グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬、自然が織りなす今を発信しています。
 

室蘭岳

2015年02月28日 | 室蘭の景色



 室蘭岳は標高911メートル。市街地の後方にそそり立つ。国土地理院の地図では 鷲別岳と表記されて
いますが、一般的には室蘭岳と呼ばれ親しまれている山です。
  山麓には、広大なレクレーションゾーンが広がる。特に、今の時期はスキーや冬山登山。夏場はキャンプ。
さらに、宿泊研修施設やテニスコート、多目的広場を備えた市民の憩いの場です。











 カメラの立ち位置は、室蘭岳から直線距離で10Kmほど離れた小高い場所。牧草地を縁取る雑木林の
中で、
アカゲラが木々の梢を飛び渡る。後頭部の紅色と白と黒のまだら模様が鮮やかな野鳥です。


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冬の日の朝景色

2015年02月27日 | 室蘭の景色

  

 久し振りに空気が澄み渡りました。対岸の渡島半島は、噴火湾を隔てて37Kmほど離れる。半島に君臨
する
駒ヶ岳が山容を現しました。本来、駒ヶ岳は大沼国定公園から眺める、馬の背のような なだらかな稜線
の山容が全国的に有名な山です。一方、当地
から眺めますと、このようにMini富士のような美しい山姿を見
せてくれます。
カメラアングルは、室蘭市と隣町伊達市の境から噴火湾越しに眺める駒ヶ岳です。  

                                       

 この時間帯になると、室蘭港の沖合に停泊していた船舶が一斉に入港を始める。港の一日の始まりです。







 港内には数種類の水鳥が越冬しています。静まり返る海面を滑るように移動しながら朝の採食中です。







 帰路、海岸線から1kmほど難れた小高い丘の上へ。雑木林を前景に北の方角の眺望です。右から標高
1898mの
羊蹄山。中央の小さな三角錐の岩山は、昭和18年に起きた火山活動でに出現した溶岩ドーム、
昭和新山。さらに、その左側には2000年に噴火を起こした有珠山。三山が揃って山容を見せてくれました。
昭和新山と有珠山の直ぐ裏側には、満々と水を湛える洞爺湖の青い湖面が広がっています。








 丘の上の牧草地で、野鳥アトリの大きな群れに遭遇。アトリは、秋にシベリア方面から渡来する冬鳥です。



 アトリは雀よりやや大きな野鳥です。胸から脇にかけての羽は赤褐色で、腹部は白色。褐色と黒色の翼
が特徴的な野鳥です。

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福寿草の花が咲き始めました

2015年02月25日 | 室蘭・四季の野花&花木



 今日も、この時期にしては稀、穏やかな冬日に恵まれました。陽当たりの良い土手では、近ごろの陽気に
誘われ、例年よりも半月余り早く福寿草が花を咲かせ始めました。




 この福寿草の自生地は、三方を小高い山に囲まれ た陽あたりの良い場所。毎年、市内のどこよりも早く
花を咲かせますが、今年は
一足も二足も早い開花です。





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Coffee break

2015年02月24日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 雪割草。育て始めてからから3年が経過、どうにか枯らす事もなく今年も可憐な花を咲かせてくれました。
雪割草の自生地は、北陸地方以北の
日本海側。当地の冬の厳しい気象条件では、屋外での栽培はむりで
す。
一方、屋内は暖房により空気が乾燥。何れにしても、栽培に少々気配りを要する植物です。 





 ライムポトス。爽やかな 葉の色が際立ちます。適温を保ちますと旺盛に生育するポトスです。さらに、切り
取った葉茎を水に挿しておくだけで発根、株を増やす事も容易な植物です。





 ロエオ、流通名はムラサキオモト(紫万年青)。葉の裏の紅柴色が、とても鮮やかな常緑の多年草です。
和名の由来は、葉の形がオモトに似て、葉の裏が薄紫色を帯びている事から。
生育は旺盛で少々の乾燥
や過湿状態でも逞しく育つ
観葉植物です。





