ボイジャー・オブ・ザ・シーズは 5月に入り2度目の寄港。13万8千トン、全長310mの巨大な船体が室蘭
港の崎守埠頭に接岸しました。建造当時は世界最大、現在でも世界第4位の大型豪華客船です。
船尾の形がとても際立つ客船です。さらに、
ポートサイドの後方に取り付けられているロゴマークは、王冠と錨を組み合わせた独創的なデザインです。
出港のセレモニーは、市内の高校の生徒が演奏する吹奏楽。演目はキャラバンを始め数曲。迫力のある
演奏に、乗船客からの歓声が埠頭に響く。
出港は定刻16:00、係船ロープが桟橋から外される。ボイジャー・オブ・ザ・シーズの巨大な船体が埠頭を
静かに離れる。
ボイジャー・オブ・ザ・シーズ、次の寄港地は福岡。室蘭港内を滑るように外洋に向けて舵をとる。
室蘭港の外防波堤の先端付近。港内から外洋に、ボイジャー・オブ・ザ・シーズは進む。港外の海面一帯
にたなびく海霧が白い船体を霞める。豪華客船の出港風景は数多く目にしていますが、このような光景を見
るのは初めてのことです。