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ぽわわーん日記

小石

2005年05月15日 | ひとりごと
ぐうーんとねた。
昨日から14時間も眠っていた。

1週間の沖縄旅行ではゆっくり流れる時間とは反比例して
いろんなもの見て、いろんなこと感じて、
そして何よりもいろんな人と接することで
とても濃密な時間を過ごしていたから
私の中で容量オーバーになってしまったみたい。
月曜日から
「週末はひきこもりしよう」
と決めていた。

沖縄へ行く度いろんな人と出会う。
人の縁って不思議だなーと思う。
古いけど
小田和正の「ラブストーリーは突然に」の
「あの日あの時あの場所で君に会えなかったら
僕らはいつまでも見知らぬ二人のまま」
という歌詞にうんうんと納得してしまう。

学校や職場や趣味の集まりで会う人とは違って、
旅先で出会う人って普段だったら絶対会うハズがないような人も多い。
全く接点のないのだ。
そんな人がたまたま同じ宿に泊まっていたり、たまたまバスで乗り合わせたり、
たまたま飲み屋さんで隣にすわっていたり。
ただそれだけで、言葉を交わす必要もないところで、
でもなにか小さなキッカケがあって言葉を交わすことがある。
小石につまづく感じに似てる。

小石になったり、つまづく人になったりする。

つまづいたってそのまんま素通りすることもある。
でも、つまづいて足を止めてしまうこともある。
その瞬間のお互いのリズムがピタっと合うと足を止めてしまうのだと思う。

瞬間のリズム。
無意識に刻むリズム。

私が小石でいたり、つまづいたりして出会った人とは
後々までつながっていくことも多い。
不思議と。

出会いの瞬間のリズムはピタッと合っていても、
それから先のリズムは人それぞれ。
人と接するなら、その人の光も影も受け入れる度量がなくてはと思う。
光だけの人なんていないんだもの。
それがわからずに、影を見て逃げ出したことがあった。
とても心が締め付けられる思い出。
それでも今もつながっていられるのは相手の度量が大きいのだろう。
感謝している。


いっぱい眠って、一人家でボーっとして、ロールキャベツを作って食べて、
友達と電話して、やっとペースを取り戻せたような気がする。

明日は家から出よう。
小石になったり、つまずいてみたりすることあるかもしれない。
そう思うとワクワクしてきた。