ポッケ動物病院の独り言

病院での出来事・日々気づいたこと・趣味・その他なんでも

ニペソツ山②

2012-07-19 | 山歩き・まち歩き

   

つづき・・・・

  

後方にいた方も登ってきて、話をすると

山形県から登山にきた65歳の方です。

   

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若いときから登山をしていたようですが、4年前の定年を機に

日本300名山の完登を目指し、全国津々浦々

山を登り歩いているそうで、すでに160座登頂したそうです!!

  

北海道からは、26座選出されているそうで、

今年から毎年5-6座登りに来る予定だそうです。

  

前日16日(月)は、石狩岳

14日(土)は、黒岳~中岳~裏旭キャンプ地でテント泊

15日(日)は、旭岳で日の出を拝み~北海岳~黒岳と連日登っているそうです。

  

黒岳はロープウェイとリフトがあり、手軽に登れ、

「すでに観光地化している俗な山なので、混んでいたでしょう?」と問うと・・・・・ 

  

苦笑いを浮かべ、「なので、登りも下りもロープウェイもリフトも乗らないで、

層雲峡から歩いた」との事。。。

  

リフトに乗っている人に、2-3回「あっ!歩いている人がいる」と指を指されたらしい

  

「男気のある人だなー」と、私も笑みがこぼれた。

   

明日18日(水)はテントを担いで、トムラウシに登ると言っていた。

  

さらに格好に驚いた!

  

町を歩いていてもおかしくない感じで、ズボンも普通のスラックスのように見えた。

ベルトは間違いなく、おじさんがよくしている牛革のベルトで

ズボンはメーカーロゴは、外側には見た範囲ではなかった。

  

半そでシャツの下も普通の綿製の肌着だった!!

綿製は吸湿性はいいが、汗などで濡れてもなかなか乾かない。

   

靴は革製の登山靴だった。

  

冬山は登らないらしいが、連日長時間登山して

「高山植物(花)には全く興味は無く、景色を見ながら登るのみ!」との事。

  

これは浪漫ですね!

   

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さあ、下りていきましょう!

  

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なかなかの高度感があります。

   

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天狗岳への登り返し!

   

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天狗岳をトラバースし・・・・

  

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展望が常時開けており、景色が変わるので爽快です!

   

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窪地を登り返し・・・・

  

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振り返ると、存在感のあるニペソツ山が・・・・・

  

さすが本州からの登山者が、北海道の秀峰というだけに

鋭鋒が美しい山容です。

  

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登りでは雲で隠れていた石狩連峰が、はっきり望めます!

  

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表大雪(右から忠別岳~トムラウシ山までの稜線)

  

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中央やや左の小天狗のピークまで登り返し、

右上へ向かって、尾根を下りて行きます。

   

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中央奥に左にピリベツ岳と右に西クマネシリ岳の双耳峰

形からTits Mountainとも呼ばれているらしい・・・・

   

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石狩連峰

  

左から川上岳~石狩岳~音更山~ユニ石狩岳

 

近いうちに行きたい山域です。

   

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帰りの林道で、エゾライチョウが多々います。

 

国道に出るまでに、8羽はみました!

   

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糠平温泉郷の中村屋で、汗を流していった。

   

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糠平湖~然別湖は、エゾジカ密度が高いが

ぬかびら温泉郷スキー場の斜面では、歩きやすいためか

エゾジカを何頭も観察できた。

   

↑「るーるるー、るーるーるるー」と声を掛けながら歩み寄ったら

かなりの近距離でも、逃げなかったぜ!!

    

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然別湖の看板左に天望山、看板右に白雲山

    

Photo

    

↑今回のトラック(クリックすると、拡大します)

GPSによると、今回の歩行距離は18.1kmでした。

  

距離はそれほどでもないですが、登り返しもあり

歩き応えがあり、満足度高し。

    

この日ニペソツ山に登ったのは、私と65歳の方の二人だけでした。

   

コメント (2)
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