グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

朝の空とツルウメモドキの実

2017年10月28日 | 室蘭・四季の野花&花木



日の出から一時間ほど経過した 南の方角の空景色です。秋が深まりにつれて、空が高くなっ
てきました。高層雲が、天空に向かって湧き上がるように緩やかに流れる。カメラアングルは、
海岸線からほど近い、小高い丘の上に広がる牧草地からの眺望です。








 牧草地を取り囲む林の縁で、ツルウメモドキが傍の木に弦をからませ、赤橙色の実をたわわに
稔らせています。秋の空を背景にした赤橙色の実と黄葉は、
枯草色の野で一際鮮やかな彩を放し
ています。

 

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朝の点描

2017年10月27日 | 室蘭の景色



 今日、当地の日の出時間は6時1分。起床は通常5時ですので、朝の撮影が楽になりました。
家から車で5分ほど、小高い丘の上に広がる牧草地から、日の出直前/直後の風景です。






 エゾシカは、日が昇る前から動き始めます。好物の牧草を採餌中のエゾシカに出合う。今が、
繁殖期。夏の間は、雄と雌は別々に行動していましたが、この時期は、一夫多妻制のシフト中
です。







この牧草地の周辺は、道内でも有名な ヒヨドリの渡りの中継地です。10月は、渡りの季節。
周辺の林は、ヒヨドリの旅立ち前の宿泊地。
夜明けとともに、大きな群れを作り本州方面に南下
していきます。









アカゲラは 森の中のドラマー。木を嘴で突く音が響きわたります。さらに、さえずり声も独特
のことから 居場所を見つけるのは容易です。ただ、幹枝の一ヶ所にとどまらずに忙し気に 動き回
るため、カメラに撮り込むのが少々困難な野鳥です。

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雑木林の紅葉

2017年10月24日 | 室蘭の景色



近頃、朝の気温は一桁台。すっかり、周辺の景色が秋色に変わりました。紅葉の条件の一つ、
気温
が8℃を下回ると・・・。近隣の雑木林でも木々が、一斉に紅葉を始めました。





家からわずかな場所にある雑木林。山モミジやカエデが、秋の陽射しに照らされ葉をさまざま
に色付かせる。紅葉の名勝のような華やかさはありませんが、自然の趣がいっぱいの紅葉を見せ
てくれます。毎年、この時期を楽しみにしている雑木林です。








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雪虫が飛び始めました

2017年10月22日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



雪虫は、小さな小さな虫です。身体全体に純白な綿毛を羽織り、雪が降るようにフワフワと庭
で舞う。当地では、雪虫が飛び始めてから 間もなくしますと、
初雪の季節が訪れて来ます。
 ※ 赤い実はベニシタン(紅紫檀)です。実の大きさは5mm程、雪虫の大きさを推測して頂け
   ればと思います。







雪虫が飛び交い始めると、庭の佇まいは一挙に晩秋の雰囲気が漂い始めます。ツルハナガタが、
ロゼット葉の一部を薄紅色に紅葉さ
せています。長年 育て続けていますが、紅葉した葉を
見るの
は初めての事です。









我が家の庭では2本のオンコを植えています。今年は生り年なのか、口に含みたくなるような
実をたわわに付けています。
 この樹木の本来の名はイチイ(一位)。騨高山地方の伝統工芸、一刀彫の材として有名な樹木
です。一方、
北海道や東北地方ではオンコと方言で呼ばれています。

 オンコの実は野鳥たちの大好物。これから季節が進み、野山に餌が乏しくなると。野鳥が庭に
飛来、全ての実を啄んで行きます。





 コーカサスキリンソウ トリカラー。葉の色が鮮やかさを増してきました。緑色の葉に赤と白
の斑が入るセダムです。






ヒダカミセバヤの紅葉は、葉をサーモンピンク色に染めます。
夏に咲く花も見ごたえがありますが、紅葉も一見の価値があります。紅葉が終わると、地上部は
全て枯れて、宿根の状態で雪の下で冬を越します。






ギボウシの黄葉です。本来は、庭の冬支度を兼ねて葉を刈り取る時期ですが、あえて そのまま
の状態にしています。黄金
色に枯れたギボウシの葉は、 庭の中で存在感を際立たせています。

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光芒の季節です

2017年10月20日 | 室蘭の夕日&夜景



連なり流れてゆく雲の切れ間から、夕日が放射状に光芒を放す。光芒は 雲の流れにより刻々と
変化します。神秘的な光景を眺めていると、ついつい時間が経つのを忘れてしまうほどです。
 これから季節が深まるにつれて、噴火湾の上空は、西風に運ばれてくる雲の通り道、本格的な
光芒の季節が訪れて来ます。


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測量山の近傍を散策

2017年10月18日 | 室蘭の景色



測量山は、中心市街地に隣接した自然豊かな場所です。標高は199mほど、絵鞆半島で最も
高い地点です。頂には、展望塔やNHKを始め民放各社の電波塔が林立しています。



