今シーズン最高の暖かさ。本州方面の気温よりも、はるかに低いが、今日の
道内は4月上旬~中旬の気候に恵まれる。
居住地に隣接する広大な牧草地。冬の間に厚く積もった雪が、近ごろの気温の
上昇で一挙に解け始め、雪の下で冬を越して来た牧草の株が春の陽光に息づく。
雪がすべて解ける頃になると、黄褐・紅褐色の牧草地は緑のジュータンへと変化
し始めます。
坂の上の広大な牧草地から、留めなく流れ出る雪解け水。道路を川にして
勢いよく流れ下る。春先に出現する光景です。
夕日が、春かすみの漂う西の空に浮かぶ。噴火湾を隔て、遥か対岸の山並
を おぼろげに照らし出す。どこまでも限りなく、穏やかな夕暮れ時です。
今日、当地の日の入り時間は17:58分。カメラアングルは室蘭市 崎守埠頭
の西端から、茜色に染まる海と夕空の光景です。
マルバストラムが花を咲かせ始めた。サーモンピンク色の花びらと、中央の
赤紫色の透かし模様が印象的な花です。
花色と葉のコントラストが 魅力的で長年育て続ける。本来の花の時期は初夏の
頃ですが、このところの早春の陽射しに 目を覚ましたのか、昨日から花を咲かせ
始めています。
ユニークな葉の色と形、さらに光沢のある葉は、花の咲かない時期には観葉
植物としても、目を楽しませてくれます。
マルバストラムは、アオイ科の植物。蕾や葉の形は、どこかタチアオイに似て
いる。当地では露地植えでの栽培は出来ないが、氷点下2℃位までの気温に耐え
ることの出来る、寒さにとても強い耐寒性常緑多年草です。
4月もあと一週間、ここに来て季節が足踏み状態。解け始めていた庭の雪の
上に、再び綿菓子を敷きしめたように雪がふぁっと積もる。
当ブログに 度々登場している、ヒメフウロ。花名は、あくまでも流通名。国内に、
自生するヒメフウロ(姫風露)とは別の植物。正式な名称は エロディウム、耐寒性
の極めて強い常緑多年草です。
このヒメフウロは、1ヶ月ほどの間隔を保ちながら、一年を通して花を咲かせてく
れる。可憐な、我が家のマスッコットフラワーです。
ヒメフウロの白花です。挿し木で、株を容易に増やす事のできる育てやすい
植物です。
ソレイロリア ベビーティアーズは、舌をかみそうな名の観葉植物。小さな葉と
細い茎のイメージからは、ワイヤープランツを小型にしたような植物。条件が整うと
花を咲かせる。花も、綿埃と見過ごしてしまいそうなほど小さく、全てが小作りな植
物。花のキャッチフレーズは、「世界一小さな花」です。
フクシア ミヌエット。花も魅力的だが、艶やかな紅色の蕾と 葉色とのコントラ
ストも美しい。今にも、花を咲かせようと蕾を膨らませている。
原産地は南アメリカなどの亜熱帯地方。自生している場所は、高冷地や湿り気の
ある森の中、渓谷などの冷涼な環境の土地。そのためか、亜熱帯地方育ちで 有り
ながら夏の暑さを好まない、やや耐暑性の劣る常緑低木です。
毎年この時期、野山に餌が乏しくなると庭にシュジュウカラがやって来ます。
餌台には、昨晩降った雪がテンコ盛り。雪の下にあるヒマワリの種を覚えていて、
毎朝、庭に飛んできます。上部の画像は ライラックの春芽に止まるシジュウカラ
です。 (3月27日、居間のガラス窓越しの追加画像です)
春の雪が福寿草を柔らかく包み込みました。3日前、早春の陽射しを受けて
咲く、福寿草の花をUPしたばかり。
本来、山野で花を咲かせるのは4月下旬頃。この福寿草は 毎年、市内で最も早
く、この時期に花を咲かせ始める。
昨日から降り続いた雪は、午後には降り止む。薄日が射す中で、当地でも稀な 福
寿草の花と雪の光景です。
今年も、福寿草の花の季節が訪れた。今日の気温は7℃。当地では、このと
ころの暖かさで、雪解けが一挙に進む。雪が解けた近くの土手で、福寿草が早春
の陽射しを受けて、鮮やかな黄色の花を咲かせています。
、
根開き(ねびらき)。聞きなれない言葉でしょうが、当方も、最近あるきっかけ
で知った自然現象の用語です。この時期になると、雪に覆われていた木々の株元
が擂り鉢状に窪む。
理由は、日光を受けた幹が発する熱や、風が根元を巻くようにすり抜けながら雪
を解かします。「根開き」が始まると、当地にも春の季節が訪れて来ます。
暦では春分を過ぎたが、当地の季節の進み具合はスイッチバック。心が春を
察知しているためか、真冬より気温が上昇しているにも関わらず、海を渡って吹き
寄せる風が冷たく感じる。
このところ季節がなかなか定まらないが、今日は 夕方になって西の空が晴れ上が
る。早春の夕日が、久しぶりに空を茜色に染め抜きました。
今日、当地の日没時間は 17:50分。室蘭 崎守埠頭から、穏やかに暮れて
いく西空の光景です。
埠頭の東側は室蘭港内。接岸中の木材チップ運搬船の作業灯の光が海面
に映える。さらに、港の奥には、イルミネーションを点灯させた白鳥大橋が、港内
に輝きを放しています。
※遙々、太平洋を運ばれて来たバルブの原料(チップ)は、陸路で白老の日本製紙工場へ運ばれ
ます。因みに、チッツプの輸入先はオーストラリア、アメリカが主要国です。
春のような、のどかさが漂う。室蘭港の外防波越し、遥か対岸の蝦夷駒ヶ岳
が霞みを透かして噴火湾の波間に雄姿を浮かべる。
静まり返る港内に潮模様が出現。さざ波が海面に部分的に発生、太陽の光線を
受けて白い帯を漂わせている。
展望台から、1,000メートルほど 離れた港内。ホタテ漁船が、海中から養殖
籠を船上に吊り上げる。算盤玉のように 連なる十数個の籠の中では、ホタテ貝が、
生育中。付近の海中には、このような養殖籠が幾つも 浮き球の下に吊り下げられ
ている。噴火湾一帯は、道内でも屈指の養殖ホタテの一大産地です。
白鳥湾展望台は、室蘭港の全景と噴火湾のビューポイント。海岸線からの高
さは50mほど。一方、陸側には道内の交通の要、国道37号が走る。
この景色からは、想像が付かないでしょうが右側の土手の上には、約9,000人
の人々が生活している街が広がっています。更に、画面の前方には雪を抱く標高
737mの活火山、有珠山が望めます。
※ 画像は3月16日の撮影です。
陽射しはあるが、寒の戻りのような冷たい風が吹く。毎年、当地の3月は季節
が定まらない。
昨年の秋に、挿し木を行ったマーガレットが順調に発根。先日から花を咲かせ
始めている。本格的な花の時期ではない、この季節に花を咲かせてくれるのは稀。
花の色は薄赤紫、花径が小ぶりな可愛いマーガレットです。
元々は、昨年の秋口まで隣の家の庭で育てられていたマーガレットです。
当地では、露地植えのままでは冬は越せません。本来は 鉢上げを行いますが、
そのまま枯らすとの事なので枝茎を頂き、室内で育ててきた 6本の挿し木の内
5本が発根。花は、画像に何本か映っています 薄緑色の徒長した花茎の先端
に付けています。
このまま順調に生育すれば、本格的な花の季節の到来が楽しみな マーガレット
の苗の誕生です。