グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

穏やかな夕暮れ時です・・・

2022年03月29日 | 室蘭の夕日&夜景



       限りなく穏やかな夕暮れ時です。
             冬の間、海と空の境に
漂い続けていた雪雲は姿を消す。
                                       久し振りに目にする、茜色に染まる西空の光景です。



        今日、当地の日の入り時間は18:00分。
             室蘭港崎守埠頭の西端から、
日没直前の空と海です。






     
    
     クルーズ客船の室蘭港への入港は2年半ぶり、
       「にっぽん丸」が、夕日の残照の中を次の寄港地岩手県に向けて出港。








        白鳥大橋は馬蹄形をした室蘭港をまたぐように架かる。全長1380m、
     東日本最大の吊り橋です。
  

     日没時間になると、ロープに取り付けられているLED電球と投光器により
     照らし出さ
れます。
     ライトアップに使用される電力は、橋の袂に設置されている風力発電設備
     から供給されるeco
エネルギーです。


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春本番まぢかな追直漁港

2022年03月26日 | 室蘭の景色



     ほぼ3日遅れの記事投稿です。
    陽気に誘われ、追直漁港の周辺を散策。中心市街地に隣接する市内最大規模の漁港です。
             漁港の前面には良漁場の噴火湾と太平洋の大海原が広がる。
      スケトウダラやホタテ貝を始め水揚げ魚種は多種多様。市内は元より、近隣市町村への
             海産物の供給基地です。
  



             ウニ・ナマコ・コンブなどを採取する磯舟の陸揚場から眺望です。





              カモメが食べているのは、バフンウニです。


 

   

       漁港の一角、波静かな入江はホタテ貝の養殖海域。
         春を待ち構えていたかのように、海中から船上クレーンで
            吊り上げられたホタテ貝や養殖篭の点検作業が始まりました。




           

    
  ホタテ貝は出荷するまで2~3年間、海中に吊るした養殖篭の中で育てる。
           手塩にかけ、大ぶりに育てられたホタテ貝は「蘭扇」のブランド名で主に
       海外に輸出されています。
 





     付近の海域で行われているホタテ貝の養殖は 垂れ下げ式。 
         海中に吊り下げる
篭の中には、成長待ちのホタテ貝がビッシリと・・・           











         ホタテ貝の養殖海域で、
          のんびりと羽を休める、シノリガモとクロガモの雄と雌です。







        
       海中から、綱に取り付けた昆布が引き上げられる。
            道南海域の特産「
がごめ昆布?」の養殖作業風景です。

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春一番・・・

2022年03月25日 | 室蘭の景色



   雪が解けた牧草地に、早春の陽射しが降り注ぐ。
    牧草地を渡る風は少々冷たさを感じるが、目に映る景色が軽やかさを増して来ました。





    福寿草の花が咲き始めました。
      
この花が咲き始めてから半月ほどすると、当地では山野草の季節が到来。
      福寿草は、春の訪れを知らせてくれる「春告げ花」です。







   日当りの良い土手で、「蕗の薹」が一斉に芽吹き始める。
       今が旬 / 食べごろです。なんと言っても、サックと揚げた 天ぷら が最高 ‼







    エゾノリュウキンカ(蝦夷の立金花)。
       湧水が流れる湿地が自生地、一般的にはヤチブキと呼ばれる。

         この時期、ひときわ 目を引く鮮やかな黄色の花を咲かせ始める           

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潮の香漂う・・・

2022年03月24日 | 室蘭の景色



           ホタテ漁船が、エンジン全開で沖合の養殖場から漁港に戻る。
           船首がまきあげる波しぶきと、船体が立てる航跡は壮観です。 
 
              撮影位置は、室蘭市追直漁港の沖合の人工島(Mランド)に繋がる連絡橋から。
              絵鞆半島の外海側からの眺望です、半島の内側には室蘭港や市街地が広がって
              います。
海面からそそり立つ断崖の高さは100メートル前後。周辺には道内 
                屈指の景勝地が点在しています。










      Mランドの前面の入江でも、ホタテ貝の養殖漁が盛んに行われています。
      ホタテ貝の養殖
篭を海中に吊るすロープに取り付けられている、色とり
      どりの
浮き球が、周辺の景色に彩りを添える。

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無 風・・・

2022年03月23日 | 室蘭の景色


  
           ようやく気温が上昇傾向に転じる、今日の日中の最高気温は8℃。
         併せて、風もピッタと吹き止まり海面が水鏡のように静まり返る。
           カメラアングルは、室蘭港の一角にある「エンルムマリーナ室蘭」
                      近傍からの眺望です。
 




 



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早春の一コマ・絵鞆漁港のホタテ貝漁

2022年03月22日 | 室蘭の景色



       今日の日中の最高気温は7.5℃、心地よい穏やな陽射しが戻る。
       遠方が春もやで霞む、絵鞆漁港を眼下に室蘭港の入口付近の風景です。

       絵鞆漁港は、室蘭港のほぼ入口付近に位置する。水揚げされる海産物は、
       養殖ホタテ貝や毛蟹など
沿岸漁業を主とする市内屈指の漁港です。 


             





