グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

連日、4月下旬並みの陽気です

2015年03月30日 | 室蘭の景色



 高気圧に覆われ、4月下旬から5月初旬頃の暖かさ。日中の最高気温も13℃と、春本番のような陽気の
一日でした。

 
例年、今の時期は冬から春へと寒さと暖かい日が混沌としている。一方、今年は一挙に季節が移り変わる。
今日も朝から、暖かい大気が流れ込み、春もやが周りの景色をボンヤリと霞めました。





 アズマイチゲ(東一華)。イチゲの仲間では一番初めに花を咲かせます。それにしても、まだ3月。例年に
比べ、一足も二足も早い開花です。







 先日、記事を投稿した同じ場所に咲く福寿草の花が満開になりました。この林床は、間もなくすると福寿草
やアズマイチゲに続くように、
カタクリを始めキクザキイチゲ・キバナノアマナなどの春の山野草が一斉に花を
咲かせ始めます。







 エゾアカゲラが杉の幹に器用にへばり付く。餌になる虫でも・・・、嘴を強烈に幹に打ち付ける音が林の中
に響き渡ります。






 エゾナニワズ(蝦夷難波津)。花色は異なりますが、沈丁花に良く似た花を咲かる落葉低木です。



 エゾノリュキンカ(蝦夷立金花)、黄色の花と若草色のコントラストが際立ちます。例年、3月に花を咲かせ
ることは稀。今シーズンは、どの山野草も陽気に誘われて開花を早めています。


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春靄にかすむ・・・

2015年03月27日 | 室蘭の景色



 今日は、道内全域で気温が上昇。当地でも、日中の最高気温が13℃と4月下旬頃の陽気となりました。
時ならぬ暖かさで春靄が発生。遠方の景色が、オブラードをかぶしたかのようにぼんやりとかすむ。
   何時も混沌としている霧」・「靄」・「霞」の区分を
Webで調べて見ました。霧は視界が1km未満。一方、靄は遠方
    が灰色
に見え、視界が1Km以上を越える。因みに、霞は文学表現であり気象学的定義はないとの事です。




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低気圧が通り過ぎた朝

2015年03月26日 | 室蘭の景色



 発達した低気圧の影響で、強風と冬のような気温の天候が続いていました。今日の朝は一変、早朝から
 春先の
穏やかな空が広がる。カメラの立ち位置は、海岸線から1kmほど離れた100mほどの高台から眺
 める室蘭港の朝景色です。









 昨日まで、北西から吹き付ける強風で白波を立てていた港内。今日の朝は、周囲の音をかき消すかのよ
うな静寂感が漂う









 埠頭の一角では、早朝から 東日本大震災被災地向けの復興工事用の石材積み出しが行われています。
近郊の砕石場から運び込まれた石材は、連日、運搬船で東北地方の各被災地に輸送されています。

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水ぬるむ

2015年03月21日 | 室蘭の景色



 今日の日中の最高気温は11℃、4月下旬並みの陽気。道内に居住して40年あまり、この時期にしては、
記憶に無いほどの暖かさです。
 市街地の後方にそそり立つ、標高911mの室蘭岳。頂きから中腹にかけて残雪を纏っていますが、近ごろ
の気温の上
昇で日毎に雪解けを速めています。




 道すがら立ち寄った湧水が流れる小さな小川。 岩にビッシリと生えた苔が、早春の日射しを跳ね返す。



 小川にはクレソンが自生しています。流れの中で、茎の下部から白いひげ根を旺盛に伸ばし始めていま
す。間もなくしますと、小さな4弁の純白な花を咲かせます。










 毎年、この時期になると陽だまりに咲くオオイヌノフグリに目が止まる。淡い青色の花は、雑草とは思えな
いほどの愛らしさを感じます。 




 道沿いの農家の畑で咲くクロッカスです。我家の庭では、ようやく地中から葉を伸ばし始めたばかり。毎年、
この場所のクロッカスは、どこよりも早く花を見せてくれます。









 家から程近い場所にアオサギの営巣地がある。冬の間は、寒さを避けて南の方面に姿を消していたアオ
サギが戻ってきました。 繁殖期を直前に巣の補修に懸命です。




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朝もや

2015年03月18日 | 室蘭の景色



 昨夜の夜半から降りだした雨が上がる。今の季節にしては気温も高目、暖かな朝です。今シーズンに入り
初めて目にする朝もやが、薄すぼんやりと周囲の景色を霞めました。








 室蘭岳の山麓から、雪解け水を集めて流れ下る清流。近ごろの暖かさで、日毎に水かさを増し始める。



 川岸に自生するフッキソウ(富貴草)が蕾を膨らませています。常緑の葉を茂らす事から、別名ではキチ
ジョウソウ(吉祥草)などと縁起の良い名を持つ常緑低木です。







 



 陽気が良くなるに連れ、シジュウカラやコガラやコガラなどの野鳥たちの動きも活発になって来ました。
殖期がまじかなのでしょうか、囀りながら木々の梢を機敏に飛び交っています。

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夕日と港の夜景

2015年03月15日 | 室蘭の夕日&夜景

 

 冬型の西高東低の気圧配置が大きく崩れ、等高線の間隔も広がる。早春の幕開きを知らせるように霞が
薄っすらと西空を覆う。数ヶ月ぶりに、
穏やかな茜色の空が出現しました。カメラアングルは室蘭港崎守埠頭
の最西端から眺める夕日の光景です。








