グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

光芒と雪雲

2010年12月18日 | 室蘭の景色

  太陽の光を遮るように雪雲がゆっくりと流れる。雲の切れ間から光芒が放射状に光の帯を
地上と上空に放す。
当地では、今の季節になると低く垂れ込める厚い雪雲と晴れた空の狭間で光芒現象が頻繁に出現
する。
大気中に浮遊する超微粒の水滴に太陽の光線が散乱、大気を超大型ワイドスクリーンにして、光の
帯を映し出す。ヨーロッパでは、いにしえの時代から天使の梯子と呼ばれている。国が変わっても光
芒は、見る人々の心に神秘的な印象を与える気象現象です。




カメラアングルは室蘭 絵鞆半島に位置する、エンルムマリーナ近傍と岬の最先
端の上空で光を放す光芒の光景です。

 

 

 

 

 

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ツルウメモドキとベニシタンの小枝に雪が・・・

2010年12月18日 | 室蘭・四季の野花&花木


  昨夜の未明から今日の朝にかけて雪が降った。庭は元より周りの家々の屋根
や道路にも積もり、約8月ヶ月振りにの雪景色。
毎年、この時期が来るのを楽しみにしている。ベニシタンの赤く熟れた小さな実と弾け
た黄色の種殻を付けた赤オレンジ色のツルウメモドキ。どちらも小枝に湿った雪が積も
ると雪と実とのコントラストが鮮やかで美しい。毎年、見せてくれる冬枯れの庭からの贈り
物です。





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一年で一番、夕暮れ時の早い季節です

2010年12月17日 | 室蘭の夕日&夜景

当地の日の入り時間は16:05、今の季節は一年で最も日没の時間が早い。
しかし、この時期を境に して、これからは1~2日毎に1分程の割合いで日没の時間は、再び ゆっくり
と遅くなり始めて行く。何時の季節も日暮れの時間が遅い事は、何か得をしたような嬉しい気持ちにさ
せてくれる。
 今日の夕陽の光線は、何時もと異なり赤みが薄い。撮影場所は、室蘭港外防波堤の基部の小さな
浜辺から。内浦湾の海面と遥か対岸に霞む渡島半島の山並みを照らす夕日の光景です。 

 

  
日没直前の光景です、カメラアングルは夕日の沈む方角のやや東側。
遥か彼方に連なる山並みは、海上直線距離40km程ほど離れている渡島半島
です。

 

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祝津公園展望台から・・・

2010年12月17日 | 室蘭の景色


午前中、湿り気のある雪が視界を遮るかのような勢いで降る。
この冬、すでに、パラッと雪が降った日はあったが今日のように、まとまって降る雪は
初めて、市内全域が薄っすらと雪化粧をした。午後になると雪は降りやみ、流れる雲
の合間を掻い潜るように冬の太陽が顔を覗かせた。
カメラアングルは、祝津公園展望台から。眼下に白鳥大橋と室蘭港。西の方角には、
室蘭八景の一つ大黒島 越しに広がる噴火湾の眺望です。 
 


展望台への道路脇、先月までカンボクとガマズミが赤く艶やかな実 を付
けていたが、このところの寒さで、すっかり実は萎れて干し果物のよ うな状態
で、冬の日差しを受けながら小枝にぶら下っています。

 

 

 

 

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ペペロミア グラベラ

2010年12月16日 | 屋内栽培(観葉植物など)

 このところ、当地は厳しい冷え込みの日が続く。庭の土も近頃の寒さで凍り始め
た。露地で栽培している多年草は早くも越冬、冬本番に突入です。 
熱帯アメリカ原産の観葉植物ペペロミア・グラベラが、やや多肉質で光沢のある瑞々し
い葉を茂らしている。葉の色は濃緑、薄黄緑色。 また、一枚一枚の葉には薄黄色の不
規則な斑が入るユニークな葉。やや蔓性の赤褐色の茎がトロピカルな葉色をキリッと引
き締めています。

      和名:ペペロミア グラベラ(Peperomia glabella)  
           非耐寒性常緑多年草(コショウ科ペペロミア属)  

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冬の海と空の光景

2010年12月15日 | 室蘭の景色
今日は、この冬一番の冷え込み。日中になっても外気温は-5℃。昨日の最高気温は+5℃、
ちょうど、±10℃の差。過去を振り返って見ても、今年のように夏~秋~今の時期にかけて、気温変
動の激しい年は、あまり記憶がない。