         漁港の前の海域はホタテ貝の養殖場。
            ホタテ漁船が波しぶきを舞い上げ、養殖場から養殖場へと・・・              



        養殖場から、ホタテ貝を満載した漁船が陸揚げ場の桟橋に戻る。



      ホタテ貝が入る養殖篭が、漁船に搭載されたクレーンで桟橋に吊り上げられる。
         


        養殖篭の通称は「ざぶとん篭」、篭状の網の中には、
          市場に出荷される、大ぶりで肉厚のホタテ貝がギッシリと・・・。

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雪をかぶったり/ はねのけたり・・・

2022年03月19日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



        早朝から午前中にかけて、たっぷりと湿り気を含む雪が降る。
       雪解けが進んでいた庭に、春の淡雪がうっすらと積もりました。

       午後になり、薄日が射し始めると積もっていた雪は瞬く間に解
       けて消滅。       
    



           3月に入り、庭は雪に埋もれたり解けたりの繰り返し。
          今日も、午前中は雪をかぶっていた多年草や低木が午後に
          なると姿を現しました。





        コーカサスキリンソウ、
            解けた雪の下から紅色に染めた多肉質の葉を現す・・・。




     イベリス・センペルヴィレンス、和名はトキワナズナ。
      春の開花に向け地中から水を吸い上げ始めたのか、雪に埋もれていたとは
      思えない
瑞々しい株姿を見せる。常緑で寒さをものともしない多年草です。





     ローマンカモミール。
       寒さにとても強い多年草、この状態で雪の下で冬を越して来ました。



           アラビス・プロクレンスも雪の下から常緑の葉をまとい姿を現わす。
          我家の庭で育てる多年草の中で、春になると開花一番を競うように
          花を咲かせる。
寒さに、とても強いアブラナ科の多年草です。

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シノリガモ、長旅の途中 羽を休める・・・

2022年03月17日 | 室蘭・野鳥&水鳥



        市の郊外、室蘭岳の山腹を水源地とするチマイベツ川が噴火湾に流れ込む。
      河口付近の海域は水鳥の餌となる海藻類が豊富。はるか、北の繁殖地に向
      かう水鳥のエネルギー補給の中継地です。
        


        

        この時期になると、ほとんどの水鳥は 北の地域へと 飛び立って行きました。
        シノリガモ。この場所が気に入ったのか、20羽ほどの群れがのんびりと羽を
     休めています。本来、
シノリガモの繁殖地は、はるか遠く離れるシベリア方面。
      一方、道内に順応したシノリガモも・・・。隣、登別市の幌別川では 繁殖が
     確認されています。





               

          シノリガモの習性でしょうか、水浴びと異なって見える。
            雄雌が激しく羽ばたき水を掛け合います。








   オスの羽色は水鳥の中では飛び切り派手‼、
      比べてメスの羽色は地味ですが、
共に泳ぐ姿は玩具のように愛らしい水鳥です。
  

      

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すずめ

2022年03月15日 | 室蘭・野鳥&水鳥



     道内の上空を低気圧が通過、猛烈な風と湿り気をたっぷり含む雪を降らせる。
     こんな日は家の中で待機状態。少々 時間を持てあまし気味。庭のオンコの木
     を止まり木にするスズメを窓越しに、カメラに撮り込んでみました。             

        


    当ブログ、スズメをテーマにした記事の投稿は初めて。
     すずめは、あまりにも身近すぎて見過ごしぎみ。今日は窓越しでじっくり観察。
    
 頭部は赤茶の雀色で、肩から尾にかけては茶褐色で、黒斑が全体を際立たせる。
     あわせて、首脇や腹部の白色の配色は絶妙。他の野鳥と比べても、遜色がない
     羽の色をした愛らしい小鳥です。








       今朝も庭木のてっぺんで、仲間を呼び寄せているのでしょうか。
             家の周りにすずめのさえずりが響く。

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エゾシカの雄の群れです・・・

2022年03月14日 | coffee break;(etc )


 
       付近一帯に積もっていた雪が解ける。
     藪の中で身を寄せ合い、冬を越してきたエゾシカが一斉に
牧草地に飛び出す。
     エゾシカの雄だけの群れとの遭遇は、今年に入って 初めて目にする光景です。
 
                   


   エゾシカは大型の野生動物、雄の体重は優に100kgを超す。あわせて角を生やした
   雄シカの姿は威風堂々、風格十分
  
    一方、とても警戒心が強く、牧草を食むのを止め射るような視線を向ける。こちらも、
   カメラを構える身を固めて撮影です。




        エゾシカが牧草を食む風景はとても長閑です。
             酪農家の方にとってシカによる牧草被害を思うと

                いつも微妙な心持でシャッターを押しています。

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