 室蘭港は字形埠頭の対岸は絵鞆半島。港内の海面に映る光跡は、「道の駅みたら室蘭」、「絵鞆臨海
 公園」や家々の灯りです。

  半島の一番高い地点は標高199mの測量山。頂上には、NHKや民放各局の電波塔が林立しています。
 夜の帳が下り頃になると7基の電波塔はライトアップされ、夜の空に浮かび上が
ります。

 


 白鳥大橋は室蘭港の入口に架かる。橋の全長は1,380m、主塔の高さ140m、関東以北最大の吊橋
です。
日没時間に併せて、スポットライトとイルミネーションが点灯。夜の空と海に優雅な姿を映し出します。
  白鳥大橋が海面に映り込むのは、風向きや
風の強さ、さらに波の立ち方などの自然条件が揃うと見る事
出来る光景です。カメラアングルは、室蘭港崎守埠頭の東の端から眺める夜の港の光景です。 


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陣屋の森に咲く福寿草

2015年03月14日 | 室蘭・四季の野花&花木



 早朝から、透き通るような空が広がりました。この二週間ほど、スッキリとしない天候が続いていましたが、
今日は、久し振りに風も吹き止まり、一日いっぱい早春の陽射しが降り注ぐ穏やかな日和でした。





 

 南部藩モロラン陣屋跡に隣接する杉林の中。この福寿草の自生地は、北側に小高い山や雑木に囲まれ、
南側に面した傾斜地。今、福寿草の花が見頃を迎え、陽射しを受けた花弁が金属的な光沢を放しています。
 





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春先の雪とヒヨドリ

2015年03月13日 | 室蘭・野鳥&水鳥



 この時期になると、庭にヒヨドリのさえずりが朝から夕方まで響き渡る。庭に飛来し始めた頃には、些細な
物音にも飛び立っていました。今ではすっかり慣れて、少々の事では飛び立ちません。意外にも、飼いならす
と人を見分けられる事から、人との関わりは古く平安時代まで溯るそうです。
 ヒヨドリは、
広くアジアの国々に分布していますが主な生息地は我が国。ごく身近に見られますが世界的に
珍しい野鳥として知られています。








 ドウダンツツジ(灯台躑躅)が、密に茂らせた細い小枝の上に雪を積もらせました。本来の自生地は本州
 や四国などの温暖な山岳地帯。一方、涼冷な当地の気候が自生地に似ているのでしょうか、多くの家々で
 は庭木
として親しまれています。
 我家の庭でも、4本のドウダンツツジを植えています。新緑、花の時期、さらに秋の紅葉と一年を通して目を
 楽しませてくれる落葉低木です。


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春先の雪

2015年03月12日 | 室蘭の景色



 春を迎えるハードルのように、猛烈な風を伴う低気圧が通り過ぎる。2日ほど前には、周辺の雪は跡形も
なく消えていた。今日は一変。昨日から断続的に降った雪が、再び野山を一面の銀世界に豹変させました。




 春先に降る雪は湿り気を含み、冬枯れの木々の幹や枝に張りつく。小枝に付いた雪が朝の陽射しを受け
て、純白な
雪の花を咲かせました。









 道路沿いの土手から流れ出る湧水。先日までは、凍り付き一滴の雫もありませんでした。3月も中旬を迎
えると、ゆっくりですが春への鼓動が強まり始めてきました。





 当地では冬が明けると、まず初めに瑞々しい蕗の薹が地中から姿を現します。早春の息吹を感じさせてく
れる一幕です。



 先日から、花を咲かせ始めていた福寿草が雪の衣を羽織る。当地では、雪割草の花が咲く頃になると、雪
が積もるほど降るのは稀です。毎年、福寿草の花と雪のツーショットは楽しみにしている被写体です。


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旅のつれずれ

2015年03月10日 | coffee break;(etc )



 今回の旅の行き先は愛媛県松山市。新千歳空港から直行便は無く、羽田空港で乗
 り継ぎ、往復で約2,540キロメートルの空の旅。今回は私事が主、全行程は4泊5日
 ながら観光する時間は限られた旅行でした。


  

 松山空港のロビー。グラスを高さ1.5mほどに積み上げた「みかんジュースタワー」
と宇和島の
「牛鬼まつり」のディスプレーが出迎えてくれました。





 松山の土産のと言えば、「じゃこ天」と四国名菓の「タルト」。今回も旅行カバンの隙間
に詰め込み
、家に持ち帰って来ました。

 





 松山市で訪れた石手寺は、四国八十八か所の51番札所です。国宝の山門の両側
に架かる「
大わらじ」に驚かされる。
  山門の奥に見えるのは重要文化財の本堂です。境内に建つ鎌倉
期の建造物のほと
んどが、国宝や重要文化財に指定
されています。
  今の時期は、まだ、お遍路さんの姿は見受けられませんでした。変わって、道後温泉
が近いためでしょうか
、観光客の方々が境内を賑わしていました。

  
 






 4日目。横浜でも私事を済ませた夕方、山下公園~みなとみらい付近を散策。カメラ
アングルは、新港地区と山下
公園を結ぶ 山下臨港線プロムナードからの夜景。
下の画像は、山下公園付近の点描です。





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