グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

7月の庭に咲く・・・

2024年07月16日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


近ごろ、夏の陽射しが強まり始める。
庭で育てている草花の中で、特に コーカサスキリンソウ類は乾燥や高めの気温を
ものともしない。その中で、ドラゴンズ ブラッドやトリカラーが一際鮮やかな花
を咲かせ始めています。



当地では、今の時期が紫陽花の季節です。我家の庭のガクアジサイ(城ケ崎)が、
満開に花を咲かせています。
咲き始めは、黄白色、開花が進むに連れて、赤みをおび青系へと花色が変化する
紫陽花です。



ヒューケラ、和名はツボサンゴ。本来は、葉を観賞する カラーリーフ植物。
花は小さく地味ですが、花数が集まると一見の観賞価値がある多年草です。       



白花タイトゴメ(大唐米)、白い小花を株全体を覆い隠すように花を咲かせています。




ハタザオギキョウ(旗竿桔梗)、野鳥が種を運んで来た今年から庭花の仲間入り。
大正時代に海外から観賞用に持ち込まれる。今では、繁殖力が強すぎて庭から飛び
出し野生化している植物です。



キリンソウ(麒麟草)、今年の気候が適しているのでしょうか、例年になく、
花を咲かせ続けています。レモンイエローの花と、薄緑色の葉との取り合わ
せが、絶妙な雰囲気を醸しだしてくれる耐寒性の宿根草です。

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6月の庭に咲く・・・

2024年06月28日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


6月の我が家の庭は、一年の内で最も花数が多い季節です。
キリンソウ(麒麟草)が、小さな星形の花を密に集めて咲かせ始めました。
レモンイエローの花と淡い緑色の葉との取り合わせが、目に清々しく映り
ます。



フェンスに這わせ 仕立てる スイカズラ(吸い葛)。先日から周囲にここち良い
芳香を漂わせながら、純白の花を咲かせています。


開花から日数が経つ連れて、花の色は純白から黄色へと徐々に変化させます。
そのことから、金銀花(きんぎんか)と 優雅な別名を持つ半蔓性の植物です。



ラミウム・ピンクパール。
咲き始めたのは5月の中旬、秋が深まる頃まで 花を咲かせ続けます。
多年草の特性に加え、こぼれ種でも挿し茎でも苗を増やせる手の掛
からない庭花です。



ハイコウリンタンポポ(這い紅輪蒲公英)。一年前に知人からの頂き物、当初は草名は
全く分かりませんでしたが、スマホのアプリを駆使し一年がかりで判明。


似た花にキバナコウリンタンポポが存在しますが、花弁の裏側の薄紅色の縦線模様と
20センチと低い背丈が決めて。葉の形は 異なりますが、タンポポにそっくりな花を
咲かせています。



ミヤギノハギ(宮城野萩)、夏に花を咲かせることから別名では「夏萩」と呼ばれる。
ヤマハギに似ていますが、花の色が鮮やな花を咲かせます。



ヒデンス・ゴールデンフレンズ。花名の通り 太陽光を受けると黄金色に、
株は、特段手を加えなくてもコンパクトにまとまる。キク科の多年草です。



ジャーマンカモミール。一年草のハーブですが、毎年こぼれ種が芽ばえ
可憐な花をさかせます。わが家ではハーブとしては利用していませんが、
庭花として育て続けています。

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雨上がりの庭に咲く・・・

2024年06月18日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


昨日の午後から降り始めた雨、今朝早くには降り止む。庭の草木が朝日を受けて
瑞々しく目に映る。
当地にもサツキの季節が到来、庭で 一番初めに花を咲かせるのは、この八重咲き
のサツキです。



ヒダカミセバヤ、白緑の葉の上に雨の雫をのせる。真夏の頃になると、細い茎先に
紅色の小さな星形の花を咲かせます。ヒダカミセバヤは、道内の太平洋側の海岸の
岩場に自生するベンケイソウ科の多肉植物です。



アネモネ・バージニアナ、和名では「春咲きシュウメイギク」。菊と花名が付きますが、
菊とは全く異なる
キンポウゲ科の宿根草です。



セダム ドラゴンズブラッド。赤銅色の葉色が特徴で茎は半立性、茎を摘み取り
庭土に伏せておけば発根、株を増やすことは容易。手がかからない 生育旺盛な
セダムです。
   



クレマチス・ドクタールッペル。淡い桃色で8枚の萼片の中央には赤桃色の筋が入る。
今年は例年に比べて花の数が多い。花は大輪咲き、雄しべと雌しべとの 絶妙な取り合
わせが美しいクレマチスです。

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6月の庭に咲く・・・

2024年06月04日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


当地では、ツツジの季節は一週間ほど前に過ぎる。一方、このツツジは遅咲きで
今の時期が見ごろ。品種不詳、おそらく咲く時期から考え ツツジの改良種かと。
庭のサツキ、蕾を膨らませ始めた。あと半月ほどすると開花、同じツツジ属の花
の時期を取り持つ貴重なツツジです。