 ゼラニウム・アメリカーナ コーラルが花を咲かせ始めました。生育は旺盛、開花のインターバルは3ヶ月程。
ほぼ一年中、花を咲かせる四季咲きのゼラニウムです。

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春隣色の空と海

2015年02月22日 | 室蘭の景色



 このところ、穏やかな日が続く。近所の方々と交わす挨拶は『暖かいですね!』。このまま、春へと思うが
が、もう一度や二度は、寒さはぶり返しドカ雪が降る事が頭をよぎる。
カメラアングルは
春を先どりしたかのような、暖かな空気が漂う絵鞆臨海公園(親水緑地)からの眺望です。







 絵鞆臨海公園に隣接するプレジャーボートのキープハーバー。「エンルムマリーナ室蘭」は、道内屈指の
海洋レクリエーション施設です。




 当地は、北海道でも温暖な地域。特に冬期間の雪が少なく、港の外に広がる噴火湾では四季を通して釣
りが楽しめます。
早朝、沖に出ていた釣り人を乗せたプレジャーボートが帰還。プレジャーボートは順次クレーンで吊り上げら
れ、陸置き施設に陸揚げされます。


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幌別川の上流風景

2015年02月21日 | 室蘭の景色



 オオハクチョウが越冬している河口付近を後に、6Kmほど山間部に車を走らせると幌別川の中流域に
辿り着く。
 鷲別川は、鷲別岳の標高740m付近を水源とする全長15Kmほどの河川です。
下流域でダム湖を経て、
太平洋に流れ下ります。




 川床の岩石や地形が影響しているのでしょうか。流水にしては珍しいゆらぎと、水の色がとても美しい川
です。








 偶然、カワガラスに遭遇。水中にもぐって採食する珍しい習性を持つ野鳥です。










 幌別川の下流域。雪原のように見えますが、全面結氷した工業用水のダム湖です。湖面の一部では、
結氷する際に膨張・収縮を繰り返し、氷がせり上がる自然現象が出現。せり上がった氷の断面は20cm
ほどの厚さです。




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幌別川は水鳥の越冬地です

2015年02月20日 | 室蘭・野鳥&水鳥



 幌別川は、後方の山塊を水源とする。流れの緩やかな下流域はハクチョウや水鳥の越冬地。さらに、葦が
生い茂る川洲は 一年を
通して多くの野鳥たちのサンクチュアリです。







 川面では、オオハクチョウが翼を休めています。昨年の11月に、遥か3000キロメートル離れたシベリア
から飛来。やがて、早春が訪れる3月の中旬頃になると、再び北の繁殖地に向かって旅立ちます。










 今シーズン初めての遭遇、川の洲を餌を求めて歩くエゾシカです。


 


 マガモ、遥か離れた北の繁殖地から飛来。この河川では、オオハクチョウと共存しながら冬を越します。
下の画像の水鳥は、独創的な姿をしたウミアイサイです。


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夕空

2015年02月17日 | 室蘭の夕日&夜景



 暦では立春を過ぎたが、当地の季節の進み具合は寒・暖のスイッチバック。今日は、最高気温は5℃と、
3月中旬頃を思わせる陽気。夕方になっても晴れ間が広がり、久しぶりに西の空が茜色に染まりました。




 日の入り時間が日一日と遅くなる。今日、当地の日没時間は17:10分。室蘭港崎守埠頭から穏やかに
暮れていく西空の光景です。


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2月のイタンキ浜

2015年02月16日 | 室蘭イタンキ浜



 久し振りに、ウォキングを兼ねて、潮騒が心地よく耳に響くイタンキ浜の渚を歩く。今日は、2月にしては、
 すこぶる穏やか。浜に降り立つと、目の前には太平洋の大海原が果てしなく広がリ、潮風に運ばれて来る
 磯の香が漂う。イタンキ浜は、「日本の渚100選」に指定されている風光明媚な砂浜海岸です。
 

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厳寒の空と海

2015年02月14日 | 室蘭の景色



 北西からの風が強烈に吹き付ける。大波が噴火湾の大海原から、白波を立て岸や防波堤に打ち寄せる。
 一方、季節の移り目でしょうか、空に連なり流れる雲もどこか軽やか。今日は、雪雲も薄れ遥か対岸の渡島
 半島に君臨する駒ヶ岳が、波間に小さく浮かび上がりました。







 当市と隣町の伊達市の境を流れるチマイベツ川の河口付近。橋の上に立つと噴火湾の大海原が広がる。
橋の上流域の川面は、
このところの冷え込みで川幅いっぱいに、氷が張り詰めました。

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