測量山と向かい合う女測量山の標高は160メートル。久しぶりに、周辺の散策路をを歩く。
付近一帯は、
春夏秋冬を通して 200種類ほどの野鳥が生息するサンクチュアリです。



秋の陽射しに葉をきらめかせる、エゾヤマザクラ(蝦夷山桜)の紅葉です。





 女測量山の外海側の散策路を行くと、太平洋の大海原の眺望が広がります。さらに、眼下には
度々記事を投稿しています 追直漁港方面の景観が望めます。





測量山観光道路は絵鞆半島の尾根部を走る。道路の両側には鬱蒼と木々が茂る雑木林が続く。
雑木林の中では、
モミジやカエデが紅葉の最盛期を迎えています。









ホオジロです。鳥名は以前から知っていましたが、目にするのは初めて。少々、心が高鳴る中
での撮影でした。












秋の青空を背景に見る ガマズミの紅色の実と紅葉は格別。この時季のガマズミを目にすると、
毎年のことですが、繰り返しカメラに撮り込んでしまいます。



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夕空と夕日

2017年10月17日 | 室蘭の夕日&夜景



清々しい 秋の夕空が広がりました。当地では、このところ日中の最高気温は15℃を下回る。
一挙に、ヒヤッとした空気感が漂う季節が訪れて来ました。
カメラアングルは、室蘭港の外防波
堤越しに眺める夕空の光景です。


 


サンピラー(太陽柱)。完璧な状態ではありませんが、夕日が放す光が天空に向かって垂直に
伸びる。



秋の日は釣瓶落としの如く、日の入り時間が早まって来ました。
当地の日没時間は16:55分。噴火湾を隔てた対岸、渡島半島の山並みに沈む夕日が、西の空
を茜色に染める





マジックアワー、夕日が沈んでから15分ほどが経過。残照の中を、夜釣りの小舟が沖に向か
って出航、静ま返る海面に さざ波のような航跡を描き出しました。




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10月の朝景色

2017年10月14日 | 室蘭の景色



当地の日の出時間は5:47分。秋が深まるに連れて、すっかり夜が明けるのが遅くなって来
ました。家から僅かな距離にある牧草地、日の出 直後の風景です。



朝日に照らされる、エゾシカの雌鹿と小鹿の集団です。





今の季節、野ばらの艶やかな赤い実は よく目に止まります。





牧草地の周りにを取り囲む雑木林。秋の気配が濃くなってきました。朝日を受けた木々の葉や
木の実が目に映り込む。




ムラサキシキブ(紫式部)。樹木の実の中では特異、紫色の美しい実をつけます。



 カマツカ(鎌柄)が、ルビーのような紅色の実を付けています。もう暫くすると、葉を赤オレ
ンジ色に黄葉させます。





アオジです。野鳥の中でも特に警戒心が強く、草木の茂みに隠れる習性があります。地味な羽
根の色も
、木々に紛れるためとの説もあります。



ツタウルシは、紅葉の季節の1番バッター。雑木林の中で葉を鮮やかに色付かせています。

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雨上がりの庭に・・・

2017年10月11日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



夜半から降り続いた雨、早朝には降りやむ。ヘンリーヅタが、小さな地味な花を咲かせ始める。
間もなくしますと、ブドウのような小さい実を付け葉を紅葉させます。フェンスに這わせた蔓は、
15mほど。蔓の先端を止めなければ、気根で蔓を固定しながらどこまでも伸びる。生育旺盛な
ブドウ科の蔓性植物です。









 マーガレットは、我が家の定番の鉢花です。初夏の頃から秋遅くまで花を咲かせ続けます。


 




先日も投稿しました、鉢植えのストレプトカーパスが満開になりました。生育条件が揃います
と、3ヶ月ほどの周期で花を咲かせます。一方、やや肉厚な葉は陽にかざされると、葉色の濃淡
と葉脈が際立ちます。

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秋日和

2017年10月10日 | 室蘭の景色



 絵鞆半島の最西端、「絵鞆岬」からの眺望です。
画像のほぼ中央。室蘭港の入口に浮かぶ大黒島は、港のシンボル的な小島です。一帯は室蘭八景
の一つに指定されている市内を代表する景勝地です。
  



 展望台は海にせり出すように造られています。眼下の海域は遠浅、噴火湾の大海原から打ち寄
せる波が、様々な波模様を描き出す。









今日は無風状態ですが、この時期から来年の春先頃まで、北西からの季節風が強く吹き付けま
す。植栽されている樹木が、長年西風を受けながら成長して 幹枝を風下の方向に傾ける。




 『・・・岬』。一般的には、人家から離れた閑散とした場所を連想します。絵鞆岬は意外でし
ょうが、
のすぐ傍の港側には家々が ビッシリと建ち並んでいます。







絵鞆岬を後にして僅かに坂道を下ると、室蘭港の入口付近の海岸線に行き着きます。港内を跨
ぐ白鳥大橋や対岸の室蘭岳方面の風景が目の前に広がります。絵鞆岬を訪れた時には必ず立ち寄
りレンズを向ける場所です。


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