対岸は室蘭市の郊外、標高100m程の小高い丘の上に広がる住宅地です。市の人口の約10%
の人々が生活しています。
 さらに、遠方には頂に残雪を抱く羊蹄山が朝日を受けて輝く。当地から羊蹄山までの直線距離は
約60kmほど。このように、スッキリとした山容をカメラに撮り取り込めたのは久しぶりのこと
でした。


西の方角。眼下に、絵鞆漁港や室蘭港の入口付近を望む。港の外には、噴火湾の大海原が広がり
ます。




さらに、カメラを左側(南側)に向けると、室蘭港を外海と隔てる絵鞆半島の最先端部の町並み
が・・・。一方、はるか遠方には対岸の渡島半島が、霞むように噴火湾の洋上に浮かぶ。




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