何日振りだろうか、日中の最高気温は3℃。白鳥大橋に設置されている電光掲
示盤の表示は風速0m/sec、今日は数日続いた真冬日から解きほぐされ、北西の方
角から強く吹き付ける季節風で、白波を立て、飛沫を吹き上げていた海も静まり返る。
稀に見る穏やかな冬の海です。
水鳥たちも何処にだろうか避難してた場所から、餌の豊富なこの海に戻って来た。
冬の日差しが心地よいのか、嘴を自分の羽毛に差し込んで転寝したり、日差しで温まっ
た羽を冷やすかのように、激しく水を掻き立てています。
水鳥は、愛嬌のある行動をとるホオジロガモです。遥か遠くシベリアから小さな
鳥体で数千km、越冬のため南下して来ました。