アンドロサセ。和名は、トキワハナガタ(常盤花形)。臙脂色の細い花茎の先に、
小花を球状に集め花を咲かせています。元々の原種は、ヒマラヤの高山帯の礫地
に自生する 耐寒性常緑多年草です。                                      



日陰の庭のグランドカバーといったらアジュガ。
日向でも日陰でも生育旺盛。全てに手がかからない半常緑多年草(宿根)です。 



アルメリア、淡紅色の小花をボール状に束ねて花を咲かせ続けています。
和名ではハマカンザシと可憐な名を持つ、生育旺盛な常緑多年草です。
           



シラー ヒスパニカ、淡青柴色のベル形の端正な花を穂状に付け咲き始めています。 



ブラキカム・アングスティフォリア。薄紅色の花の径は2cmほどと小さく、
葉は菊の葉を小さくしたような形、可憐な花を咲かせる多年草です。



アケボノフウロ、赤紫色の花と深緑色の葉との取り合わせが、初夏の庭に爽やかさを
醸し出してくれる多年草です。



マーガレット、初夏から秋遅くまで花を咲かす。わが家の定番の庭花です。
この株は、昨年の春に園芸店で購入。秋に室内に取り込み冬を越してきた鉢植え。
数年前から、冬越しに挑戦してきましたが都度失敗の連続でした。何が功を奏し
たか 今シーズンは大成功
今は 鉢植えのまま屋外で栽培、株を覆い隠すように花を咲かせています。
                                         (6/5 マーガレット追加記事です)

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初夏の庭に咲く・・・

2024年05月21日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


当地では5月になると、庭の草花や野山に自生する草木が一斉に葉を茂らせ花
を咲かせ始めます。今年は、我家の庭で育てる草木も例年になく勢いを感じる



3種類のプリムラ、 ジュリアン・ポリアンタとベリスを育てています。
今月の初旬ごろから 花を咲かせ始めたジュリアンは早々花を咲かせ終
わる。一歩遅れて、べリスやポリアンサが花を咲かせ始めています。



アルメリア、庭で育て始めから30数年の時が過ぎる。和名は、ハマカンザシと
美しい草名を持つ。


  
イリス・クリスタータは、花径5センチ・草丈は15センチほどとすべてが
小型の植物。
薄い花びらは雨が苦手。一方、乾燥や寒さに強い生育旺盛なアヤメ科の植物。



マーガレット、始めて冬を越し花を咲かせる。鉢植え栽培、秋に屋内に取り込み、
何度も冬越しに挑戦してきましたが失敗の連続。
今年の冬は、暖冬気味に経過 それが功を奏したのでしょか。冬を越し早々、花を
咲かせています。



サラサドウダン(更紗灯台)。黄白色の花弁に、紅柴色の模様を付けた釣鐘形の
花を枝に吊り下げる。ツツジの仲間の寒さにとても強い落葉低木です。



イベリス(トキワナズナ)とミヤマオダマキが、庭の一角で花を咲かせ続けています、

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5月の庭に咲く・・・

2024年05月13日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



ミヤマオダマキ、この時期を待ち構えていたかのように独創的な花を咲
かせ始める。花弁のように見えるのは萼片、中央の白い円筒形の部分が
本来の花です。
  
毎年、秋に
採取した種は庭の適当な場所に直播にしておけば株は増える。
生育旺盛で、全く手間の掛からない耐寒性の宿根草です。 


。       
アラビス・プロクレンス、Webで検索をかけてもてヒット件数は僅かな植物。
和名はハタザオ、細くしなやかな花茎の先端に純白で4弁の小さな花を咲か
せています。

冬でも、常緑の葉を付けたまま、雪の下で冬を越す極めて耐寒性の強い植物。



アンドロサセ・スターダスト。ロゼット状の株から立ち上げた細い花茎の先端に、
花の径1センチ程の小さな花を付ける。元々は高山性の植物、夏の暑さには弱い
が、寒さには極めて強い植物。そのことから、和名は深山カスミ草とも呼ばれて
います。



ドウダンツツジ'が、壷形の純白な小花を枝に吊り下げる。新葉と純白な花の
取り合わせが清々しく目に映ります。また、季節が進み秋になると橙黄色に
葉を染める。季節ごと、庭に風情を醸し出しくれる樹木です。



ムスカリ、当地では 初夏定番の花です。
小さな壺型で青紫色の花を房状に付け咲かせています。草丈も低く全体的に
地味な感じがします。一方、ムスカリの花は逆光で撮影しますと別の表情を
見せてくれる植物です。

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雨上がりの 5月の庭に咲く・・・

2024年05月08日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


早朝から断続的に小雨が降る。からからに乾いていた庭の土や植物も潤いを取り戻す。
小雨が降りやんだ頃を見計らい撮影した庭の一コマです。
イベリスが独創的な純白な花を咲かせています。通流名は冬でも緑葉を絶やさない事
から トキワナズナ、アブラナ科の耐寒性多年草です。



ミヤマオダマキが、個性的な蕾を膨らませる、あと2~3日ほどすると開花です。



耐寒性多年草 のセダム。オウゴンマルバマンネンソウ(黄金丸葉万年草)と、
コーカサスキリンソウトリカラー。先日まで生彩をかいていたが、瑞々しい
新葉を萌え立たせ始めています。



