グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬、自然が織りなす今を発信しています。
 

夕焼の空に浮かぶ巻雲・絹雲

2010年10月30日 | 室蘭の夕日&夜景

台風14号が関東の南洋上を東北東に進んでいる。当地とは直線距離で800K
ほど離れているが、上空の気流の流れが台風の影響を受けているのか?。朝から空
に浮かぶ雲の形が何時もと少々異なる。
 夕刻、西の空に独特の雲の塊がたなびく。今まで見た事のない、ダイナミックな夕焼
けの空が出現した。カメラアングルは、室蘭絵鞆半島の最西端の展望台。噴火湾越し
に遥か彼方の対岸、渡島半島の山並みに沈む夕日の光景です。





陽が遥か対岸の山並みに隠れた後、西の空に毛筆に薄墨を含ませて
サァ~と擦ったような高層雲が静かにたなびく。
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昭和新山・ガラス館

2010年10月30日 | 室蘭の景色
我が家から車で、ゆっくり走行しても40分ほど。数年振りの昭和新山ガラス館。
外観は、昔の東欧の建造物に似た瀟洒な佇まい。広い店内には手頃な価格のガラス細工やアクセサリー
から高級クリスタルまで、品数豊富に展示・販売されている。購入しなくても店内を見て廻るだけでも十分に
目を楽しませてくれます。








カガミクリスタルを始め薩摩切子・江戸切子など、美術工芸品と肩を並べ
るような国内外の高級なクリスタル製品が陳列されている。


昭和新山は、洞爺湖の南岸に位置する。昭和の時代に突如として麦畑
が、火山活動により隆起した標高420メートルの山。国の天然記念物に指定
されている。今も山腹から活発に噴煙をたなびかせています。
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ミズナラの林

2010年10月29日 | 室蘭・四季の野花&花木
今日は朝から秋の空が広がった。このところ、朝晩の冷え込みが厳しさを増し、山野の木々の葉が
一斉に色付き始めている。近くのミズラナの林をブラッと散策。




ミズナラの林を遠くから眺めていると全山、赤オレンジ一色だが近寄って
見ると、色付いた葉の色は多種多様。




エゾノコリンゴ(蝦夷小林檎)が、ミズナラの林の中で小さなリンゴに似た
赤い果実を細い枝に鈴なりに実らせている。
樹高は、5~6メートルとやや高木。地上に落ちている果実の大きさは、目測で
1.5センチ程。良く見るとリンゴと言うよりサクランボウにそっくり。



林の中で一際目を引く、蔦ウルシ。葉を紅色に色付かせ、ミズナラの木に
蔓を絡ませている。なぜか、ミズナラの葉も紅色に染まり区別が付かない。
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ワタゲカマツカの果実

2010年10月27日 | 室蘭・四季の野花&花木
 ワタゲカマツカの木が、晩秋の日差しを受けて赤橙色に紅葉させた葉を風に靡かせている。
漢字で表記すると綿毛鎌柄。この木の材質は、硬くて折れにくいので鎌の柄に使用されて いた事
が樹名の由来です。
 この時期、多くの草木が葉を秋色に染めているが、ワタゲカマツカの色付いた葉と赤く熟れた実は
遠くからでも良く目立つ樹木です。
 




ワタゲカマツカの果実は1センチ弱の楕円形。熟した赤く艶やかな果実を
細い枝に、たわわに実らせています。
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光芒に輝く海

2010年10月26日 | 室蘭の景色

昨日、初雪を降らせた低気圧は、足早に遥か東の洋上に立ち去って行った。
今日も余波の真冬並みの冷たい風が西から雪雲を伴って吹き付けて来る。噴火湾の
上空を覆い隠している雲間から、幾筋かの光の帯が海面まで伸びる。久し振りに見る
幻想的な光芒の光景です。
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初雪が舞う空