 画像は、室蘭港崎守埠頭の上空。強い北西からの季節風に吹き流されて、雪雲が東の空に向かっ
て流れている。時折、雲の切れ間から覗く、蒼く澄み渡る冬の空の光景です。




北西からの季節風に押され、強烈な波が外防波堤に打ち寄せ砕け散って
いる。カメラアングルは、室蘭港崎守埠頭から冬の海の光景です。



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シンビジュームの花芽

2010年12月15日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)
シンビジュームの花芽が勢い良く1日、1cm程のスピードで伸びている。
花芽は今のところ2本。このまま順調に生育すれば、後一ヶ月もすれば花を咲かせそう。
今日の朝の気温は窓の外に取り付けている温度計の針を見てビックリ。-8℃を指していた。
気象台の予報では-6℃。誤差は百葉箱の中と、寒風に晒されている違いか。さらに、住宅地は、
海抜100メートルの高台。元々、気温は平地より1℃ほど低い。今日は一日中、北西の季節風が
吹き荒み日中の最高気温も-5℃より上がらない、真冬日でした。





  シンビジューム・非耐寒性多年草(ラン科シンビジューム属)  
 


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冬枯れの庭で・・・・

2010年12月14日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)
斑入りヤブラン。緑色の葉の縁に薄黄色の斑模様、花の絶えた庭の中で存在感が際立つ。
広島の知人宅から我が家の庭に移住して足掛け5年、園芸書によると、植栽域は本州以西。
確かに近所の庭でもヤブランは見かけるが、斑入りヤブランを育てている方はいない。5年が経過
しても株は一向に大きくなりませんが、絶える事なく当地の厳しい冬の寒さにもすっかり順応したよ
うです。






アラビス・プロクレンスは耐寒性の極め強いアブラナ科の多年草。
当地は、冬の厳寒期の最低気温は、-10℃の日も稀ではない。庭土はスコッ
プも跳ね返される程に凍り付く。アラビスは常緑のままで、雪の下で冬を越し
ます。庭の数箇所で育てていますが、条件が整うと葉を臙脂に色付かせます。



シジュウカラ、毎年12月になると早朝から庭で囀る。愛らしい野鳥だが、
人には敏感。なかなかシャッターチャンスを与えてくれない。もう暫くして、野山
に雪が積もる頃になると、庭の縄張りの主はシジュウカラからヒヨドリに変わり
ます。
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バコパ・ブライダル

2010年12月13日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)
今日の朝の外気温は-2℃、やっと12月らしい気候になって来たが、それでも日中の気温は
5℃と例年より、やや高め。鉢植えのバコパ・ブライダルが風除室内で、青々とした葉を茂らせ可憐
な花を咲かせている。
夏の頃に比べると花数は少ないが、室内花の乏しい、この時期に花を見せてくれる貴重な植物です。

    学名:Sutera diffusus (=Bacopa diffusus)
    英名:Bacopa
    和名:バコパ(ステラ)・半耐寒性多年草(ゴマノハグサ科バコパ属

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天空から降り注ぐ光のシャワー

2010年12月10日 | 室蘭の景色

 この時期になると、当地では光芒が頻繁に出現する。雲間から地上に射す光
の形状は大気の状態や雲の形により、様々な異なりを見せてくれる。
今日の光芒は光のシャワーかレースのカーテンのように天空から降り注ぐ。
 天候は曇り一時小雨、時々晴れ間も覗く絶好の気象条件。朝から光芒の出現を期
待しながら再々、空を見上げる。
光芒の出現は、ある程度の予測は出来るが、突如として現れるので時間まで推測す
る事は困難。さらに、出現しても刻々と変化する空の状態に併せるかのように、光芒
が姿を見せている時間は束の間。瞬時の自然現象ゆえに、目に映る光景から大きな
感動を受けます。


12月12日、光芒の追加投稿です。
我が家の二階から撮影。雲間から太陽の光線が上空に向かって放す光芒です。





光芒を撮影時に突然、飛行機雲が青く澄んだ冬の空に白い線を引く。
当地の今日の気温は-3℃。上空の気温はとてつもなく低いのか、何時も
より鮮やかに見える航跡雲です。





                     
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