ラミウム 。花は赤柴色で、葉の中央部には銀色の斑が入る。毎年、春になると毀れ種が
発芽し株を増やします。



今の時期の庭花の定番、デージーも元気に花を咲かせる。元々の原産地はヨーロッパ。
暑さにやや弱いが、寒さに強い多年草です。



ラブラドリカ、流通名は「宿根スミレ ムラサキシキブ(紫式部)」。
家の土手の水抜き穴に、種が入り込み育った ど根性のラブラドリカです。
3年ほど前から、毎年この状態で 春になると芽生え花を咲かせています。



木瓜、本州穂面ではすでに開花期が過ぎたでしょうが、当地では毎年この時期になると
鮮やかな深紅色の花を咲かせてくれます。

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庭の草木もシーズン開幕です・・・

2024年04月17日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


霧雨に濡れた庭の草花が目に清々しく映る。
花びらに雨の雫を付けた チオノドクサが満開になりました。花名はどこか和の趣を
感じさせるが、原産地は国外 花名の由来はギリシャ語のChiono(雪)とdoxa(輝き)
二つの言葉が組み合わさる。

我家の庭に春が訪れると、シラー・チューベルゲニア、クロッカスに次いで3番目
に花を咲かせる球根草です。



クリスマスローズも、薄紅色の花を咲かせ始めています。



コーカサスキリンソウ トリカラー、若葉は爽やかな緑色。生育が進むにつれて
葉の縁を薄赤く染める。耐寒性がとても強い多肉植物です。



この時期のミヤマオダマキの若葉は、 葉の上に 雨のしずくを見事にのせます。


             
木花も蕾を膨らませ始める。
ボケの生育適地は本州以西。当地は道内では温暖な地域、植えてから30年余りが
過ぎますが、毎年 鮮やかな深紅色の花を咲かせてくれます。



庭木のチシマザクラの蕾が開花寸前です。

列島を北上して来た桜前線が道内に上陸、16日に道南地方でソメイヨシノ
が開花。一方、2024年の室蘭での ソメイヨシノの開花予想は4月24日。
当地では。チシマザクラ・エゾヤマザクラ・ソメイヨシノの順で桜が花を咲
かせ始めます。

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庭に咲く 春の一番花です・・・

2024年04月11日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



ようやく、当地でも庭植えの草花が花を咲かせ始めました。今シーズンは、
3月下旬頃の気温の低下に伴い、例年に比べて一週間ほど開花が遅めです。
シラー・チューベルゲニアは、春になると、我が家の庭では一番初めに花
を咲かせる球根草。白い花びらに、薄水色の斑が入る清楚な花を咲かせて
います。


 
春の代表的な庭花、今となっては球根をだれから貰ったのか何処の園芸店で
購入したのか不明
特に、上の画像の黄花クロッカスの正式名は数十年間 分からずじまい。毎年
この一株だけが花を咲かせる 貴重なクロッカスです。



ミヤマオダマキ。開花はもう暫くしてからですが、庭で育てる草花の中では
いち早く、新葉を萌え立たせます。



室内で育てる ミニセントポーリア。2~3か月のインターバルで可憐な花を
咲かせ続けています。
生育環境は、室温は18~23℃ほどでカーテン越しの明るさがある場所で
育てています。水遣りは鉢が軽くなったのを見計らい、取り置きの水を施し
ています。
株を増やすのは我が家では葉挿し、葉柄を付けた葉を切り取り、他の鉢植え
の隙間に挿しておけば、容易に増やすことが出来ます。
                        (4・12一部の画像を更新しました)

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雪の季節がやってきました・・・

2023年12月13日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


雪が薄っらと庭に降り積もる。当地で初雪が観測されたのは11月11日。それから
半月あまり、ようやく雪らしい雪が降りました。

すでに、道内の内陸部では「日最深積雪」が61cmを記録する地域も
一方、昨日降った雪は瞬く間に解け、現在の当地の積雪量は気象台の発表では0cm
画像は、屋内で育てる鉢植え栽培のオタフクナンテンと庭植えのヤブコウジです。



この時期になると。当地では庭で育てる植物たちは冬ごもり。変わって、室内で育てる
草花が主役となります。
10月に挿し芽をしたヒデンス(別名ウインターコスモス)が根付き、葉を生き生きと
させ蕾を膨らませ始める。

同じ時期に挿し芽を行った エロディウム(流通名はヒメフウロソウ)も、順調に根付き
花を咲かせ始めました。



ミニセントポーリア、次から次へと花を咲かせ続けています。



シクラメン。今年は夏の暑さを乗りきる事は出来ず、秋口に新たな鉢植えを購入。室内の
生育環境が適したのか、元気ハツラツ花を咲かせています。



ポトスライム、日差しを受けると葉の色が一際鮮やかさを増す。伸びすぎた茎を切り取り、
水に差しておけば容易に発根しますので、つど株を更新しながら育て続け10数年が経過。
生育旺盛で手間がかからないな観葉植物です。

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