2010年10月26日 | 室蘭の景色
雪雲が北西の強い風に押され、東の空に飛ぶように流れて行く。
気圧配置は、典型的な冬型の西高東低、今日の朝の気温は4℃。日中も7℃より上がらず一挙に冬の
到来かと思うような寒い一日。夏から先月まで、近年 稀に見る暑さが記憶から覚めやらない内に、冷水
を頭から浴びたかのような急激な気候の変化。近隣の山々は薄っすらと雪化粧。平地では、積雪はない
が今シーズン初めての雪が舞いました。昨年より7日早い初雪です。







北西の猛烈な風が海面を吹きあげる。防波堤に打ち砕ける波は、冬本番
の海を彷彿させるように、空に高く舞い散っています。
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晩秋の一コマ

2010年10月24日 | 室蘭・四季の野花&花木

当地にしては、例年になく穏やかな晩秋の日和が続く。陽気に誘われて久し振りに絵鞆半島を西
から東に測量山観光道路を縦走。
この季節になると野に咲く花々は姿を消すが入れ替わるように、秋色に色付いた木々の葉が目に飛び
込んでくる。今年の紅葉は何時もの年と異なり、葉色の変化は乏しいが楓と白樺の木が鮮やかな紅色
と黄色に葉を色付かせている。



測量山観光道路の両サイドには、鬱蒼とした原始に近い森が広がる。
生い茂る木々や草花は、四季折々に異なった景観を見せてくれます。 


室蘭八景の一つ、マスイチの断崖絶壁にも秋色が深みを増して来た。




観光道路沿いの藪に、葉を散らしたガマズミの実が赤く輝く。山ブドウも
黒紫色の艶やかな実房を垂らし葉を秋色に染めている。 


測量山から眼下を望む。室蘭市役所を始め官庁、港湾設備や商店が建ち
並ぶ室蘭の中心街です。 

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秋の日差しに輝く、黄色&赤い木の実

2010年10月23日 | 室蘭・四季の野花&花木

ズミの果実が秋の日差しを受けてを薄黄色に輝いている。たわわに実のる果実
は、熟すと赤いが熟す前は薄黄色。6月に咲く薄紅色の暈かしが入る白い花も美しい
が、この時期、小さな林檎のような果実を鈴なりに実らせたズミの木は、晩秋の山野
で際立つ存在感を見せてくれるバラ科リンゴ属の樹木です。


           初夏の頃に咲いていたズミの花です。
           
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雪の妖精、ユキムシ

2010年10月23日 | coffee break;(etc )
 ユキムシ。当地では、この時期になると体全体に綿毛のような白い物質を付けた小さな虫が
出現します。穏やかな夕暮れ時に群れを成し空気中に漂うように、ふわふわと飛交います。
虫の正式名はトドノネオオワタムシ、アブラムシの一種類。大きさは羽を広げても1cm程。白い物体
はロウ物質。不思議にも、この虫が飛び始めてから間もなくすると初雪がやって来ます。
 週間天気予報では、早くも来週の火曜日に雪だるまのマークが付きました。 
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今も咲いています、マリーゴ-ルド

2010年10月22日 | 室蘭・四季の野花&花木
 プランタン育ちのマリーゴールド。我が家の階段の上がり際で、チョット盛りが過ぎたが花を咲か
せている。10月も中旬を過ぎ、庭に咲いている花は僅か。
マリーゴールドは、初夏に花を咲かせ始めてから、この時期になっても花を絶やすことなく咲かせ続けて
いる。花は黄色、赤と黄色の混色。さらに、八重咲き、一重咲き。 昆虫による自然交配からか毎年、新顔
の花が登場します。我が家のマリーゴールドは品種不詳、これから秋が深まると20011年の新しい花色
の登場を楽しみに、種の採集を行います。


今咲いているマリーゴールドの代表的な花です。







   学名:Tagetes patula
   和名:クジャクソウ・非耐寒性一年草(キク科タゲテス属)          
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